中国とブルガリアが包括的友好協力パートナーシップを構築

習近平国家主席は13日、ブルガリアのプレヴネリエフ大統領と人民大会堂で会談した。両氏は両国関係の発展を積極的に評価。今後の協力について計画を立てたほか、包括的友好協力パートナーシップの構築を決定した。

 習主席は「国交樹立65周年にあたり、中国とブルガリアは協力を強化し、手を携えて進むべきだ。包括的友好協力パートナーシップの構築は双方にとって初めての両国関係に対する明確な位置づけであり、両国関係の今後の発展の方向性を明示するものだ。双方は共に努力して、新たな時代において両国関係が一層の発展を遂げるようにすべきだ」と述べた。

 両氏は新たな出発点において伝統的友情を揺るぎないものにし、全方位的に協力を強化する考えで一致した。

(1)相手国の選択した自国の国情に適した発展の道を尊重し、相手国の定めた奮闘目標を支持し、核心的利益に関わる問題で互いに理解し、支持する。
(2)各々の強みを発揮し、農業、インフラ整備、エネルギー分野の協力を推進し、相互貿易のバランスの取れた成長を促す。

(3)文化、教育、観光協力を強化し、民間交流を促進し、文化センターの早期相互設置を目指す。

(4)グローバルな議題、地域の議題で意思疎通と調整を強化し、グローバルな試練に共同で対応する。

 会談後、両氏は包括的友好協力パートナーシップの構築に関する共同声明を発表。海運協定、文化センター相互設置覚書など両国政府間の協力文書の調印に立ち会った。(編集NA)

 「人民網日本語版」2014年1月14日

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最終更新:2014年01月15日 12:54