構造の変更
- 学部構成を大部品「大学」から独立
- 「大学」の流用の便宜のため
- 四都の特色を反映するため、学部内部を分類
部品の追加
- 部品: 連邦大学とは
- 部品: 大学とは
- 部品: 学部制
- 大部品: 研究倫理
部品構造
- 大部品: 連邦大学 RD:93 評価値:11
- 部品: 連邦大学とは
- 大部品: 大学 RD:17 評価値:6
- 部品: 大学とは
- 大部品: 大学施設 RD:4 評価値:3
- 部品: 学生食堂
- 部品: 図書館施設
- 部品: キャンパス
- 部品: 校舎
- 大部品: 大学制度 RD:7 評価値:4
- 部品: 教養科目
- 部品: ゼミナール
- 部品: 卒業論文
- 部品: 実習
- 部品: 単位制
- 部品: 学年制
- 部品: 学部制
- 大部品: 大学機関 RD:2 評価値:1
- 大部品: 学生関連 RD:2 評価値:1
- 大部品: 研究倫理 RD:1 評価値:0
- 大部品: 学部 RD:75 評価値:10
- 大部品: 北都 RD:14 評価値:6
- 大部品: 商学部 RD:7 評価値:4
- 部品: 商学部概要
- 部品: ニューワールド文化学
- 部品: ニューワールド経済学
- 部品: 基礎経済学
- 部品: 基礎会計学
- 部品: ビジネス法入門
- 部品: 統計入門
- 大部品: 水産学部 RD:7 評価値:4
- 部品: 漁業学
- 部品: 水産海洋学
- 部品: 水産増殖学
- 部品: 水産加工学
- 部品: 水産化学
- 部品: 水産経済学
- 部品: 水産工学
- 大部品: 西都 RD:12 評価値:6
- 大部品: 農学部 RD:5 評価値:3
- 部品: 園芸学
- 部品: 農芸化学
- 部品: 農業工学
- 部品: 農業経済学
- 部品: 林学
- 大部品: 地質学部 RD:7 評価値:4
- 部品: 地史学
- 部品: 古生物学
- 部品: 岩石学
- 部品: 鉱物学
- 部品: 堆積学
- 部品: 層序学
- 部品: 構造地質学
- 大部品: 東都 RD:17 評価値:6
- 大部品: 工学部 RD:9 評価値:5
- 部品: 工学の理念
- 部品: 環境工学
- 部品: 化学工学
- 部品: 生物化学工学
- 部品: 土木工学
- 部品: 食品工学
- 部品: 機械工学
- 部品: 海洋工学
- 部品: 安全工学
- 大部品: 軍事学部 RD:8 評価値:5
- 部品: 地政学
- 部品: 安全保障学
- 部品: 軍事行政学
- 部品: 戦略学
- 部品: 戦術学
- 部品: 兵器学
- 部品: 軍事土木学
- 部品: システム工学
- 大部品: 南都 RD:32 評価値:8
- 大部品: 芸術学部 RD:2 評価値:1
- 大部品: 建築学部 RD:2 評価値:1
- 大部品: 歴史学部 RD:17 評価値:6
- 部品: 藩国歴史学
- 部品: 藩国文化史学
- 部品: 共和国歴史学
- 部品: 南国歴史学
- 部品: 南国文化史学
- 部品: 森国歴史学
- 部品: 森国文化史学
- 部品: 西国歴史学
- 部品: 西国文化史学
- 部品: 帝国歴史学
- 部品: 東国歴史学
- 部品: 東国文化史学
- 部品: 北国歴史学
- 部品: 北国文化史学
- 部品: はてない国歴史学
- 部品: はてない国文化史学
- 部品: ニューワールド歴史学
- 大部品: 教育学部 RD:5 評価値:3
- 部品: 国語学
- 部品: 理学
- 部品: 社会学
- 部品: 数学
- 部品: 教育学
- 大部品: 法学部 RD:6 評価値:4
- 部品: 民法
- 部品: 商法
- 部品: 行政法
- 部品: 刑法
- 部品: 国際法
- 部品: 法理学
部品定義
部品: 連邦大学とは
連邦大学は、レンジャー連邦の四都にそれぞれ置かれている大学の総称である。それぞれの都の性質に合わせて学部の住みわけがなされており、学際分野においては一体となって研究が行われる。
部品: 大学とは
高等教育機関の一であり、専門的な学術及び学術的思考の教授、また学術の研究を目的とした、学術の中心と位置付けられる機関である。教授による人材の育成、また研究成果の公表により社会の発展に寄与することを求められる。
部品: 学生食堂
生活の中心、その一つである食を支える設備。規模によっては大学に複数存在する。周辺の住民も日常の一部として利用できたり、あるいは名所として観光者が立ち寄ることもある。安く、栄養バランスを取っており、余裕の許す限り、メニューのバリエーションにも工夫をこらせる。
部品: 図書館施設
大学のために収蔵された図書資料、および博物の類を管理している、建物ならびに設備。紙や博物の種類に応じて、湿度・温度・光量の調節が必要となるため、特殊なものほど保存性>閲覧性という形で整理される。これは、歴史的産物を収集し、後代に伝えることを主眼とした時、従うべき作法があるという学びの提供ともなっている。
部品: キャンパス
大学の敷地全体を指すが、転じて、そこに広がっている、大学全体を通底する雰囲気までを含める。どれだけ様々なテーマに沿った優れた意匠を感じさせる外観や配置が出来たとしても、キャンパスを成立させるのは、教師と学生が持つ活力であり、大学を中心として行われている学問的探求と、そこにまつわる生活の気配なのである。
部品: 校舎
建物のみを指す狭義の校舎ではなく、「学び舎」として、学習の場そのものを指す。各種の用途別に分けられた教室や、運動場、研究室、講堂、また課外活動を行うための学生棟までが包括されている訳である。
部品: 教養科目
学部で専攻する分野の学問以外の知識、考え方を身につけることで、総合的な判断力を身につけ、専門分野の知識をよりよく活かせるようにすることを目的として、教養科目が設けられている。
部品: ゼミナール
担当教員と少数学生とで構成される、専門テーマに関する報告・議論・購読のための集まり。講義とは異なり、受講ではなく、主体性を持っての参加によって行われる。
部品: 卒業論文
大学卒業のため、集大成として最終学年の学生が執筆・提出・口頭試問を行うための論文。また、学部によっては実習・制作・公演・展示・演奏など、それぞれに適した形態を取って行われる。共通するのは、テーマを自ら選んだ上で、一定のノルマが存在することである。
部品: 実習
学んだ知識や技術を、実際の現場や現物に用いることで、さらなる学びにつなげていく学習方式。教育科目によっては資格を得るために特定の実習単位の取得が必須とされる。
部品: 単位制
必要単位数の取得によって進級・卒業を認める制度。必須とされる単位群と、自由取得とされる単位群との合計によって算定する。
部品: 学年制
学年ごとの教育課程修了を認定することで、進級・卒業を認める制度。単位制と併用することも可能であり、学校によって年次の進み方は様々で、単位取得が進まない場合、除籍処分となる制度を採っている場合もある。
部品: 学部制
専攻する学問の大まかなくくりによって、学部に分かれて教育、研究が行われる。必須単位などはそれぞれの学部によって異なる。
部品: 教学組織
学部・学科・専攻および付属研究機関までを包括した組織構造。各大学の特色に沿った構成となる。時代に応じて新しい学問分野が見出されたり、あるいは再編の必要が出てきた場合に見直しを図り、緩やかに変化していく。
部品: 事務組織
大学機関を運営するために必要な部署を揃えた組織構造。人が働いている以上は不可欠な、総務・経理・人事の他に、各学部や学生の対応を行う部署であったり、大学が保有する財産の管理を行う部署も含まれる。
部品: 学生証
入学年度・学部・学校機関および本人確認の可能な身分証明証。有効期限が定められており、卒業もしくは退学によって失効する。学校ごとに異なる校章やデザインが施されており、先進的な機関によっては身分証として以外の実用性のあるツール機能が持たされていることもある。
部品: 学生割引
経済的な能力のない学生を対象として、その負担を軽減するための制度。学生証の提示によって発効する。また、単に商業上の都合により、顧客数数が多く、安定して供給される学生を対象に割り引くことで、収益の上昇が見込めるために行っている場合もある。
部品: 知権・尊厳の尊重
知類を対象とした研究に対しては倫理規定を設け知権や尊厳を脅かすような研究は行うべきでないことを定めている。実効性を持たせるために、研究内容を届出の上、専門の委員会の審査を通ったものに対してのみ実際に研究が行えるようになっている。
部品: 商学部概要
ニューワールド上のダイナミズムあふれる国際競争と市場原理に晒される中、明日を担う実業家には、経済に関する基礎的な教養に加え、多様な文化を理解するための横断的な素養と、各分野に絞り込まれた専門知識との双方が求められる。
部品: ニューワールド文化学
共和国各国の文化について学ぶ単位。各国の商習慣や文化的タブーに大きな違いがある以上、これを無視して自国内だけで完結した視野に留まっていては経済が成り立たない。
部品: ニューワールド経済学
高速で技術や文化が発展し、あるいは一度に後退することも珍しくないニューワールド上で、各事例ごとに各国がどのような対応を取り、それらがどのような経済効果を与えたかの研究を進める単位。
部品: 基礎経済学
そもそも経済学とは何か、その成り立ちから始めて、歴史を追いながら、基本的な用語および概念までを修める単位。
部品: 基礎会計学
経済を数値化することによって可視化し、共有出来る状態にする、会計諸学の基礎を修める単位。財務会計と管理会計の最低限を押さえる。
部品: ビジネス法入門
国内法と、主要産業における各国の法とを広範にカバーする単位。入門という表現とは裏腹に、実例を交えた実践的な内容が主となっている。
部品: 統計入門
数字を元に情報を分析する統計学の基礎を修める単位。単純に方法論だけを学ぶのではなく、いかにして実地で用いて成果をもたらすかであったり、統計の陥りやすい罠の避け方などを叩き込む。
部品: 漁業学
漁法に関する諸学を修める単位。漁具、漁法、漁船、それらの歴史と、水産資源と漁獲量との関係に基づき、持続的に漁業が行えるよう、管理方法までを広く学ぶ。
部品: 水産海洋学
海洋環境、および、それに基いて形成される漁場に関する諸学を修める単位。海流、水温、成分、生態系などを調査し、海という広大な空間のシミュレーションを行っている。
部品: 水産増殖学
水産物の養殖と増殖に関する諸学を修める単位。個別の生態や分類といった生物学的な要素と、商業的な増殖環境の構築との複合的な研究を推し進めている。
部品: 水産加工学
水産物の食品加工、およびそれらを行う過程において必要な衛生管理を修める学問単位。種類によって成分や性質が異なるため、消毒処理や保存加工も多岐にわたり、これらの工業的処置の研究を行っている。
部品: 水産化学
水産物の化学的な分析、およびその成分を利用した食品加工以外の利用に関する学問単位。加工で生じる廃棄物の再利用に関してもカバーしている。
部品: 水産経済学
漁業の社会的・経済的な活動に関する研究を行う学問単位。行政の政策評価や、海洋活動の国際的な関係性といった社会科学的アプローチを取る。
部品: 水産工学
いかにして水産物を生み出す環境を計測し、管理・維持し、形成するかという、工学的な諸技術に関する学問単位。
部品: 園芸学
植物の生産に関する学問単位。非食用の、鑑賞を目的とした造園・栽培を主目的としており、 農学の中では文化に属する分野の研究をしている。
部品: 農芸化学
土壌・肥料・農薬・発酵&醸造といった、農業にまつわる化学分野諸般を修める学問単位。農業活動そのものが生態系と切り離せず、細分化すれば先端化学にも踏み入るため、広範にまたがった一大分野である。
部品: 農業工学
農業と地形改善は密接な結び付きを持っており、灌漑や開拓といった大規模にまたがる農業土木学と、生産・収穫・貯蔵・加工といった工程に用いられる機械に関する農業機械学との二つに大きく分かれている学問単位。
部品: 農業経済学
農業の社会的・経済的な活動に関する研究を行う学問単位。全世界的な天候現象や食料輸出入の連動を鑑み、食料・環境問題も対象としている。
部品: 林学
森林に関する学問単位。資源としての森林と、環境としての森林、二つの側面に関してそれぞれアプローチを行っている。
部品: 地史学
惑星の成り立ちから始まり、その成長過程を追う、総合的な学問単位。いわば星の歴史学であり、地質学の分野を包括的に利用して研究が行われる。
部品: 古生物学
化石標本を用いて行われる学問単位。化石が本来どのような生物であったかは生物学との連携によって推測する。悠久の時間を経た大きな時代単位で出土される化石を元に、地層そのものがどの時代に属するかを分類することも担っている。
部品: 岩石学
岩石がどのような構造をしており、それはどのような現象を経て生成されるものであるかの研究を行う学問単位。
部品: 鉱物学
岩石学と一部重複しているが、資源としての鉱物および鉱床の成り立ちと分布を研究しつつ、自然に産出する鉱物と人工で再現した鉱物との差異や、再現困難なものに関する事由についても物理学的なアプローチで観測している。
部品: 堆積学
堆積物に関する学問単位。現象でひとくくりにしているが、自然現象の中でも、生物由来の堆積物(糞や死骸)と火山由来の堆積物(灰や火山岩など)、水流によって形成される泥砂の堆積物では、それぞれ大きく性質も成り立ちも異なる。共通するのは、堆積過程に加えられる反応があることと、それによって固結するという結果であり、凝縮された土壌の層からの地質情報の解析という手法である。
部品: 層序学
地層の新旧を明らかにする学問単位。長い歳月のうちに、地層は大きな変動を被る。それらの影響を取り払い、情報的に復元していくための研究手段の開発、および研究そのものが対象となる。
部品: 構造地質学
地質のうち、構造がどのようなダイナミズムのもとに形成されていったかを解き明かす学問単位。惑星の地層単位の大きな動きや、それに類似する小さな動きを対象としている。
部品: 工学の理念
ものごとの理を明らかにするのではなく、あくまで目的の達成のために、まだ存在していないものをどうやったら実現できるかを研究する学問である。したがって、原理上は可能というだけでなく、その方法論、安全性、実現性までを包括的に評価するのが工学的態度となる。
部品: 環境工学
マクロからミクロまで、世界には折り重なった多様な層の環境が存在している。それらに発生する諸問題を工学的に解決しようというアプローチが、環境工学である。例えば社会環境に問題があるといっても、労働環境の問題であったり、公衆衛生環境の問題であったり、また双方が密接に絡みついた問題であったりする。これらを分野別に解体することで、各分野の知恵を当てる。あるいは、異なる分野、例えば政治学であったり心理学であったりの、異なるスケールサイズからの影響によって解決を求めるといった、実際的な解決法を見出す学問単位。
部品: 化学工学
理論的に証明された化学反応に基づき、実際的な組織・装置の開発によって製品の製造に至るまでのアプローチを体系化した学問単位。
部品: 生物化学工学
いわゆるバイオテクノロジー。生物のありようを変えることは、巡り巡って、それを行う人間自身のありようをも変えることにつながるため、「なぜ禁忌とされるか」「なぜ禁忌に触れてはいけないか」を、理念からではなく、工学的な原理に基づいて学ぶことが最大の資質であり基礎とされる学問単位。
部品: 土木工学
生活空間を構築するための工学。つまり、自然環境を人工環境に変え、人工環境をさらに良いとされる環境に差し替えていくための学問単位。その領域はおよそ人のいるあらゆる環境に当てはまり広大。住居、治水、測量、交通その他ライフラインの構築は全てここに収められる。
部品: 食品工学
食品製造の過程の効率化を主目的とした学問単位。生産効率のみではなく、いかに自動化後も商品価値を損ねずにおくか、安全面と栄養面との観点も主眼とされる。
部品: 機械工学
機械または機械の設計・製作・使用・運用までを包括する学問単位。技術の発展段階によっては、製造業のほぼ全てが機械工学の影響下に組み込まれるため、細分化による専門分野の限定が大事。
部品: 海洋工学
海洋資源や海洋エネルギーの開発を目的とする学問単位。たとえば古くからある資源利用は塩田であるし、海底油田・ガス田であったり、海洋中に溶け出している希少元素の回収、また、海洋汚染の除去も範疇に含まれる。
部品: 安全工学
安全そのものをいかに実現するかに焦点を絞った学問単位。事故・災害の予防や対策によって得られるものは多く、それらを怠ることによって生じる損失は、長期的・短期的、どちらの観点からも、コストよりも大きい。特にヒューマンエラーに関しては、フールプルーフやフェイルセーフのように、システム的に起こらないような工程の工夫を研究している。
部品: 地政学
地理環境による政治的・軍事的・経済的な影響を研究する学問単位。ニューワールド上では、各国の文化や技術に応じた異世界とのつながりの前例もあるため、地理環境だけでなく、歴史環境(既知の異世界との歴史的近似)も要素に含まれている。
部品: 安全保障学
国家の自衛に関する学問単位。対国家、対テロリズム、対異世界といった軍事的な脅威に対して、外交・国防・経済・諜報といった関連諸要素で対抗するための研究を進めている。また、スケールを変動させた、個人単位の生活を改善するための安全保障、あるいは世界環境を維持・保護するための安全保障という分野も存在している。
部品: 軍事行政学
軍事力自体をいかに生み出し、育て、管理し、維持するかという、行政の側面から見た学問単位。その内部に戦争犯罪や軍の規律を取り締まるための軍事法学や、軍事の指揮系統や編成をどのように組み立てるかという軍制学を含んでいる。
部品: 戦略学
大方針としての戦略をいかに立案・遂行するかを研究する学問単位。かいつまんで言うならば、いかに戦場で有利な状況を軍に用意してやるかという工夫のこと。
部品: 戦術学
大方針に従って行われる局地的な戦闘行為全般を研究する学問単位。一般にイメージされる戦争ないし戦闘のことで、現場の部隊をどのように動かし、勝利を収めるか、あるいは敗北を避けるか、被害をコントロールするかなどの、設定された複合的な目的を達成するための技術。
部品: 兵器学
兵器の性能分析・運用研究・設計開発を行うための諸要素を扱う学問単位。転じて、兵器をいかに製造・運用・管理・維持するかという、行政面も含まれる。
部品: 軍事土木学
軍事に用いられる種々の施設を構築するための学問単位。防御陣地や架設といった一般的な建設対象について学ぶことはもちろん、新規構造の研究や、工学的改善も行う。
部品: システム工学
この場合はロジスティクスとしての軍組織の構築や、軍内で用いられる各種のシステムに限定した学問単位となる。
部品: 造形学
視覚的・触覚的な諸作品の歴史および評価・制作技術を包括的に扱う学問単位。絵画・彫刻・建築・映像その他工芸的な分野全体にまたがっている。
部品: 音楽学
音楽そのものの技術、また諸作品を貫く体系的な歴史、あるいは諸国各地方にまで広がる無数の楽器類やそれらを使った詩吟・楽曲に関して学ぶ学問単位。
部品: 建築学
建物自体の構造および建材知識、ライフラインを成立させるための付属機能、建物ごとの目的に合わせたデザイン方法論を修める学問単位。
部品: 都市計画学
フィールドワークによる実地研究、社会的に求められる環境とは何か、およびその創出、あるいは公共施設としての観点から見た建物の福祉性・防災性・災害拠点性などを修める学問単位。
部品: 藩国歴史学
自国の歴史に関してまとめた学問単位。建国神話や歴代の藩王についてや、地域ごとの歴史であったり、国内から見た諸外国との関係……交戦、出兵など……を修める。
部品: 藩国文化史学
自国の文化史に特化してまとめた学問単位。自国内での文化の発展のみならず、他国との文化交流や人の流出入、分野ごとの協調による成果を包括している。
部品: 共和国歴史学
共和国の歴史に関してまとめた学問単位。共に和してこそ共和国だが、往々にして意見を調整するのに時間がかかり、また腐敗等もあって、ヒロイックを好む帝国が独立していった経緯から、オリオンアーム、ペルセウスアーム、それぞれの地域の成り立ちを含めた歴史と関係性、およびニューワールド上の歴史と関係性までを修める。
部品: 南国歴史学
南国の歴史に関してまとめた学問単位。概要から一例を引くと、南国人は墓守であり、封印・封魔の民である。国を捨てた際に起こるだろう大災厄は、地下への発達の禁忌、魔法遺伝子の意図的欠損とその理由にもつながっており、他方でこれらの理由を忘れている西国人には敵視の目を向けている。また反対の理由で森国には親近感を持っている。文化的にバイオテクノロジーや科学技術の発展に優れており、技術的に暴走しやすいために注意が必要である。
部品: 南国文化史学
南国の文化史に関してまとめた学問単位。概要から一例を引くと、南国人は無線を好み、家計における通信や無線費の割合が高い。また、食べること=浄化という信仰があって、食べたものの形質を受け継ぐ性質がある。このため、妖精だけは自分たちの魔法力が戻らないように食べずに埋葬する。また、異形の生き物に慣れており、簡単に共存する。知恵者という神を、自らの祖として崇めており、今も森に住んでいるのは、その教えがあるからである。一方で、禁忌に触れるのを避けるために、古い木を、禁忌がその下に眠っているとして避ける習慣がある、といった具合である。
部品: 森国歴史学
森国の歴史に関してまとめた学問単位。概要から一例を引くと、森国人はもっとも魔法に強いが、一方で南国からの汚染を恐れているため、武力制圧できないといった具合で、歴史の流れに関する説明が成されている。
部品: 森国文化史学
森国の文化史に関してまとめた学問単位。概要から一例を引くと、操る魔法の根幹は憑依術であり、厳密な死はなく、その魂は憑依して世界に留まるという考えを持っている。また、魔法に強く、科学に偏ると禁忌に触れやすく、注意が必要である。魔法そのものもみだりに強化しないよう、長老たちが抑えている。長老たちは死ねば木に憑依しているため、古い木を大切にしており、木に質問して教えを請うことも多い。
部品: 西国歴史学
西国の歴史に関してまとめた学問単位。概要から一例を引くと、元は南国人の末裔であり、部族合議制で、投票や選挙を通じ、国を経営してきた。また、その地下には遺跡が眠っており、時にこれらの力を用いて繁栄してきた。一方で遺伝子に欠損が多く、これを補うために機械技術を発展させてきた。といった具合である。
部品: 西国文化史学
西国の文化史に関してまとめた学問単位。概要から一例を引くと、伝統的に母系社会の部族主義であり、大家族主義である。資源国として、踏み倒しを警戒するために、実体経済を重んじ、金融を嫌うといった傾向がある。水を一緒に飲むことで友誼が結べる重要な儀式であり、床に座って食事をとる。パイロット職は別格の扱いをされる。森の破壊は気にしないが水源を非常に大事にしているなど、環境破壊を気にしないわけではないが、環境から、もともとの価値観に偏りがある。温泉は性的なイメージを持つ。などの要素がある。
部品: 帝国歴史学
帝国の歴史に関してまとめた学問単位。そもそもは共和国から袂を分かつ形で立国し、宰相府も西国系であるというような経緯を持つ帝国の、共和国への反発から生まれた文化や、独自に醸成された気風などによって進んできた歴史の系譜を紐解いている。
部品: 東国歴史学
東国の歴史に関してまとめた学問単位。概要から一例を引くと、上意下達を旨とし、王権に拠って立ち、選挙などはない。といった具合である。
部品: 東国文化史学
東国の文化史に関してまとめた学問単位。概要から一例を引くと、タブーが薄く、奔放な発達を見せる一方で、信心深く、神々と近しい領域に暮らしている。国によって大きく言語が異なるものの、漢字文化で共通している。
部品: 北国歴史学
北国の歴史に関してまとめた学問単位。概要から一例を引くと、初代皇帝についてきた辺境の蛮族の末裔であり、その歴史的経緯からバイオテクノロジーや魔法などの禁忌に緩い。はてない国と民族紛争を起こすことがある。民主国家は存在せず、投票行為の意味をほとんど理解していない。木製製品を愛用しており、これの供給が途絶えると戦争になりやすい。といった具合である。
部品: 北国文化史学
北国の文化史に関してまとめた学問単位。概要から一例を引くと、貴族文化としては、ケチは名折れといわれるので賃金を高めに出すため没落しやすい。特に、家に招いての食事を重視しており、食器、家庭料理に大金を払う。山ほど食べるのが美徳であり、たくさん出るが、残るのが前提であって、残しても怒られない。その理由は、食料が長期保存できるので余り気にされないからである。太っていても笑われないため、おばちゃんは太った人が多い。また、養子を重んじており、良く友人間で養子を交換する。東国文化を導入して調度品や皿に生かしている。などがある。
部品: はてない国歴史学
はてない国の歴史に関してまとめた学問単位。概要から一例を引くと、エレルの末裔とされ、建物の受けた破壊は数日で戻る。また、貧しさに疑問を持たず、貴族は藩王のみで、町内会を基本の政治単位としている。歴代の皇帝は、はてない国に別荘を構えている。といった具合である。
部品: はてない国文化史学
はてない国の文化史に関してまとめた学問単位。概要から一例を引くと、はてない国人は、商店街の福引以上の幸せを求めず、小さな幸福や家族に意を払っており、なかなか技術発展しないが、する時はおまつりからはじまるとされている。
部品: ニューワールド歴史学
ニューワールドが発見されてから入植が始まり、今に至るまでの歴史を編纂した、世界の近現代史とも呼ぶべき領域。数々の事件や事故、戦争、内紛、内乱と同様に、そこに至るまでの技術的な発達、外交的な経緯などを詳らかにしており、過ちを繰り返さないために、各観点からの検討と解釈も加えられている。
部品: 国語学
自国語および自国古語を中心に、古典とされるテキストや詩歌と、現代文とを取り扱う学問単位。その骨子は論理的な思考を読み取り、また表現するための技法と、そこに至るまでの段階的な教育過程とを、子どもの発達に合わせてカリキュラム編成することで成り立っている。
部品: 理学
生活上の自然科学的な関心を引き出し、また、身近な現象や事物を説明することで、基礎的な生物・物理・化学の素養を与えつつ、子どもの好奇心に対して、その心は是であると、広く学問の門戸を開くためのカリキュラム編成によって成り立っている。
部品: 社会学
人間社会の時間的・空間的な広がりに対して、普段の生活圏の中にも、関心を向ければ未知の領域があり、しかもそれらは同じ社会の一員が構成している、今とつながりがある、自分とつながりがあるという関連性の存在を示唆し、また、紹介することで、子どもたちに社会へと参画する道を開くカリキュラム編成によって成り立っている。
部品: 数学
世界を抽象化し、思考の領域に持ち込む術を、数字という概念を通して学ぶことによって、社会のみならず、世界に影響していくことが可能な、揺るぎない共通基準が存在することを知り、かつ、それらを扱うための階段として様々な知識があり、またそれらの知識を見出すまでの歴史があり、関わった人間たちの物語があり、知識を用いて達成した数々の偉業があることまでを道として指し示すカリキュラム編成によって成り立っている。
部品: 教育学
教育の対象を子どもに限らず、また、教師と受講者という関係性に固定せず、いかにして善く学び、また学び続ける習慣を維持するか、その古からの知恵と現代的な分析と方法論とを組み合わせ、各分野に必要な実際的工程へと再編するための学問単位。
部品: 民法
慣習法ならびに成文法によって形成される、社会共同生活のための法規全般を取り扱う学問単位。体系化し、法典として、国家ごとに時代や文化に応じて編纂を続けて成立している。
部品: 商法
慣習法ならびに成文法によって形成される、経済活動のための法規全般を取り扱う学問単位。会社法、商行為法、保険法、有価証券法、海商法といった法分野の統合体であり、はみ出た領域に関しては民法の範囲として扱う。
部品: 行政法
民法・商法とは異なり、私人同士の関係において成立するものではなく、行政の権力行使に対して枠組みを与えることで制限を課すための法分野を扱った学問単位。複雑な行政に対して、曖昧さを避けるため、成文法を主な対象にしている。
部品: 刑法
犯罪に関する刑罰を定める法分野の学問単位。また、刑罰以外で犯罪または犯罪に近い行為を行う可能性のある者に対する、行動の改善や原因の治療を行う保安処分に関しても研究の対象として含まれている。
部品: 国際法
国家間の関係、ならびに国際組織や個人と国家との関係を規律する法分野、およびその学問単位。国際的な人権や人道といった概念によって、国家に対して弱い立場である個人を守ることもする。
部品: 法理学
法のありように関して哲学的に考察する学問単位。その領域は、単に「法とはどうあるべきか」という論にとどまらず、実態として機能している法への考察から、その効果や意味を論じたり、解釈によって運用される部分に関して理論構成を行ったりと、多岐にわたる。
提出書式
大部品: 連邦大学 RD:93 評価値:11
-部品: 連邦大学とは
-大部品: 大学 RD:17 評価値:6
--部品: 大学とは
--大部品: 大学施設 RD:4 評価値:3
---部品: 学生食堂
---部品: 図書館施設
---部品: キャンパス
---部品: 校舎
--大部品: 大学制度 RD:7 評価値:4
---部品: 教養科目
---部品: ゼミナール
---部品: 卒業論文
---部品: 実習
---部品: 単位制
---部品: 学年制
---部品: 学部制
--大部品: 大学機関 RD:2 評価値:1
---部品: 教学組織
---部品: 事務組織
--大部品: 学生関連 RD:2 評価値:1
---部品: 学生証
---部品: 学生割引
--大部品: 研究倫理 RD:1 評価値:0
---部品: 知権・尊厳の尊重
-大部品: 学部 RD:75 評価値:10
--大部品: 北都 RD:14 評価値:6
---大部品: 商学部 RD:7 評価値:4
----部品: 商学部概要
----部品: ニューワールド文化学
----部品: ニューワールド経済学
----部品: 基礎経済学
----部品: 基礎会計学
----部品: ビジネス法入門
----部品: 統計入門
---大部品: 水産学部 RD:7 評価値:4
----部品: 漁業学
----部品: 水産海洋学
----部品: 水産増殖学
----部品: 水産加工学
----部品: 水産化学
----部品: 水産経済学
----部品: 水産工学
--大部品: 西都 RD:12 評価値:6
---大部品: 農学部 RD:5 評価値:3
----部品: 園芸学
----部品: 農芸化学
----部品: 農業工学
----部品: 農業経済学
----部品: 林学
---大部品: 地質学部 RD:7 評価値:4
----部品: 地史学
----部品: 古生物学
----部品: 岩石学
----部品: 鉱物学
----部品: 堆積学
----部品: 層序学
----部品: 構造地質学
--大部品: 東都 RD:17 評価値:6
---大部品: 工学部 RD:9 評価値:5
----部品: 工学の理念
----部品: 環境工学
----部品: 化学工学
----部品: 生物化学工学
----部品: 土木工学
----部品: 食品工学
----部品: 機械工学
----部品: 海洋工学
----部品: 安全工学
---大部品: 軍事学部 RD:8 評価値:5
----部品: 地政学
----部品: 安全保障学
----部品: 軍事行政学
----部品: 戦略学
----部品: 戦術学
----部品: 兵器学
----部品: 軍事土木学
----部品: システム工学
--大部品: 南都 RD:32 評価値:8
---大部品: 芸術学部 RD:2 評価値:1
----部品: 造形学
----部品: 音楽学
---大部品: 建築学部 RD:2 評価値:1
----部品: 建築学
----部品: 都市計画学
---大部品: 歴史学部 RD:17 評価値:6
----部品: 藩国歴史学
----部品: 藩国文化史学
----部品: 共和国歴史学
----部品: 南国歴史学
----部品: 南国文化史学
----部品: 森国歴史学
----部品: 森国文化史学
----部品: 西国歴史学
----部品: 西国文化史学
----部品: 帝国歴史学
----部品: 東国歴史学
----部品: 東国文化史学
----部品: 北国歴史学
----部品: 北国文化史学
----部品: はてない国歴史学
----部品: はてない国文化史学
----部品: ニューワールド歴史学
---大部品: 教育学部 RD:5 評価値:3
----部品: 国語学
----部品: 理学
----部品: 社会学
----部品: 数学
----部品: 教育学
---大部品: 法学部 RD:6 評価値:4
----部品: 民法
----部品: 商法
----部品: 行政法
----部品: 刑法
----部品: 国際法
----部品: 法理学
部品: 連邦大学とは
連邦大学は、レンジャー連邦の四都にそれぞれ置かれている大学の総称である。それぞれの都の性質に合わせて学部の住みわけがなされており、学際分野においては一体となって研究が行われる。
部品: 大学とは
高等教育機関の一であり、専門的な学術及び学術的思考の教授、また学術の研究を目的とした、学術の中心と位置付けられる機関である。教授による人材の育成、また研究成果の公表により社会の発展に寄与することを求められる。
部品: 学生食堂
生活の中心、その一つである食を支える設備。規模によっては大学に複数存在する。周辺の住民も日常の一部として利用できたり、あるいは名所として観光者が立ち寄ることもある。安く、栄養バランスを取っており、余裕の許す限り、メニューのバリエーションにも工夫をこらせる。
部品: 図書館施設
大学のために収蔵された図書資料、および博物の類を管理している、建物ならびに設備。紙や博物の種類に応じて、湿度・温度・光量の調節が必要となるため、特殊なものほど保存性>閲覧性という形で整理される。これは、歴史的産物を収集し、後代に伝えることを主眼とした時、従うべき作法があるという学びの提供ともなっている。
部品: キャンパス
大学の敷地全体を指すが、転じて、そこに広がっている、大学全体を通底する雰囲気までを含める。どれだけ様々なテーマに沿った優れた意匠を感じさせる外観や配置が出来たとしても、キャンパスを成立させるのは、教師と学生が持つ活力であり、大学を中心として行われている学問的探求と、そこにまつわる生活の気配なのである。
部品: 校舎
建物のみを指す狭義の校舎ではなく、「学び舎」として、学習の場そのものを指す。各種の用途別に分けられた教室や、運動場、研究室、講堂、また課外活動を行うための学生棟までが包括されている訳である。
部品: 教養科目
学部で専攻する分野の学問以外の知識、考え方を身につけることで、総合的な判断力を身につけ、専門分野の知識をよりよく活かせるようにすることを目的として、教養科目が設けられている。
部品: ゼミナール
担当教員と少数学生とで構成される、専門テーマに関する報告・議論・購読のための集まり。講義とは異なり、受講ではなく、主体性を持っての参加によって行われる。
部品: 卒業論文
大学卒業のため、集大成として最終学年の学生が執筆・提出・口頭試問を行うための論文。また、学部によっては実習・制作・公演・展示・演奏など、それぞれに適した形態を取って行われる。共通するのは、テーマを自ら選んだ上で、一定のノルマが存在することである。
部品: 実習
学んだ知識や技術を、実際の現場や現物に用いることで、さらなる学びにつなげていく学習方式。教育科目によっては資格を得るために特定の実習単位の取得が必須とされる。
部品: 単位制
必要単位数の取得によって進級・卒業を認める制度。必須とされる単位群と、自由取得とされる単位群との合計によって算定する。
部品: 学年制
学年ごとの教育課程修了を認定することで、進級・卒業を認める制度。単位制と併用することも可能であり、学校によって年次の進み方は様々で、単位取得が進まない場合、除籍処分となる制度を採っている場合もある。
部品: 学部制
専攻する学問の大まかなくくりによって、学部に分かれて教育、研究が行われる。必須単位などはそれぞれの学部によって異なる。
部品: 教学組織
学部・学科・専攻および付属研究機関までを包括した組織構造。各大学の特色に沿った構成となる。時代に応じて新しい学問分野が見出されたり、あるいは再編の必要が出てきた場合に見直しを図り、緩やかに変化していく。
部品: 事務組織
大学機関を運営するために必要な部署を揃えた組織構造。人が働いている以上は不可欠な、総務・経理・人事の他に、各学部や学生の対応を行う部署であったり、大学が保有する財産の管理を行う部署も含まれる。
部品: 学生証
入学年度・学部・学校機関および本人確認の可能な身分証明証。有効期限が定められており、卒業もしくは退学によって失効する。学校ごとに異なる校章やデザインが施されており、先進的な機関によっては身分証として以外の実用性のあるツール機能が持たされていることもある。
部品: 学生割引
経済的な能力のない学生を対象として、その負担を軽減するための制度。学生証の提示によって発効する。また、単に商業上の都合により、顧客数数が多く、安定して供給される学生を対象に割り引くことで、収益の上昇が見込めるために行っている場合もある。
部品: 知権・尊厳の尊重
知類を対象とした研究に対しては倫理規定を設け知権や尊厳を脅かすような研究は行うべきでないことを定めている。実効性を持たせるために、研究内容を届出の上、専門の委員会の審査を通ったものに対してのみ実際に研究が行えるようになっている。
部品: 商学部概要
ニューワールド上のダイナミズムあふれる国際競争と市場原理に晒される中、明日を担う実業家には、経済に関する基礎的な教養に加え、多様な文化を理解するための横断的な素養と、各分野に絞り込まれた専門知識との双方が求められる。
部品: ニューワールド文化学
共和国各国の文化について学ぶ単位。各国の商習慣や文化的タブーに大きな違いがある以上、これを無視して自国内だけで完結した視野に留まっていては経済が成り立たない。
部品: ニューワールド経済学
高速で技術や文化が発展し、あるいは一度に後退することも珍しくないニューワールド上で、各事例ごとに各国がどのような対応を取り、それらがどのような経済効果を与えたかの研究を進める単位。
部品: 基礎経済学
そもそも経済学とは何か、その成り立ちから始めて、歴史を追いながら、基本的な用語および概念までを修める単位。
部品: 基礎会計学
経済を数値化することによって可視化し、共有出来る状態にする、会計諸学の基礎を修める単位。財務会計と管理会計の最低限を押さえる。
部品: ビジネス法入門
国内法と、主要産業における各国の法とを広範にカバーする単位。入門という表現とは裏腹に、実例を交えた実践的な内容が主となっている。
部品: 統計入門
数字を元に情報を分析する統計学の基礎を修める単位。単純に方法論だけを学ぶのではなく、いかにして実地で用いて成果をもたらすかであったり、統計の陥りやすい罠の避け方などを叩き込む。
部品: 漁業学
漁法に関する諸学を修める単位。漁具、漁法、漁船、それらの歴史と、水産資源と漁獲量との関係に基づき、持続的に漁業が行えるよう、管理方法までを広く学ぶ。
部品: 水産海洋学
海洋環境、および、それに基いて形成される漁場に関する諸学を修める単位。海流、水温、成分、生態系などを調査し、海という広大な空間のシミュレーションを行っている。
部品: 水産増殖学
水産物の養殖と増殖に関する諸学を修める単位。個別の生態や分類といった生物学的な要素と、商業的な増殖環境の構築との複合的な研究を推し進めている。
部品: 水産加工学
水産物の食品加工、およびそれらを行う過程において必要な衛生管理を修める学問単位。種類によって成分や性質が異なるため、消毒処理や保存加工も多岐にわたり、これらの工業的処置の研究を行っている。
部品: 水産化学
水産物の化学的な分析、およびその成分を利用した食品加工以外の利用に関する学問単位。加工で生じる廃棄物の再利用に関してもカバーしている。
部品: 水産経済学
漁業の社会的・経済的な活動に関する研究を行う学問単位。行政の政策評価や、海洋活動の国際的な関係性といった社会科学的アプローチを取る。
部品: 水産工学
いかにして水産物を生み出す環境を計測し、管理・維持し、形成するかという、工学的な諸技術に関する学問単位。
部品: 園芸学
植物の生産に関する学問単位。非食用の、鑑賞を目的とした造園・栽培を主目的としており、 農学の中では文化に属する分野の研究をしている。
部品: 農芸化学
土壌・肥料・農薬・発酵&醸造といった、農業にまつわる化学分野諸般を修める学問単位。農業活動そのものが生態系と切り離せず、細分化すれば先端化学にも踏み入るため、広範にまたがった一大分野である。
部品: 農業工学
農業と地形改善は密接な結び付きを持っており、灌漑や開拓といった大規模にまたがる農業土木学と、生産・収穫・貯蔵・加工といった工程に用いられる機械に関する農業機械学との二つに大きく分かれている学問単位。
部品: 農業経済学
農業の社会的・経済的な活動に関する研究を行う学問単位。全世界的な天候現象や食料輸出入の連動を鑑み、食料・環境問題も対象としている。
部品: 林学
森林に関する学問単位。資源としての森林と、環境としての森林、二つの側面に関してそれぞれアプローチを行っている。
部品: 地史学
惑星の成り立ちから始まり、その成長過程を追う、総合的な学問単位。いわば星の歴史学であり、地質学の分野を包括的に利用して研究が行われる。
部品: 古生物学
化石標本を用いて行われる学問単位。化石が本来どのような生物であったかは生物学との連携によって推測する。悠久の時間を経た大きな時代単位で出土される化石を元に、地層そのものがどの時代に属するかを分類することも担っている。
部品: 岩石学
岩石がどのような構造をしており、それはどのような現象を経て生成されるものであるかの研究を行う学問単位。
部品: 鉱物学
岩石学と一部重複しているが、資源としての鉱物および鉱床の成り立ちと分布を研究しつつ、自然に産出する鉱物と人工で再現した鉱物との差異や、再現困難なものに関する事由についても物理学的なアプローチで観測している。
部品: 堆積学
堆積物に関する学問単位。現象でひとくくりにしているが、自然現象の中でも、生物由来の堆積物(糞や死骸)と火山由来の堆積物(灰や火山岩など)、水流によって形成される泥砂の堆積物では、それぞれ大きく性質も成り立ちも異なる。共通するのは、堆積過程に加えられる反応があることと、それによって固結するという結果であり、凝縮された土壌の層からの地質情報の解析という手法である。
部品: 層序学
地層の新旧を明らかにする学問単位。長い歳月のうちに、地層は大きな変動を被る。それらの影響を取り払い、情報的に復元していくための研究手段の開発、および研究そのものが対象となる。
部品: 構造地質学
地質のうち、構造がどのようなダイナミズムのもとに形成されていったかを解き明かす学問単位。惑星の地層単位の大きな動きや、それに類似する小さな動きを対象としている。
部品: 工学の理念
ものごとの理を明らかにするのではなく、あくまで目的の達成のために、まだ存在していないものをどうやったら実現できるかを研究する学問である。したがって、原理上は可能というだけでなく、その方法論、安全性、実現性までを包括的に評価するのが工学的態度となる。
部品: 環境工学
マクロからミクロまで、世界には折り重なった多様な層の環境が存在している。それらに発生する諸問題を工学的に解決しようというアプローチが、環境工学である。例えば社会環境に問題があるといっても、労働環境の問題であったり、公衆衛生環境の問題であったり、また双方が密接に絡みついた問題であったりする。これらを分野別に解体することで、各分野の知恵を当てる。あるいは、異なる分野、例えば政治学であったり心理学であったりの、異なるスケールサイズからの影響によって解決を求めるといった、実際的な解決法を見出す学問単位。
部品: 化学工学
理論的に証明された化学反応に基づき、実際的な組織・装置の開発によって製品の製造に至るまでのアプローチを体系化した学問単位。
部品: 生物化学工学
いわゆるバイオテクノロジー。生物のありようを変えることは、巡り巡って、それを行う人間自身のありようをも変えることにつながるため、「なぜ禁忌とされるか」「なぜ禁忌に触れてはいけないか」を、理念からではなく、工学的な原理に基づいて学ぶことが最大の資質であり基礎とされる学問単位。
部品: 土木工学
生活空間を構築するための工学。つまり、自然環境を人工環境に変え、人工環境をさらに良いとされる環境に差し替えていくための学問単位。その領域はおよそ人のいるあらゆる環境に当てはまり広大。住居、治水、測量、交通その他ライフラインの構築は全てここに収められる。
部品: 食品工学
食品製造の過程の効率化を主目的とした学問単位。生産効率のみではなく、いかに自動化後も商品価値を損ねずにおくか、安全面と栄養面との観点も主眼とされる。
部品: 機械工学
機械または機械の設計・製作・使用・運用までを包括する学問単位。技術の発展段階によっては、製造業のほぼ全てが機械工学の影響下に組み込まれるため、細分化による専門分野の限定が大事。
部品: 海洋工学
海洋資源や海洋エネルギーの開発を目的とする学問単位。たとえば古くからある資源利用は塩田であるし、海底油田・ガス田であったり、海洋中に溶け出している希少元素の回収、また、海洋汚染の除去も範疇に含まれる。
部品: 安全工学
安全そのものをいかに実現するかに焦点を絞った学問単位。事故・災害の予防や対策によって得られるものは多く、それらを怠ることによって生じる損失は、長期的・短期的、どちらの観点からも、コストよりも大きい。特にヒューマンエラーに関しては、フールプルーフやフェイルセーフのように、システム的に起こらないような工程の工夫を研究している。
部品: 地政学
地理環境による政治的・軍事的・経済的な影響を研究する学問単位。ニューワールド上では、各国の文化や技術に応じた異世界とのつながりの前例もあるため、地理環境だけでなく、歴史環境(既知の異世界との歴史的近似)も要素に含まれている。
部品: 安全保障学
国家の自衛に関する学問単位。対国家、対テロリズム、対異世界といった軍事的な脅威に対して、外交・国防・経済・諜報といった関連諸要素で対抗するための研究を進めている。また、スケールを変動させた、個人単位の生活を改善するための安全保障、あるいは世界環境を維持・保護するための安全保障という分野も存在している。
部品: 軍事行政学
軍事力自体をいかに生み出し、育て、管理し、維持するかという、行政の側面から見た学問単位。その内部に戦争犯罪や軍の規律を取り締まるための軍事法学や、軍事の指揮系統や編成をどのように組み立てるかという軍制学を含んでいる。
部品: 戦略学
大方針としての戦略をいかに立案・遂行するかを研究する学問単位。かいつまんで言うならば、いかに戦場で有利な状況を軍に用意してやるかという工夫のこと。
部品: 戦術学
大方針に従って行われる局地的な戦闘行為全般を研究する学問単位。一般にイメージされる戦争ないし戦闘のことで、現場の部隊をどのように動かし、勝利を収めるか、あるいは敗北を避けるか、被害をコントロールするかなどの、設定された複合的な目的を達成するための技術。
部品: 兵器学
兵器の性能分析・運用研究・設計開発を行うための諸要素を扱う学問単位。転じて、兵器をいかに製造・運用・管理・維持するかという、行政面も含まれる。
部品: 軍事土木学
軍事に用いられる種々の施設を構築するための学問単位。防御陣地や架設といった一般的な建設対象について学ぶことはもちろん、新規構造の研究や、工学的改善も行う。
部品: システム工学
この場合はロジスティクスとしての軍組織の構築や、軍内で用いられる各種のシステムに限定した学問単位となる。
部品: 造形学
視覚的・触覚的な諸作品の歴史および評価・制作技術を包括的に扱う学問単位。絵画・彫刻・建築・映像その他工芸的な分野全体にまたがっている。
部品: 音楽学
音楽そのものの技術、また諸作品を貫く体系的な歴史、あるいは諸国各地方にまで広がる無数の楽器類やそれらを使った詩吟・楽曲に関して学ぶ学問単位。
部品: 建築学
建物自体の構造および建材知識、ライフラインを成立させるための付属機能、建物ごとの目的に合わせたデザイン方法論を修める学問単位。
部品: 都市計画学
フィールドワークによる実地研究、社会的に求められる環境とは何か、およびその創出、あるいは公共施設としての観点から見た建物の福祉性・防災性・災害拠点性などを修める学問単位。
部品: 藩国歴史学
自国の歴史に関してまとめた学問単位。建国神話や歴代の藩王についてや、地域ごとの歴史であったり、国内から見た諸外国との関係……交戦、出兵など……を修める。
部品: 藩国文化史学
自国の文化史に特化してまとめた学問単位。自国内での文化の発展のみならず、他国との文化交流や人の流出入、分野ごとの協調による成果を包括している。
部品: 共和国歴史学
共和国の歴史に関してまとめた学問単位。共に和してこそ共和国だが、往々にして意見を調整するのに時間がかかり、また腐敗等もあって、ヒロイックを好む帝国が独立していった経緯から、オリオンアーム、ペルセウスアーム、それぞれの地域の成り立ちを含めた歴史と関係性、およびニューワールド上の歴史と関係性までを修める。
部品: 南国歴史学
南国の歴史に関してまとめた学問単位。概要から一例を引くと、南国人は墓守であり、封印・封魔の民である。国を捨てた際に起こるだろう大災厄は、地下への発達の禁忌、魔法遺伝子の意図的欠損とその理由にもつながっており、他方でこれらの理由を忘れている西国人には敵視の目を向けている。また反対の理由で森国には親近感を持っている。文化的にバイオテクノロジーや科学技術の発展に優れており、技術的に暴走しやすいために注意が必要である。
部品: 南国文化史学
南国の文化史に関してまとめた学問単位。概要から一例を引くと、南国人は無線を好み、家計における通信や無線費の割合が高い。また、食べること=浄化という信仰があって、食べたものの形質を受け継ぐ性質がある。このため、妖精だけは自分たちの魔法力が戻らないように食べずに埋葬する。また、異形の生き物に慣れており、簡単に共存する。知恵者という神を、自らの祖として崇めており、今も森に住んでいるのは、その教えがあるからである。一方で、禁忌に触れるのを避けるために、古い木を、禁忌がその下に眠っているとして避ける習慣がある、といった具合である。
部品: 森国歴史学
森国の歴史に関してまとめた学問単位。概要から一例を引くと、森国人はもっとも魔法に強いが、一方で南国からの汚染を恐れているため、武力制圧できないといった具合で、歴史の流れに関する説明が成されている。
部品: 森国文化史学
森国の文化史に関してまとめた学問単位。概要から一例を引くと、操る魔法の根幹は憑依術であり、厳密な死はなく、その魂は憑依して世界に留まるという考えを持っている。また、魔法に強く、科学に偏ると禁忌に触れやすく、注意が必要である。魔法そのものもみだりに強化しないよう、長老たちが抑えている。長老たちは死ねば木に憑依しているため、古い木を大切にしており、木に質問して教えを請うことも多い。
部品: 西国歴史学
西国の歴史に関してまとめた学問単位。概要から一例を引くと、元は南国人の末裔であり、部族合議制で、投票や選挙を通じ、国を経営してきた。また、その地下には遺跡が眠っており、時にこれらの力を用いて繁栄してきた。一方で遺伝子に欠損が多く、これを補うために機械技術を発展させてきた。といった具合である。
部品: 西国文化史学
西国の文化史に関してまとめた学問単位。概要から一例を引くと、伝統的に母系社会の部族主義であり、大家族主義である。資源国として、踏み倒しを警戒するために、実体経済を重んじ、金融を嫌うといった傾向がある。水を一緒に飲むことで友誼が結べる重要な儀式であり、床に座って食事をとる。パイロット職は別格の扱いをされる。森の破壊は気にしないが水源を非常に大事にしているなど、環境破壊を気にしないわけではないが、環境から、もともとの価値観に偏りがある。温泉は性的なイメージを持つ。などの要素がある。
部品: 帝国歴史学
帝国の歴史に関してまとめた学問単位。そもそもは共和国から袂を分かつ形で立国し、宰相府も西国系であるというような経緯を持つ帝国の、共和国への反発から生まれた文化や、独自に醸成された気風などによって進んできた歴史の系譜を紐解いている。
部品: 東国歴史学
東国の歴史に関してまとめた学問単位。概要から一例を引くと、上意下達を旨とし、王権に拠って立ち、選挙などはない。といった具合である。
部品: 東国文化史学
東国の文化史に関してまとめた学問単位。概要から一例を引くと、タブーが薄く、奔放な発達を見せる一方で、信心深く、神々と近しい領域に暮らしている。国によって大きく言語が異なるものの、漢字文化で共通している。
部品: 北国歴史学
北国の歴史に関してまとめた学問単位。概要から一例を引くと、初代皇帝についてきた辺境の蛮族の末裔であり、その歴史的経緯からバイオテクノロジーや魔法などの禁忌に緩い。はてない国と民族紛争を起こすことがある。民主国家は存在せず、投票行為の意味をほとんど理解していない。木製製品を愛用しており、これの供給が途絶えると戦争になりやすい。といった具合である。
部品: 北国文化史学
北国の文化史に関してまとめた学問単位。概要から一例を引くと、貴族文化としては、ケチは名折れといわれるので賃金を高めに出すため没落しやすい。特に、家に招いての食事を重視しており、食器、家庭料理に大金を払う。山ほど食べるのが美徳であり、たくさん出るが、残るのが前提であって、残しても怒られない。その理由は、食料が長期保存できるので余り気にされないからである。太っていても笑われないため、おばちゃんは太った人が多い。また、養子を重んじており、良く友人間で養子を交換する。東国文化を導入して調度品や皿に生かしている。などがある。
部品: はてない国歴史学
はてない国の歴史に関してまとめた学問単位。概要から一例を引くと、エレルの末裔とされ、建物の受けた破壊は数日で戻る。また、貧しさに疑問を持たず、貴族は藩王のみで、町内会を基本の政治単位としている。歴代の皇帝は、はてない国に別荘を構えている。といった具合である。
部品: はてない国文化史学
はてない国の文化史に関してまとめた学問単位。概要から一例を引くと、はてない国人は、商店街の福引以上の幸せを求めず、小さな幸福や家族に意を払っており、なかなか技術発展しないが、する時はおまつりからはじまるとされている。
部品: ニューワールド歴史学
ニューワールドが発見されてから入植が始まり、今に至るまでの歴史を編纂した、世界の近現代史とも呼ぶべき領域。数々の事件や事故、戦争、内紛、内乱と同様に、そこに至るまでの技術的な発達、外交的な経緯などを詳らかにしており、過ちを繰り返さないために、各観点からの検討と解釈も加えられている。
部品: 国語学
自国語および自国古語を中心に、古典とされるテキストや詩歌と、現代文とを取り扱う学問単位。その骨子は論理的な思考を読み取り、また表現するための技法と、そこに至るまでの段階的な教育過程とを、子どもの発達に合わせてカリキュラム編成することで成り立っている。
部品: 理学
生活上の自然科学的な関心を引き出し、また、身近な現象や事物を説明することで、基礎的な生物・物理・化学の素養を与えつつ、子どもの好奇心に対して、その心は是であると、広く学問の門戸を開くためのカリキュラム編成によって成り立っている。
部品: 社会学
人間社会の時間的・空間的な広がりに対して、普段の生活圏の中にも、関心を向ければ未知の領域があり、しかもそれらは同じ社会の一員が構成している、今とつながりがある、自分とつながりがあるという関連性の存在を示唆し、また、紹介することで、子どもたちに社会へと参画する道を開くカリキュラム編成によって成り立っている。
部品: 数学
世界を抽象化し、思考の領域に持ち込む術を、数字という概念を通して学ぶことによって、社会のみならず、世界に影響していくことが可能な、揺るぎない共通基準が存在することを知り、かつ、それらを扱うための階段として様々な知識があり、またそれらの知識を見出すまでの歴史があり、関わった人間たちの物語があり、知識を用いて達成した数々の偉業があることまでを道として指し示すカリキュラム編成によって成り立っている。
部品: 教育学
教育の対象を子どもに限らず、また、教師と受講者という関係性に固定せず、いかにして善く学び、また学び続ける習慣を維持するか、その古からの知恵と現代的な分析と方法論とを組み合わせ、各分野に必要な実際的工程へと再編するための学問単位。
部品: 民法
慣習法ならびに成文法によって形成される、社会共同生活のための法規全般を取り扱う学問単位。体系化し、法典として、国家ごとに時代や文化に応じて編纂を続けて成立している。
部品: 商法
慣習法ならびに成文法によって形成される、経済活動のための法規全般を取り扱う学問単位。会社法、商行為法、保険法、有価証券法、海商法といった法分野の統合体であり、はみ出た領域に関しては民法の範囲として扱う。
部品: 行政法
民法・商法とは異なり、私人同士の関係において成立するものではなく、行政の権力行使に対して枠組みを与えることで制限を課すための法分野を扱った学問単位。複雑な行政に対して、曖昧さを避けるため、成文法を主な対象にしている。
部品: 刑法
犯罪に関する刑罰を定める法分野の学問単位。また、刑罰以外で犯罪または犯罪に近い行為を行う可能性のある者に対する、行動の改善や原因の治療を行う保安処分に関しても研究の対象として含まれている。
部品: 国際法
国家間の関係、ならびに国際組織や個人と国家との関係を規律する法分野、およびその学問単位。国際的な人権や人道といった概念によって、国家に対して弱い立場である個人を守ることもする。
部品: 法理学
法のありように関して哲学的に考察する学問単位。その領域は、単に「法とはどうあるべきか」という論にとどまらず、実態として機能している法への考察から、その効果や意味を論じたり、解釈によって運用される部分に関して理論構成を行ったりと、多岐にわたる。
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{
"title": "校舎",
"description": "建物のみを指す狭義の校舎ではなく、「学び舎」として、学習の場そのものを指す。各種の用途別に分けられた教室や、運動場、研究室、講堂、また課外活動を行うための学生棟までが包括されている訳である。",
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}
],
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},
{
"title": "大学制度",
"type": "group",
"children": [
{
"title": "教養科目",
"description": "学部で専攻する分野の学問以外の知識、考え方を身につけることで、総合的な判断力を身につけ、専門分野の知識をよりよく活かせるようにすることを目的として、教養科目が設けられている。",
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},
{
"title": "ゼミナール",
"description": "担当教員と少数学生とで構成される、専門テーマに関する報告・議論・購読のための集まり。講義とは異なり、受講ではなく、主体性を持っての参加によって行われる。",
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},
{
"title": "卒業論文",
"description": "大学卒業のため、集大成として最終学年の学生が執筆・提出・口頭試問を行うための論文。また、学部によっては実習・制作・公演・展示・演奏など、それぞれに適した形態を取って行われる。共通するのは、テーマを自ら選んだ上で、一定のノルマが存在することである。",
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},
{
"title": "実習",
"description": "学んだ知識や技術を、実際の現場や現物に用いることで、さらなる学びにつなげていく学習方式。教育科目によっては資格を得るために特定の実習単位の取得が必須とされる。",
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},
{
"title": "単位制",
"description": "必要単位数の取得によって進級・卒業を認める制度。必須とされる単位群と、自由取得とされる単位群との合計によって算定する。",
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},
{
"title": "学年制",
"description": "学年ごとの教育課程修了を認定することで、進級・卒業を認める制度。単位制と併用することも可能であり、学校によって年次の進み方は様々で、単位取得が進まない場合、除籍処分となる制度を採っている場合もある。",
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},
{
"title": "学部制",
"description": "専攻する学問の大まかなくくりによって、学部に分かれて教育、研究が行われる。必須単位などはそれぞれの学部によって異なる。",
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}
],
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},
{
"title": "大学機関",
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"children": [
{
"title": "教学組織",
"description": "学部・学科・専攻および付属研究機関までを包括した組織構造。各大学の特色に沿った構成となる。時代に応じて新しい学問分野が見出されたり、あるいは再編の必要が出てきた場合に見直しを図り、緩やかに変化していく。",
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},
{
"title": "事務組織",
"description": "大学機関を運営するために必要な部署を揃えた組織構造。人が働いている以上は不可欠な、総務・経理・人事の他に、各学部や学生の対応を行う部署であったり、大学が保有する財産の管理を行う部署も含まれる。",
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}
],
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},
{
"title": "学生関連",
"type": "group",
"children": [
{
"title": "学生証",
"description": "入学年度・学部・学校機関および本人確認の可能な身分証明証。有効期限が定められており、卒業もしくは退学によって失効する。学校ごとに異なる校章やデザインが施されており、先進的な機関によっては身分証として以外の実用性のあるツール機能が持たされていることもある。",
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},
{
"title": "学生割引",
"description": "経済的な能力のない学生を対象として、その負担を軽減するための制度。学生証の提示によって発効する。また、単に商業上の都合により、顧客数数が多く、安定して供給される学生を対象に割り引くことで、収益の上昇が見込めるために行っている場合もある。",
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}
],
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},
{
"title": "研究倫理",
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"children": [
{
"title": "知権・尊厳の尊重",
"description": "知類を対象とした研究に対しては倫理規定を設け知権や尊厳を脅かすような研究は行うべきでないことを定めている。実効性を持たせるために、研究内容を届出の上、専門の委員会の審査を通ったものに対してのみ実際に研究が行えるようになっている。",
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}
],
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],
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},
{
"title": "学部",
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"children": [
{
"title": "北都",
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{
"title": "商学部",
"type": "group",
"children": [
{
"title": "商学部概要",
"description": "ニューワールド上のダイナミズムあふれる国際競争と市場原理に晒される中、明日を担う実業家には、経済に関する基礎的な教養に加え、多様な文化を理解するための横断的な素養と、各分野に絞り込まれた専門知識との双方が求められる。",
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},
{
"title": "ニューワールド文化学",
"description": "共和国各国の文化について学ぶ単位。各国の商習慣や文化的タブーに大きな違いがある以上、これを無視して自国内だけで完結した視野に留まっていては経済が成り立たない。",
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},
{
"title": "ニューワールド経済学",
"description": "高速で技術や文化が発展し、あるいは一度に後退することも珍しくないニューワールド上で、各事例ごとに各国がどのような対応を取り、それらがどのような経済効果を与えたかの研究を進める単位。",
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},
{
"title": "基礎経済学",
"description": "そもそも経済学とは何か、その成り立ちから始めて、歴史を追いながら、基本的な用語および概念までを修める単位。",
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},
{
"title": "基礎会計学",
"description": "経済を数値化することによって可視化し、共有出来る状態にする、会計諸学の基礎を修める単位。財務会計と管理会計の最低限を押さえる。",
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},
{
"title": "ビジネス法入門",
"description": "国内法と、主要産業における各国の法とを広範にカバーする単位。入門という表現とは裏腹に、実例を交えた実践的な内容が主となっている。",
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},
{
"title": "統計入門",
"description": "数字を元に情報を分析する統計学の基礎を修める単位。単純に方法論だけを学ぶのではなく、いかにして実地で用いて成果をもたらすかであったり、統計の陥りやすい罠の避け方などを叩き込む。",
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}
],
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},
{
"title": "水産学部",
"type": "group",
"children": [
{
"title": "漁業学",
"description": "漁法に関する諸学を修める単位。漁具、漁法、漁船、それらの歴史と、水産資源と漁獲量との関係に基づき、持続的に漁業が行えるよう、管理方法までを広く学ぶ。",
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},
{
"title": "水産海洋学",
"description": "海洋環境、および、それに基いて形成される漁場に関する諸学を修める単位。海流、水温、成分、生態系などを調査し、海という広大な空間のシミュレーションを行っている。",
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},
{
"title": "水産増殖学",
"description": "水産物の養殖と増殖に関する諸学を修める単位。個別の生態や分類といった生物学的な要素と、商業的な増殖環境の構築との複合的な研究を推し進めている。",
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},
{
"title": "水産加工学",
"description": "水産物の食品加工、およびそれらを行う過程において必要な衛生管理を修める学問単位。種類によって成分や性質が異なるため、消毒処理や保存加工も多岐にわたり、これらの工業的処置の研究を行っている。",
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},
{
"title": "水産化学",
"description": "水産物の化学的な分析、およびその成分を利用した食品加工以外の利用に関する学問単位。加工で生じる廃棄物の再利用に関してもカバーしている。",
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},
{
"title": "水産経済学",
"description": "漁業の社会的・経済的な活動に関する研究を行う学問単位。行政の政策評価や、海洋活動の国際的な関係性といった社会科学的アプローチを取る。",
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},
{
"title": "水産工学",
"description": "いかにして水産物を生み出す環境を計測し、管理・維持し、形成するかという、工学的な諸技術に関する学問単位。",
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}
],
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}
],
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},
{
"title": "西都",
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"children": [
{
"title": "農学部",
"type": "group",
"children": [
{
"title": "園芸学",
"description": "植物の生産に関する学問単位。非食用の、鑑賞を目的とした造園・栽培を主目的としており、 農学の中では文化に属する分野の研究をしている。",
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},
{
"title": "農芸化学",
"description": "土壌・肥料・農薬・発酵&醸造といった、農業にまつわる化学分野諸般を修める学問単位。農業活動そのものが生態系と切り離せず、細分化すれば先端化学にも踏み入るため、広範にまたがった一大分野である。",
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},
{
"title": "農業工学",
"description": "農業と地形改善は密接な結び付きを持っており、灌漑や開拓といった大規模にまたがる農業土木学と、生産・収穫・貯蔵・加工といった工程に用いられる機械に関する農業機械学との二つに大きく分かれている学問単位。",
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},
{
"title": "農業経済学",
"description": "農業の社会的・経済的な活動に関する研究を行う学問単位。全世界的な天候現象や食料輸出入の連動を鑑み、食料・環境問題も対象としている。",
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},
{
"title": "林学",
"description": "森林に関する学問単位。資源としての森林と、環境としての森林、二つの側面に関してそれぞれアプローチを行っている。",
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}
],
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},
{
"title": "地質学部",
"type": "group",
"children": [
{
"title": "地史学",
"description": "惑星の成り立ちから始まり、その成長過程を追う、総合的な学問単位。いわば星の歴史学であり、地質学の分野を包括的に利用して研究が行われる。",
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},
{
"title": "古生物学",
"description": "化石標本を用いて行われる学問単位。化石が本来どのような生物であったかは生物学との連携によって推測する。悠久の時間を経た大きな時代単位で出土される化石を元に、地層そのものがどの時代に属するかを分類することも担っている。",
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},
{
"title": "岩石学",
"description": "岩石がどのような構造をしており、それはどのような現象を経て生成されるものであるかの研究を行う学問単位。",
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},
{
"title": "鉱物学",
"description": "岩石学と一部重複しているが、資源としての鉱物および鉱床の成り立ちと分布を研究しつつ、自然に産出する鉱物と人工で再現した鉱物との差異や、再現困難なものに関する事由についても物理学的なアプローチで観測している。",
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},
{
"title": "堆積学",
"description": "堆積物に関する学問単位。現象でひとくくりにしているが、自然現象の中でも、生物由来の堆積物(糞や死骸)と火山由来の堆積物(灰や火山岩など)、水流によって形成される泥砂の堆積物では、それぞれ大きく性質も成り立ちも異なる。共通するのは、堆積過程に加えられる反応があることと、それによって固結するという結果であり、凝縮された土壌の層からの地質情報の解析という手法である。",
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},
{
"title": "層序学",
"description": "地層の新旧を明らかにする学問単位。長い歳月のうちに、地層は大きな変動を被る。それらの影響を取り払い、情報的に復元していくための研究手段の開発、および研究そのものが対象となる。",
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},
{
"title": "構造地質学",
"description": "地質のうち、構造がどのようなダイナミズムのもとに形成されていったかを解き明かす学問単位。惑星の地層単位の大きな動きや、それに類似する小さな動きを対象としている。",
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}
],
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}
],
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},
{
"title": "東都",
"type": "group",
"children": [
{
"title": "工学部",
"type": "group",
"children": [
{
"title": "工学の理念",
"description": "ものごとの理を明らかにするのではなく、あくまで目的の達成のために、まだ存在していないものをどうやったら実現できるかを研究する学問である。したがって、原理上は可能というだけでなく、その方法論、安全性、実現性までを包括的に評価するのが工学的態度となる。",
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},
{
"title": "環境工学",
"description": "マクロからミクロまで、世界には折り重なった多様な層の環境が存在している。それらに発生する諸問題を工学的に解決しようというアプローチが、環境工学である。例えば社会環境に問題があるといっても、労働環境の問題であったり、公衆衛生環境の問題であったり、また双方が密接に絡みついた問題であったりする。これらを分野別に解体することで、各分野の知恵を当てる。あるいは、異なる分野、例えば政治学であったり心理学であったりの、異なるスケールサイズからの影響によって解決を求めるといった、実際的な解決法を見出す学問単位。",
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},
{
"title": "化学工学",
"description": "理論的に証明された化学反応に基づき、実際的な組織・装置の開発によって製品の製造に至るまでのアプローチを体系化した学問単位。",
"type": "parts"
},
{
"title": "生物化学工学",
"description": "いわゆるバイオテクノロジー。生物のありようを変えることは、巡り巡って、それを行う人間自身のありようをも変えることにつながるため、「なぜ禁忌とされるか」「なぜ禁忌に触れてはいけないか」を、理念からではなく、工学的な原理に基づいて学ぶことが最大の資質であり基礎とされる学問単位。",
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},
{
"title": "土木工学",
"description": "生活空間を構築するための工学。つまり、自然環境を人工環境に変え、人工環境をさらに良いとされる環境に差し替えていくための学問単位。その領域はおよそ人のいるあらゆる環境に当てはまり広大。住居、治水、測量、交通その他ライフラインの構築は全てここに収められる。",
"type": "parts"
},
{
"title": "食品工学",
"description": "食品製造の過程の効率化を主目的とした学問単位。生産効率のみではなく、いかに自動化後も商品価値を損ねずにおくか、安全面と栄養面との観点も主眼とされる。",
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},
{
"title": "機械工学",
"description": "機械または機械の設計・製作・使用・運用までを包括する学問単位。技術の発展段階によっては、製造業のほぼ全てが機械工学の影響下に組み込まれるため、細分化による専門分野の限定が大事。",
"type": "parts"
},
{
"title": "海洋工学",
"description": "海洋資源や海洋エネルギーの開発を目的とする学問単位。たとえば古くからある資源利用は塩田であるし、海底油田・ガス田であったり、海洋中に溶け出している希少元素の回収、また、海洋汚染の除去も範疇に含まれる。",
"type": "parts"
},
{
"title": "安全工学",
"description": "安全そのものをいかに実現するかに焦点を絞った学問単位。事故・災害の予防や対策によって得られるものは多く、それらを怠ることによって生じる損失は、長期的・短期的、どちらの観点からも、コストよりも大きい。特にヒューマンエラーに関しては、フールプルーフやフェイルセーフのように、システム的に起こらないような工程の工夫を研究している。",
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}
],
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},
{
"title": "軍事学部",
"type": "group",
"children": [
{
"title": "地政学",
"description": "地理環境による政治的・軍事的・経済的な影響を研究する学問単位。ニューワールド上では、各国の文化や技術に応じた異世界とのつながりの前例もあるため、地理環境だけでなく、歴史環境(既知の異世界との歴史的近似)も要素に含まれている。",
"type": "parts"
},
{
"title": "安全保障学",
"description": "国家の自衛に関する学問単位。対国家、対テロリズム、対異世界といった軍事的な脅威に対して、外交・国防・経済・諜報といった関連諸要素で対抗するための研究を進めている。また、スケールを変動させた、個人単位の生活を改善するための安全保障、あるいは世界環境を維持・保護するための安全保障という分野も存在している。",
"type": "parts"
},
{
"title": "軍事行政学",
"description": "軍事力自体をいかに生み出し、育て、管理し、維持するかという、行政の側面から見た学問単位。その内部に戦争犯罪や軍の規律を取り締まるための軍事法学や、軍事の指揮系統や編成をどのように組み立てるかという軍制学を含んでいる。",
"type": "parts"
},
{
"title": "戦略学",
"description": "大方針としての戦略をいかに立案・遂行するかを研究する学問単位。かいつまんで言うならば、いかに戦場で有利な状況を軍に用意してやるかという工夫のこと。",
"type": "parts"
},
{
"title": "戦術学",
"description": "大方針に従って行われる局地的な戦闘行為全般を研究する学問単位。一般にイメージされる戦争ないし戦闘のことで、現場の部隊をどのように動かし、勝利を収めるか、あるいは敗北を避けるか、被害をコントロールするかなどの、設定された複合的な目的を達成するための技術。",
"type": "parts"
},
{
"title": "兵器学",
"description": "兵器の性能分析・運用研究・設計開発を行うための諸要素を扱う学問単位。転じて、兵器をいかに製造・運用・管理・維持するかという、行政面も含まれる。",
"type": "parts"
},
{
"title": "軍事土木学",
"description": "軍事に用いられる種々の施設を構築するための学問単位。防御陣地や架設といった一般的な建設対象について学ぶことはもちろん、新規構造の研究や、工学的改善も行う。",
"type": "parts"
},
{
"title": "システム工学",
"description": "この場合はロジスティクスとしての軍組織の構築や、軍内で用いられる各種のシステムに限定した学問単位となる。",
"type": "parts"
}
],
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}
],
"expanded": true
},
{
"title": "南都",
"type": "group",
"children": [
{
"title": "芸術学部",
"type": "group",
"children": [
{
"title": "造形学",
"description": "視覚的・触覚的な諸作品の歴史および評価・制作技術を包括的に扱う学問単位。絵画・彫刻・建築・映像その他工芸的な分野全体にまたがっている。",
"type": "parts"
},
{
"title": "音楽学",
"description": "音楽そのものの技術、また諸作品を貫く体系的な歴史、あるいは諸国各地方にまで広がる無数の楽器類やそれらを使った詩吟・楽曲に関して学ぶ学問単位。",
"type": "parts"
}
],
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},
{
"title": "建築学部",
"type": "group",
"children": [
{
"title": "建築学",
"description": "建物自体の構造および建材知識、ライフラインを成立させるための付属機能、建物ごとの目的に合わせたデザイン方法論を修める学問単位。",
"type": "parts"
},
{
"title": "都市計画学",
"description": "フィールドワークによる実地研究、社会的に求められる環境とは何か、およびその創出、あるいは公共施設としての観点から見た建物の福祉性・防災性・災害拠点性などを修める学問単位。",
"type": "parts"
}
],
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},
{
"title": "歴史学部",
"type": "group",
"children": [
{
"title": "藩国歴史学",
"description": "自国の歴史に関してまとめた学問単位。建国神話や歴代の藩王についてや、地域ごとの歴史であったり、国内から見た諸外国との関係……交戦、出兵など……を修める。",
"type": "parts"
},
{
"title": "藩国文化史学",
"description": "自国の文化史に特化してまとめた学問単位。自国内での文化の発展のみならず、他国との文化交流や人の流出入、分野ごとの協調による成果を包括している。",
"type": "parts"
},
{
"title": "共和国歴史学",
"description": "共和国の歴史に関してまとめた学問単位。共に和してこそ共和国だが、往々にして意見を調整するのに時間がかかり、また腐敗等もあって、ヒロイックを好む帝国が独立していった経緯から、オリオンアーム、ペルセウスアーム、それぞれの地域の成り立ちを含めた歴史と関係性、およびニューワールド上の歴史と関係性までを修める。",
"type": "parts"
},
{
"title": "南国歴史学",
"description": "南国の歴史に関してまとめた学問単位。概要から一例を引くと、南国人は墓守であり、封印・封魔の民である。国を捨てた際に起こるだろう大災厄は、地下への発達の禁忌、魔法遺伝子の意図的欠損とその理由にもつながっており、他方でこれらの理由を忘れている西国人には敵視の目を向けている。また反対の理由で森国には親近感を持っている。文化的にバイオテクノロジーや科学技術の発展に優れており、技術的に暴走しやすいために注意が必要である。",
"type": "parts"
},
{
"title": "南国文化史学",
"description": "南国の文化史に関してまとめた学問単位。概要から一例を引くと、南国人は無線を好み、家計における通信や無線費の割合が高い。また、食べること=浄化という信仰があって、食べたものの形質を受け継ぐ性質がある。このため、妖精だけは自分たちの魔法力が戻らないように食べずに埋葬する。また、異形の生き物に慣れており、簡単に共存する。知恵者という神を、自らの祖として崇めており、今も森に住んでいるのは、その教えがあるからである。一方で、禁忌に触れるのを避けるために、古い木を、禁忌がその下に眠っているとして避ける習慣がある、といった具合である。",
"type": "parts"
},
{
"title": "森国歴史学",
"description": "森国の歴史に関してまとめた学問単位。概要から一例を引くと、森国人はもっとも魔法に強いが、一方で南国からの汚染を恐れているため、武力制圧できないといった具合で、歴史の流れに関する説明が成されている。",
"type": "parts"
},
{
"title": "森国文化史学",
"description": "森国の文化史に関してまとめた学問単位。概要から一例を引くと、操る魔法の根幹は憑依術であり、厳密な死はなく、その魂は憑依して世界に留まるという考えを持っている。また、魔法に強く、科学に偏ると禁忌に触れやすく、注意が必要である。魔法そのものもみだりに強化しないよう、長老たちが抑えている。長老たちは死ねば木に憑依しているため、古い木を大切にしており、木に質問して教えを請うことも多い。",
"type": "parts"
},
{
"title": "西国歴史学",
"description": "西国の歴史に関してまとめた学問単位。概要から一例を引くと、元は南国人の末裔であり、部族合議制で、投票や選挙を通じ、国を経営してきた。また、その地下には遺跡が眠っており、時にこれらの力を用いて繁栄してきた。一方で遺伝子に欠損が多く、これを補うために機械技術を発展させてきた。といった具合である。",
"type": "parts"
},
{
"title": "西国文化史学",
"description": "西国の文化史に関してまとめた学問単位。概要から一例を引くと、伝統的に母系社会の部族主義であり、大家族主義である。資源国として、踏み倒しを警戒するために、実体経済を重んじ、金融を嫌うといった傾向がある。水を一緒に飲むことで友誼が結べる重要な儀式であり、床に座って食事をとる。パイロット職は別格の扱いをされる。森の破壊は気にしないが水源を非常に大事にしているなど、環境破壊を気にしないわけではないが、環境から、もともとの価値観に偏りがある。温泉は性的なイメージを持つ。などの要素がある。",
"type": "parts"
},
{
"title": "帝国歴史学",
"description": "帝国の歴史に関してまとめた学問単位。そもそもは共和国から袂を分かつ形で立国し、宰相府も西国系であるというような経緯を持つ帝国の、共和国への反発から生まれた文化や、独自に醸成された気風などによって進んできた歴史の系譜を紐解いている。",
"type": "parts"
},
{
"title": "東国歴史学",
"description": "東国の歴史に関してまとめた学問単位。概要から一例を引くと、上意下達を旨とし、王権に拠って立ち、選挙などはない。といった具合である。",
"type": "parts"
},
{
"title": "東国文化史学",
"description": "東国の文化史に関してまとめた学問単位。概要から一例を引くと、タブーが薄く、奔放な発達を見せる一方で、信心深く、神々と近しい領域に暮らしている。国によって大きく言語が異なるものの、漢字文化で共通している。",
"type": "parts"
},
{
"title": "北国歴史学",
"description": "北国の歴史に関してまとめた学問単位。概要から一例を引くと、初代皇帝についてきた辺境の蛮族の末裔であり、その歴史的経緯からバイオテクノロジーや魔法などの禁忌に緩い。はてない国と民族紛争を起こすことがある。民主国家は存在せず、投票行為の意味をほとんど理解していない。木製製品を愛用しており、これの供給が途絶えると戦争になりやすい。といった具合である。",
"type": "parts"
},
{
"title": "北国文化史学",
"description": "北国の文化史に関してまとめた学問単位。概要から一例を引くと、貴族文化としては、ケチは名折れといわれるので賃金を高めに出すため没落しやすい。特に、家に招いての食事を重視しており、食器、家庭料理に大金を払う。山ほど食べるのが美徳であり、たくさん出るが、残るのが前提であって、残しても怒られない。その理由は、食料が長期保存できるので余り気にされないからである。太っていても笑われないため、おばちゃんは太った人が多い。また、養子を重んじており、良く友人間で養子を交換する。東国文化を導入して調度品や皿に生かしている。などがある。",
"type": "parts"
},
{
"title": "はてない国歴史学",
"description": "はてない国の歴史に関してまとめた学問単位。概要から一例を引くと、エレルの末裔とされ、建物の受けた破壊は数日で戻る。また、貧しさに疑問を持たず、貴族は藩王のみで、町内会を基本の政治単位としている。歴代の皇帝は、はてない国に別荘を構えている。といった具合である。",
"type": "parts"
},
{
"title": "はてない国文化史学",
"description": "はてない国の文化史に関してまとめた学問単位。概要から一例を引くと、はてない国人は、商店街の福引以上の幸せを求めず、小さな幸福や家族に意を払っており、なかなか技術発展しないが、する時はおまつりからはじまるとされている。",
"type": "parts"
},
{
"title": "ニューワールド歴史学",
"description": "ニューワールドが発見されてから入植が始まり、今に至るまでの歴史を編纂した、世界の近現代史とも呼ぶべき領域。数々の事件や事故、戦争、内紛、内乱と同様に、そこに至るまでの技術的な発達、外交的な経緯などを詳らかにしており、過ちを繰り返さないために、各観点からの検討と解釈も加えられている。",
"type": "parts"
}
],
"expanded": true
},
{
"title": "教育学部",
"type": "group",
"children": [
{
"title": "国語学",
"description": "自国語および自国古語を中心に、古典とされるテキストや詩歌と、現代文とを取り扱う学問単位。その骨子は論理的な思考を読み取り、また表現するための技法と、そこに至るまでの段階的な教育過程とを、子どもの発達に合わせてカリキュラム編成することで成り立っている。",
"type": "parts"
},
{
"title": "理学",
"description": "生活上の自然科学的な関心を引き出し、また、身近な現象や事物を説明することで、基礎的な生物・物理・化学の素養を与えつつ、子どもの好奇心に対して、その心は是であると、広く学問の門戸を開くためのカリキュラム編成によって成り立っている。",
"type": "parts"
},
{
"title": "社会学",
"description": "人間社会の時間的・空間的な広がりに対して、普段の生活圏の中にも、関心を向ければ未知の領域があり、しかもそれらは同じ社会の一員が構成している、今とつながりがある、自分とつながりがあるという関連性の存在を示唆し、また、紹介することで、子どもたちに社会へと参画する道を開くカリキュラム編成によって成り立っている。",
"type": "parts"
},
{
"title": "数学",
"description": "世界を抽象化し、思考の領域に持ち込む術を、数字という概念を通して学ぶことによって、社会のみならず、世界に影響していくことが可能な、揺るぎない共通基準が存在することを知り、かつ、それらを扱うための階段として様々な知識があり、またそれらの知識を見出すまでの歴史があり、関わった人間たちの物語があり、知識を用いて達成した数々の偉業があることまでを道として指し示すカリキュラム編成によって成り立っている。",
"type": "parts"
},
{
"title": "教育学",
"description": "教育の対象を子どもに限らず、また、教師と受講者という関係性に固定せず、いかにして善く学び、また学び続ける習慣を維持するか、その古からの知恵と現代的な分析と方法論とを組み合わせ、各分野に必要な実際的工程へと再編するための学問単位。",
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{
"title": "法学部",
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"children": [
{
"title": "民法",
"description": "慣習法ならびに成文法によって形成される、社会共同生活のための法規全般を取り扱う学問単位。体系化し、法典として、国家ごとに時代や文化に応じて編纂を続けて成立している。",
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},
{
"title": "商法",
"description": "慣習法ならびに成文法によって形成される、経済活動のための法規全般を取り扱う学問単位。会社法、商行為法、保険法、有価証券法、海商法といった法分野の統合体であり、はみ出た領域に関しては民法の範囲として扱う。",
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},
{
"title": "行政法",
"description": "民法・商法とは異なり、私人同士の関係において成立するものではなく、行政の権力行使に対して枠組みを与えることで制限を課すための法分野を扱った学問単位。複雑な行政に対して、曖昧さを避けるため、成文法を主な対象にしている。",
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},
{
"title": "刑法",
"description": "犯罪に関する刑罰を定める法分野の学問単位。また、刑罰以外で犯罪または犯罪に近い行為を行う可能性のある者に対する、行動の改善や原因の治療を行う保安処分に関しても研究の対象として含まれている。",
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},
{
"title": "国際法",
"description": "国家間の関係、ならびに国際組織や個人と国家との関係を規律する法分野、およびその学問単位。国際的な人権や人道といった概念によって、国家に対して弱い立場である個人を守ることもする。",
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{
"title": "法理学",
"description": "法のありように関して哲学的に考察する学問単位。その領域は、単に「法とはどうあるべきか」という論にとどまらず、実態として機能している法への考察から、その効果や意味を論じたり、解釈によって運用される部分に関して理論構成を行ったりと、多岐にわたる。",
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最終更新:2017年08月07日 21:36