はじめに

このページは、基本の操作やルールを理解し、脱・初心者を目指したいハンターさんのために、
『モンスターハンター4G』のシステムや攻略のアドバイスについて、わかりやすく解説するページです。
ゲームの基本操作やルールを学びたいという方は、公式のWebマニュアル<初めてのモンハン>をご覧ください。

脱・初心者への道・アイテム編

この項では、大型モンスターとの戦闘において、アイテムの効果的な使用法について解説します。

「回復薬」について

  • 「回復薬」は早めにつかおう!
    「回復薬」や「回復薬グレート」は、残りの体力ゲージがギリギリのときにつかうのではなく、ギリギリになる「前」につかっておく物です。体力ゲージはできるだけ、常に満タン近くにしておきましょう。
    残り体力がわずかな状態だと、残り少ない体力で「回復薬」をつかうタイミングを探してフィールドをウロウロすることになるので、とてもキケンです。
    推奨の使いどきは、ゲーム中でも説明される通り、緑色の体力ゲージが6割を下回ったあたりです。

  • 安全な場所で回復しよう!
    回復している最中にモンスターの攻撃を受けてしまうと、せっかくの回復量がムダになってしまいます。
    モンスターの行動のスキを見つけて回復するのが理想ですが、慣れないうちは、別の安全なエリアに移動してから「回復薬」をつかうのがおススメです。

「砥石」について

  • こまめにつかおう。ただし、安全なタイミングで
    武器の「斬れ味」が高いと、モンスターに攻撃をあてても弾かれにくいだけではなく、モンスターに与えられるダメージも多くなります。くわしくは、斬れ味補正のページを参照してください。
    下位クエストでは、クエスト中の画面に表示される「切れ味ゲージ」の色をできるだけ緑色以上、上位クエストでは青色以上を目安に、こまめに砥ぐことでクエスト達成にかかる時間をぐっと短縮できます。
    ただし、大型モンスターの前で「砥石」をつかうのは、とてもキケンです。味方の「乗り」中や、モンスターのエリア移動の度に使用するなど、安全なタイミングでつかうように心掛けましょう。
    スキルポイント「研ぎ師」を10以上にして「砥石使用高速化」スキルを発動させると隙を大幅に短縮できるため、戦闘中でも安全に研ぐタイミングが増えるので剣士には重要です。

「閃光玉」・「罠」について

  • 「閃光玉」・「罠」はモンスターの疲労時につかうと○、怒り時は△
    「閃光玉」、「落とし穴」、「シビレ罠」はモンスターが「疲労状態」の時に使うと、ふだんより効果時間が延びます。
    アイテムの持てる数には限りがあるので、特別な事情 (早い段階で「部位破壊」しておきたい、空を飛んでいる敵を閃光玉で叩き落したいなど) が無い限り、疲労時に使った方がおトクです。
    怒り時の猛攻を抑えるために「閃光玉」を投げる人もいますが、怒り中はモンスターが派手に暴れて逆効果になるケースも多いです。

  • エリア移動で逃げられないためには……
    「罠」をしかけるタイミングがわるいと、せっかく罠をしかけたのに、モンスターが別のエリアに移動してしまった……ということもあります。
    大型モンスターは、だいたい5分おきにエリア移動を繰り返すので、同じエリアでしばらく戦っているときは罠をしかけずに、モンスターが別のエリアに移動するのを待ちましょう。

  • 「閃光玉」・「罠」が効かない大型モンスターもいる
    中には「閃光玉」が効かないモンスターや、状態によっては「罠」を無効化するモンスターもいます。
    また、「古龍種」のモンスターは、「落とし穴」や「シビレ罠」が無効です。詳しくは大型モンスター一覧をご覧ください。

その他もっておきたいアイテムについて

秘薬・いにしえの秘薬
「調合」で作れる、強力な回復アイテムです。「秘薬」は体力が、「いにしえの秘薬」は体力とスタミナの両方が全回復し、その上限値が最大の「150」まで上昇します。
食事効果で上昇した体力の上限値が、一度力尽きて下がったときに再び最大値にできるので、戦場に復帰するときに有効なアイテムです。下位クエストの終盤以降は「秘薬」を2つ、必ず持って行きましょう。
一度に持ち込める数が少ないので、基本的には力尽きたあとの復帰用のアイテムとしてつかいましょう。回復アイテムとしてつかうのは、これ以上力尽きるとクエスト失敗となり、もう後がないときだけ、と考えましょう。
モスジャーキー
ダメージを受けた時に発生する「時間経過で自然回復していく赤ゲージ」を全回復し、さらに少しの間だけ「自然回復力」が強化されます。
「回復薬グレート」を2つつかっても全回復できないような大ダメージを受けた時に使うと、効果的です。毒や溶岩地形で受けるダメージも回復できます。
また、今作から追加された、セルレギオスの攻撃によって発生する「裂傷状態」への対処法としても最適で、「裂傷状態」そのものを瞬時に回復する他、裂傷により減った赤ゲージを回復できるため、このアイテムがあれば、裂傷状態でもためらいなく回避やダッシュで逃げ切り、安全に回復することができます。
ペイントボール
モンスターに投げつけると、そのモンスターがフィールドのどこにいるかが、マップに表示されるようになります。大型モンスターに出会ったら、すぐにこれをぶつけておきましょう。
ペイントボールのペイント効果は10分程度で効果が切れるので、定期的にモンスターに当てる必要があります。自分のスタミナゲージの上限値が一段階下がったころを、再使用の目安にするといいでしょう。
こやし玉
大型モンスターに投げつけることで、大型モンスターに拘束されたときにすぐに脱出できたり、モンスターにエリア移動を促す効果があります。
クエストによっては、複数の大型モンスターが同じエリアに現れることもあり、片方の大型モンスターにこれを投げて、別のエリアに移動させるという用途もあります。
ただし、逃げやすいモンスターや逃げにくいモンスター、また「こやし玉」の効果自体が無効なモンスターもいます。
ウチケシの実
火・水・雷・氷・龍の五属性の状態やられを瞬時に回復できるほか、「狂竜ウイルス」に感染したときに表示される「感染ゲージ」を、半分だけ減らすことができるアイテムです。
火属性やられは回避行動三回で、その他はいずれも時間経過で治癒はできますが、スタミナゲージ不足や気絶による事故死、龍属性やられによる武器属性値の無効化、「狂竜症」の発症予防など用途の多いアイテムなので、なるべく持ち込んでおきましょう。
特に、龍属性やられによる火力の低下や狂竜ゲージの回復については、モンスターの耐久力、攻撃力が飛躍的に上昇するG級においては武器種によって対処の必要性が高いため、これを持参することをおすすめします。
怪力の種・忍耐の種
怪力の種は攻撃力を、忍耐の種は防御力を180秒間上昇させます。攻撃力や防御力が心許ない場合、こまめに飲んでおくと良いでしょう。
スキルの「アイテム使用強化」で効果時間が270秒に延びるほか、「広域」の効果対象でもあります。また、「忍耐の種」は「防御DOWN状態」を打ち消す効果もあります。
鬼人薬・硬化薬(グレート)
調合で作れる、力尽きるまで攻撃力/防御力を上昇させるアイテムです。「食事効果」の攻撃力/防御力アップとは重複せず、効果の高い方だけが有効となります。
食事効果は一度力尽きると効果が消えるので、保険で持っておくと心強いです。

脱・初心者への道・防具編

この項では、「鎧玉」による防御力の強化や、耐性を考慮した防具選びについて解説します。
各防具の詳しい説明は、メニューの防具・オススメ装備のページを参照ください。

どんな防具を装備するとよいか

  • 最初は「一式装備」で
    防具には「防御力」、「耐性」、「スキル」の3つのステータスがありますが、「スキル」については、基本的に同じシリーズを一式揃える事で発動するようになっています。
    一式分の素材を集める = 特定のモンスターと何度も戦う事になるため、そのモンスターに対する戦闘の経験も得られるので、まずは、同じシリーズの一式装備を目指しましょう。
    ちなみに、ごく一部の例外をのぞき、一式装備は複数のシリーズを組み合わせた混成装備には劣ります。
    ですが、混成装備を構成する為には知識と様々な素材が必要になりますので、混成装備は基礎を整えてから考えたほうがよいでしょう。

  • 「鎧玉」で防具を強化しよう!
    防具は、「鎧玉」を使って加工屋で強化し、「防御力」を上げることができます。こまめに加工屋を覗いて、防具を強化できないか確認しましょう。
    「鎧玉」はクエストのクリア報酬で手に入るほか、採掘でも入手できます。
    防御力が足りないと感じたら、モンスターの狩猟はいったんお休みにして、採掘などで「鎧玉」を集めましょう。

耐性について

  • 属性ダメージに注意
    「鎧玉」でしっかり強化しているのに、大ダメージを受けてしまう……そんなときは、防具の「耐性」にも注目しましょう。
    防具には、それぞれ得意な属性と苦手な属性が設定されており、それを「耐性」といいます。
    たとえば、火耐性がマイナスの防具を装備して、火属性のブレスを受けると、たとえ「鎧玉」で強化していても大きなダメージを受けてしまいます。
    大型モンスターと戦う時は、相手の攻撃の属性と、防具の「耐性」にも注意しましょう。

  • 「属性やられ」について
    たとえば、水属性のブレスを喰らうと「水属性やられ」となり、ダッシュや回避で消費したスタミナゲージの回復が通常より遅くなります。
    こういった状態を「属性やられ」といいます。属性やられは、アイテムや時間経過で治すことができますが、防具の「耐性」が高ければ、この「属性やられ」を防げます。
    具体的には、耐性が「+10」以上で「属性やられ【小】」が無効になり、【大】が【小】に軽減されます。さらに、耐性が「+20」以上で完全に無効化できます。
    ステータス画面では耐性「+10」以上ならオレンジ色、耐性「+20」以上なら赤色で表示されますので、確認しておきましょう。

  • 食事で「耐性」を上げよう!
    大型モンスターの攻撃属性に応じて装備する防具をえらぶのが、いちばんいいのですが、ときには「耐性」の低い防具や相性の悪い防具で戦わなければならないこともあるでしょう。
    そんなときは、クエスト前の「食事」で、食事スキルの「ネコの○属性得意」を発動させましょう。スキルが発動すると、そのクエスト中に限り、マイナスの耐性をかならず「+3」まで上げることができます。
    ただし、装備スキルの「○耐性弱化」が発動していると、耐性は 3 - 20 = -17 になるので注意が必要です。
    また、食事効果の「○耐性アップ」はその耐性が単純に上昇するので、たとえば耐性 +17 を +20 以上にしたい場合などに選ぶのもよいでしょう。

脱・初心者への道・スキル編

この項では、ハンターに様々な効果をもたらす「スキル」と、その仕組みについて解説します。

「スキル」とは

ほとんどの防具には「スキルポイント」という数値が付与されています。
一部位につき少なめのポイント(例えば気絶+1、研ぎ師-2など)が付与されており、
同じシリーズでそろえると(一式装備)、それぞれのポイント合計が10、もしくはそれ以上になるように設定されています。
このポイントが、最低でも「10」はなければ、「スキル」は効果を発揮しません

例:研ぎ師+10で初めて「砥石使用高速化」が発動するが、研ぎ師+7ではスキルは発動しない。
  逆も同じく、研ぎ師-10で「砥石使用低速化」が発動してしまうが、研ぎ師-8ならばスキルは発動しない。

また、スキルによってはポイントがある程度高くなると、更に効果が大きくなるものもあります。

例:攻撃+10で「攻撃【小】」、攻撃+15で「攻撃【中】」、攻撃+20で「攻撃【大】」が発動する。

スロットと装飾品について

「スキル」を発動させる上で重要となるのが、「装飾品」です。
「装飾品」は、旅団クエストを「ナグリ村」のある程度まで進めると、加工屋で作れるようになります。
「装飾品」は、「スロット」と呼ばれる、防具や武器、護石に空いた穴に装着することができ、もともとの装備には無いスキルを追加で発動させたり、
「属性耐性弱化」や「砥石使用低速化」などといったマイナス効果のスキルを打ち消すことができます。

オススメ汎用スキル

ここに書かれているのは、発動させやすい、もしくは多くの武器で役に立つ便利な「スキル」ですが、決してこれらのみが最適解となるわけではありません。
それぞれの武器ごとに有用、もしくは必須のスキルを知りたいときは、各武器のページを参考にしてみると良いでしょう。

砥石使用高速化(研ぎ師)
「砥石」の使用中の研ぎモーションを、4こすり→1こすりに減らせる、剣士系の武器をつかうハンターに有効なスキル。
空きスロット5つで発動できる。このスキルがあれば、エリア移動の手間や、砥石使用中にモンスターに邪魔される危険も大幅に減らせる。

罠師(高速設置)
「罠」や「爆弾」を設置する速度が上がるスキル。空きスロット5つで発動可能。
「罠」や「爆弾」の設置は意外と時間がかかるが、このスキルがあればモンスター転倒時などの短いスキでも設置できるようになる。
モンスター疲労時の罠張りもスムーズに行えるので、モンスターのエリア移動による設置ミスなども減らせる。
また、「落とし穴」、「シビレ罠」の調合が必ず成功するようになるため、調合の成功確率を上げる「調合書」をクエストにたくさん持ちこむ必要も無くなり、アイテムの持ち込み数が限られる場合にも大変有用。

捕獲の見極め(観察眼)
「自動マーキング」のスキルを発動させたり、「ペイントボール」を当てておくと、その大型モンスターが捕獲可能になったときに、マーカーが白く点滅し知らせてくれる便利なスキル。
捕獲でクエストを終わらせることは時間短縮にもなるため、間接的な攻撃力アップのスキルともいえる。
また、「捕獲」がクリア条件のクエストでは、このスキルがあれば、クエスト失敗の確率もぐっと下がる。
上記の「高速設置」との相性も良く、こちらも空きスロット5つで発動できる。

細菌研究家
G級で手に入る「金剛原珠」を用いて、装飾品を作成可能。
説明文通り、「爆破やられ」や悪臭によるアイテム使用不可状態を完全に無効化できる他、「狂龍ウイルス」に感染したときの感染ゲージの進行を、わずかだが遅くすることができる。
事故死の原因になる状態異常3つに耐性を得られるため、空きスロット5つで発動できるスキルにしては、使い勝手も良い。

キノコ大好き(茸食)
今作から追加された、G級から装飾品を作成できる5スロットスキル。
キノコ系のアイテムを全て食べることで使用可能にし、「毒テングダケ」などのデメリットの効果を無効にして、キノコの種類ごとに有用な効果を得られる。
一見地味に見えるが、「秘薬」や「強走薬」といった、持ち込める数の少ない強力なアイテムを、十数個持ち込めるようになると言えば、その強力さは伝わるだろうか。
具体的な効果は、以下の通り。

キノコ系アイテム 食べたときの効果
アオキノコ →回復薬(「広域」スキルが有効)
ニトロダケ →鬼人薬
マヒダケ →硬化薬
毒テングダケ →栄養剤
クタビレタケ →強走薬
マンドラゴラ →秘薬
ドキドキノコ →上記の6種類からランダム
特産キノコ →携帯食料
厳選キノコ →強走薬グレート
熟成キノコ →いにしえの秘薬
スーパーキノコ →回復薬グレート

脱・初心者への道・モンスター編

この項では、大型モンスターの怒りや疲労などの状態、肉質について解説します。

モンスターの基本状態

モンスターには大きく分けて、通常・怒り・疲労と、『MH4』で新たに追加された「狂竜化」という状態が存在します。
なお、怒り+疲労など、複数の状態が同時に現れることはありません。(例外として、狂竜化+怒りなどは存在します。)

通常時
クエストが開始してはじめて大型モンスターと遭遇した時は、基本的にこの状態です。
一定のダメージを与えることで後述の「怒り状態」へと移行します。

怒り時
一定のダメージを受けることで、この状態へと移行します。
攻撃力・行動速度が上昇し、怒り時限定の行動パターンなども追加されます。
見分け方としては「口から吐息が漏れる」「体の一部が変色する」などがあります。
咆哮を使ってくるモンスターは移行時の合図として、直前の行動をキャンセルして咆哮してくることもあります。
多くの場合、最も危険な状態なので、このときは無理な攻撃は控えたほうがよいです。大きな隙の時だけ攻撃するなど、戦い方を変えましょう。
また、危険な時間を減らすという意味では、この状態で乗りダウンやスタン(めまい・気絶)、麻痺を発生させると、より安全に戦えます。

疲労時
モンスター自身が大技でスタミナを減らす、打撃属性の攻撃でスタミナを一定の値まで減らすと、この状態になります。
見分け方としては「口から涎を垂らす」「ブレスが不発になる」などがあります。
この状態になるとボーっとしたり、突進後に転倒するなどして隙が増えるので、こちらの攻撃のチャンスが増えます。
また、「閃光玉」や罠の拘束時間が延びるのもこの状態です。
一定時間経過や小型モンスターの捕食などで疲労状態は解除されます。

狂竜化
クエスト内容に「生態未確定」の表示がある場合、クエスト中に時間経過でこの状態になります。
突然倒れた後、しばらくして黒いオーラと共に復活します。
体色が全体的に黒くなり、目の色も妖しく光る、吐息や涎、果ては吹きだす血までも黒や紫といった色に変わります。
この状態では殆どの攻撃に「狂龍ウイルス属性」が付加され、行動速度の向上、肉質の硬化もしくは軟化など通常種から変化します。

強化というよりは暴走に近く、見当違いの方向へ攻撃をしたり、疲労状態にもなりやすいです。
他の状態とは別扱いのように見えますが、怒りや疲労も普通に起こり、罠も有効です。
また、一度発症すると討伐(捕獲)するまでこの状態は続きますが、旅団上位クエストでドンドルマの研究所所長から依頼をクリアすると、
「抗竜石」というアイテムが使用可能になり、それを使用して攻撃を繰り返すことで一定時間だけ解除し、通常の状態に戻すことができます。

極限状態
モンスターが「狂竜ウイルス」を克服した状態で、狂竜化したモンスターの攻撃力、防御力に著しい強化がかかった状態です。
クエスト内容の「生態未確定」の表示も赤黒い爪痕型の禍々しい物となり、モンスター自体の見た目も全体に黒いオーラをまとい、
ウイルスの元凶であったゴア・マガラと同様に行動ごとにウイルスゾーンを発生させるようになります。

上記の「狂竜化」と比べて特に顕著なのが防御力の強化で、切れ味や弾かれ無効の効果を一切無視して、一部部位以外の身体の全てが攻撃を弾くようになります。
(弾や矢、虫も弾かれてエキスを取ることすらできず、弾と矢はハンターに向けて弾き返される)。
また、ガンスの砲撃は効果があるものの、低ダメージを与えるのみです。罠や「閃光玉」、「音爆弾」や「こやし玉」などのアイテムも全て無効化されますが、モンスターに拘束されたときの攻撃解除のための「こやし玉」は有効です。

この状態では、対抗策無しで戦うことはほぼ不可能です。ほぼ唯一の対抗策は、上述した「抗竜石」を使用して攻撃を繰り返し、極限状態をすばやく解除することです。

ちなみに……「極限状態」の性質上、「抗竜石」を持たないハンターは、極限状態のモンスターとの戦闘で戦力として数えられないからか、オンラインプレイで極限状態のモンスターが出てくるクエストの貼ってある「集会所」に入っても、「抗竜石」の不所持を理由に、メンバーから外されてしまうことが非常に多いようです。
極限状態のモンスターのクエストの集会所に参加したいときは、村クエストをある程度進めて「抗竜石」を手に入れ、かならず持参しておきましょう。

モンスターの状態異常

モンスターも、状態異常の武器や弾・ビンで攻撃することで、ハンターと同じく状態異常にかかります。
それぞれの特性を知ることで、モンスターとの戦いがより有利になります。

状態異常値を一定以上蓄積させるとモンスターの頭上に毒エフェクトが現れ、一定時間モンスターの体力を徐々減らす。
  • 長所:肉質が硬い相手、攻撃チャンスの少ない相手にも継続的に固定ダメージが入る。
  • 短所:毒を使うモンスターには効果が薄い。部位破壊を狙う場合、毒ダメージが邪魔になりやすい。

麻痺
状態異常値を一定以上蓄積させるとモンスターがシビレ罠にかかったポーズで一定時間硬直する。
  • 長所:麻痺中はモンスターが受けるダメージが1.1倍に増加。単純に動きが止まることから部位破壊も狙いやすくなる。
  • 短所:尻尾切断や乗り・スタンが起きると強制的に解除される。麻痺中の蓄積は無効(解除されてから蓄積値が再カウントされる)。

睡眠
状態異常値を一定以上蓄積する、モンスターが瀕死時に巣で休眠すると睡眠状態になる。
  • 長所:起こす際の最初の一撃は、近接武器では2倍、爆弾や弾の場合は3倍のダメージになる。早い段階での部位破壊に便利。
  • 短所:小型モンスターの攻撃などで起こされ邪魔されやすい。PT時はあらかじめ眠らせる旨を伝えておかないと無駄になりやすい。

爆破
状態異常値を一定以上蓄積させると、蓄積が達した最後の一撃で部位破壊を伴う固定ダメージを与える。
  • 長所:固定ダメージを与える状態異常だが、毒とは違い部位破壊がし易く、怯みを誘発させやすい。
  • 短所:爆破を使うモンスターには効果が薄い。破壊可能部位を狙わないと爆破属性の利点が弱い(固定ダメージとしては毒に劣る)。

目眩(別名スタン、気絶など)
モンスターの頭部を打撃属性の攻撃や、減気弾や榴弾の爆発、曲射などで目眩値を一定以上蓄積すると、一定時間モンスターが転倒する。
  • 長所:麻痺と同じく纏まった攻撃チャンスが得られる。
  • 短所:頭部を正確に狙う必要がある。尻尾切断、乗りや麻痺が起こると強制的に解除される。目眩中の蓄積は無効。

肉質と耐久値

肉質
肉質とはその部位のダメージの通りやすさの事で、高いほどダメージを与えられます。
攻撃が通りやすかったり、逆に弾かれてしまったりという事はこの数値で決まります。
切断、打撃、弾、それぞれに違う数値が設定されているため、例えば大剣で大ダメージを与えられる部位がハンマーだとサッパリ…という事も起こり得ます。
怒り状態に移行したり、部位破壊が成立すると肉質が変化するモンスターもいます。
また、狂竜化すると一部の肉質が変化します。

肉質には物理的なものの他に、各属性攻撃に対する数値も設定されています。
物理肉質とは全く異なる数値が設定されている事もあり、中には攻撃が弾かれてしまうような堅い部位に特定の属性ダメージがよく通るモンスターもいます。
こちらもモンスターの状態や部位破壊によって変化することがあります。ただし狂竜化で属性肉質は変化しません。

各モンスター毎の肉質についての詳しいデータは大型モンスター一覧をご覧ください。

耐久値
各部位に肉質とは別に設定されている数値で、攻撃を加えるごとに減少し、ゼロになると怯みや転倒が起こります。

脱・初心者への道 立ち回り編

この項では、大型モンスター相手の立ち回りのコツやマルチプレイでの注意点について解説します。

立ち回りの基本

  • モンスターを観察しよう!
    大型モンスターに闇雲に攻撃を仕掛けても、返り討ちにされてしまいます。
    ずっと張り付いて攻撃し続けるのは、大型モンスターの動きを熟知しているからこそできる事です。
    まずは、大型モンスターの動きをよく観察し、攻撃できる隙を見つけましょう。
    安全なタイミングで攻撃し、危なくなる前に離脱、これが基本です。

  • 「あと一撃」を我慢しよう!
    初心者によくありがちな事は、モンスターが隙を晒した時、攻撃しすぎて離脱が遅れ反撃を食らうという事です。
    慣れるまでは、あと一撃加えられるかな?という時に敢えて攻撃をせず、離脱する癖をつけましょう。

  • 弱点を知ろう!
    大型モンスターにはそれぞれ弱点部位や属性、逆に攻撃がほとんど通らない部位が存在します。
    まずはよほどの事情が無い限り、弾かれるぐらい硬い部位は極力避けましょう。
    柔らかい部位、弱点属性を攻めることによって、より早く討伐可能になります。
    また、部位破壊をすることによって一部の行動を封じられる場合があります。
    例えば、尻尾を切ってしまえば、それだけ尻尾攻撃のリーチは短くなり、安全に立ち回ることができます。

  • アイテムや乗りを活用しよう!
    狙った部位に攻撃が上手く当たらない…
    そんな時は罠にかけて動きを止めたり、「乗り」を成功させて転倒させてしまいましょう。
    また、硬い部位に効率良くダメージを与えるには大タル爆弾等の爆破ダメージが有効です。

  • スキルを上手く使おう!
    大型モンスターによっては特定のスキルが非常に有効に働く場合があります。
    例えばよく吠える相手に「耳栓」を発動させておけば、咆哮中は無防備になるので、こちらの攻撃のチャンスとなります。

マルチプレイでの立ち回り

  • 攻撃に気をつけよう
    ハンターの攻撃は、ダメージこそ無いものの他のハンターにも当たります。のけぞりや吹っ飛びも発生します。
    せっかくの攻撃チャンスに味方を吹っ飛ばしてしまっては元も子もありません。
    自分の使っている武器の攻撃範囲を把握しておくといいでしょう。他の人とは違う部位を攻撃するというのも手です。
    武器ごとの注意点は各武器のページに載っているので参考にして見てください。

    例外として、味方が気絶・睡眠・麻痺状態になった場合、攻撃することで即回復させることができます。
    特に麻痺は吹っ飛ばさないと回復しないので、味方を援護するためにも吹っ飛ばす攻撃を覚えておくといいでしょう。

  • 誰かが乗り状態になったら
    他の人がモンスターに乗った時は手出ししないのが無難です。
    乗り中に他者が攻撃してモンスターを怯ませてしまうと、乗り状態が解除されてしまいます。
    乗りの成功に備えて研ぎや回復、調合を済ませると良いでしょう。
    例外として、ペイントボールや睡眠弾はダメージがゼロなので怯み自体が発生しません。
    また、慣れた人は乗り状態の終了間際にサインを出してくれますので、攻撃準備をしましょう。


コメント

  • モスジャーキーの項、裂傷状態についても追記するといいかも -- (名無しさん) 2014-11-11 15:20:19
  • あと、G級に入ってからではあるけど極限状態と抗竜石についても追記した方が
    今回はキックができるから、キックの目安にされてることも考えると、知らない人のためにも解説項書くべきかと -- (名無しさん) 2014-11-11 15:28:22
  • 携帯からで悪いけど色々と編集してみた
    なんか修正点あったらたのんます -- (名無しさん) 2014-11-11 17:14:23
  • ウチケシの実のところ、狂竜病ってなんだ -- (名無しさん) 2014-11-17 22:04:54
  • 麻痺と目眩のデメリットのところ、乗りでは強制解除されないです
    蓄積は溜まりますが、乗り発動ぎりぎりで止まります -- (名無しさん) 2015-01-17 18:14:02
  • マヒも眩暈も乗りの長時間ダウンを上書きするはずだから逆じゃないか、とは思う。 -- (名無しさん) 2015-01-17 23:45:56
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最終更新:2017年01月31日 05:31