世界観

トゥスクル皇国

 主人公達が所属している国 帝国制
 元となったのは初代皇帝の命を救った薬師トゥスクルから
 初代皇帝ジャギは今から700年以上前に原住部族を統一し、トゥスクル皇国を打ちたてた。
 皇国はとにかく広大な国土と多種族が特徴
 本来は迫害され忌避を受ける亜人を含め、様々な人種と文化が混在している。
 加えて凶暴な魔獣や生物が多数確認されている。だからこそ国民は民間人でも戦闘能力が高い
 こういった背景には迫害の文化があるからであり
 亜人もそうだけど何らかの理由で虐げられ、住処を奪われた者たちは皇国を目指した。
 疎まれ、嫌われ、居場所のないはぐれ者たち楽園は、危険な環境でしか許されなかった。
 それをガチで覆してきたのが皇国の歴史。生命力の強さこそが皇国の象徴なのかもしれない。
 その結果、異端な研究とか技術とか色々と入り込んできて現状の国家になった。
 その後は海を越えた遠い国々との貿易も盛んになった。
 北部は山岳、東部は海、南部は砂漠、西部は荒野になっていて、
 北部にはアルビオン、ガリア。西部はトリスティンがある。
 トリスティンとガリアとは国交が無い。現在でも皇国は蛮族として認識されているため。

 現皇帝陛下はハクオロ皇、政治手腕に長け戦術家としても誉れ高い人物。
 しかし、先代のブラック皇があまりにも規格外過ぎたのが彼の不運だろう。
 先代の才覚とカリスマに惹かれた世代から見れば、頼りない印象を受ける。
 息子であるルルーシュ殿下は二人の偉大な指導者に大きな羨望とコンプレックスを抱いている
 だが、世継ぎ問題などは現状では浮上していないし最大の不安要素である新興貴族は大半が排除されたし、
 安定感が出てきたところ。

 貴族には旧貴族、武家、新興貴族がいて旧貴族と武家は昔からの貴族であったが
 新興貴族は15年前にトリスティン王国の大粛清から逃れてきた王国の貴族や商家が大半
 なお旧貴族、武家から悉く毛嫌いされていた模様。
 そして新興貴族は新興貴族筆頭のムスカ大佐と現皇帝の共謀で
 成功しないクーデターを起こしてしまいその大半を粛清される。
 ムスカ大佐は責任を取る形で自決。(現状を認識しており、新興貴族を掃除するための人柱となった・・・)

 皇国の戦力は陸海空どれもがインチキレベル。中でも陸軍が飛び抜けてるけど、
 これは武家や叩き上げの古強者、陸戦系魔甲殻が主要だから
 イメージ的にアメリカ・ロシアが組み合わさって日本とドイツのチート軍人の巣窟ってかんじ
 「僕の考えた最強国家」を地で行くわけだからな。

トリスティン王国

 間違いなく、皇国の現状での揺らぎのない敵国 王政(ただし中身は宗教国家)
 基本は王族・貴族・軍人・平民 亜人は国民とはみなされてない・・・奴隷か家畜扱いになる
 「貴族でなければ人でなし」ってのが平然とまかり通ってる。絶対的な階級制度、平民が楽になるなら軍人になるのが一番
 それが当然だと思ってるあたり、国民も異常なのだ。というのは亡命したアリス博士の弁
 平民が貴族に献上し、貴族が搾取するという一方的な関係で人間性は中世で止まってるようなもの。

 今から約二千年以上も前に魔法という存在を形式化し後世に伝えた始祖ブリミルが発足したブリミル教が国教。
 色々と頭おかしい戒律ばっかりだけど、黄昏の女神を至上とする教義「全ての者を愛し、温もりを与えるって感じ」 
 皇国はブリミル教における聖地であり信仰しない皇国は蛮族だっていうのが王国の見識。
 なので皇国とは国交がない。というか蛮族扱いで国として認めていない。
 皇国に戦争を吹っかけようとしている主戦派だらけである。 

 軍事や政治など王国における最高決定権を持つのはアンリエッタ・ド・トリスティン女王陛下
 ただしただの神輿、王冠みたいなものだ。俗称「飾られた王冠」所詮は最も害の少ないとして選ばれた女王なわけである
 政治においてはシックス伯爵が担ってる。かなり昔から国政に携わってきた一族らしい
 彼がいるからトリスティンが生きていられるのも事実であるらしい
 王宮内ですら賄賂や汚職が飛び交う中、まともに国と民を動かしてるのは彼だけ。
 だから影響力も強いし、人気も高い・・・が本人は「世界に動いてもらおうか、私が退屈しないように。楽しい楽しい玩具を作るために。」
 と言う信条なので本質は腐れ外道であり、吐き気を催す邪悪である。
 軍事ではモウロ将軍がトップ、先代大臣のリハク様の盟友で骨の髄まで軍人気質、生粋の武人
 王国が開戦に踏み切れないのは将軍が反戦派の筆頭だからで
 皇国との戦争による利益が無いことを熟知してるのは、恐らく彼と側近や部下だけらしい
 外交関係も資源とか技術もないのにアルビオンに連絡無しに交渉しようとするダメっぷり
 そのアルビオンは先の大戦で軍事同盟は切られ、さらに今回で国交も破棄されるという・・・

 先王ギルガメッシュの時代は最大・最凶の敵だったが今では見る影もない、民衆への一方的な圧政と無理な軍事強化で
 内部はボロボロになっている。あまりの暴虐不尽な行いに当時の貴族が反発。ギルガメッシュを暗殺した
 彼は暴君だったが、英雄だった。その本質は天災と同じだったが・・・今と比べればマシかもしれないらしい。
 その時の大粛清で王国の貴族や商家が皇国に寝返ったのが皇国の新興貴族。

 強力な魔導軍団 通称【十三使徒】数千人もの強力な魔道士を保有する王国の最高戦力、
 さらにブリミル教との密接繋がりで教会の資金と戦力を利用できるのが強み
 質の良さはピンキリで強い奴は強い、弱いのは弱いとハッキリ分かれてる。
 ガチで正面からやりゃ勝てない相手じゃないが、その後がが面倒だな。新興貴族らの件があるから、それをどうするかが課題。
 アリス博士曰く、「魔導戦力なら互角か、少し上回るけれど、それ以外の戦力は軍事国家である皇国が上ね。
          というか、敵対するなんて考えることですら愚かだわ。
          最後に言えるのはトリスティンがトゥスクルに勝てるのは歴史だけ。
          皇国が征服行為を行わないのが不思議なくらいよ・・・まぁ、迫害を受けたからこそ
          専守防衛を貫いてるのが皇国の美点ね・・・だけれど、彼らは恐ろしいのよ、いつか蛮族たちが牙を剥くんじゃないかって。
          その原因が自分たちだって理解してないあたり、傲慢だわ。」

アルビオン王国

 空に浮かぶ飛行島が国土となる。そういった事から空軍が主体だ、空の戦いでは皇国以外では独壇場だろう。
 しかし年々島の高度が落ち始めている(皇国の観測でも判明していた)
 立ち位置はほぼ中立ね、元々は始祖ブリミルの流れを汲むとしてトリスティン・ガリアとは軍事同盟を組んでいたけれど、大敗からいち早く同盟破棄。
 ブリミル教が国教だったけれど、最近ではほとんど支持されず廃れてる。

 現王アシェラッド王は王家の血を引いていたが、元は空賊というかなり異色を放つ人物だ。
 アルビオンは先王が急逝し、世継ぎが定まっていない状態が続いたが、次々と競争相手を蹴落としていき王座へ付いた。
 彼が王座に付かなければ、アルビオンは内部分裂で崩壊していたかもしれない。
 子供は兄がウェールズ、妹がエリザベス 通称「妖精女王」がいる

 皇国との外交交渉で、皇国のクーデターで一時預かりとなっている西部の領土(元トリスティンの領土)の割譲
 それによる軍事、内政の改革支援を条件で軍事同盟とトリスティンとの国交破棄が成立
 ナナリー皇女がウェールズ王子に嫁ぐことにより同盟締結が正式に。

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最終更新:2014年06月05日 11:12