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*=フランとゴリラの大冒険ばんがいへん! 『vs大瑠璃なめ子』=
フランとゴリラはとっても仲良し。
いつも一緒にお散歩するの。
「今日は校舎裏を見に行きましょう。」
「ウホウホ。」
フランとゴリラが校舎裏を見に行くと、そこでは大瑠璃なめ子が友達になってくださいをいう練習をしていました。
「ごきげんよう。」
「ウホウホ。」
「絵描こーぜ。」
「ウホウホ。」
だけど、おやおや?なめ子の様子がおかしいです。
何やら顔を真っ赤にして慌てています。
「どうしたの?」
「ウホウホ。」
「な、仲よくしたかったあなたたちの方から誘ってもらってパニックになっちゃってるだけなんだから!あなたたちは全然悪くないんだからねっ!」
そう言うと、なめ子は恥ずかしさに耐え切れず後ろを向いてうずくまってしまいました。
「コミュ障だね。」
「ウホウホ。」
「そうだ、こんなところにバナナがあるわ。」
「ウホウホ。」
フランとゴリラはバナナを全て平らげようとしましたがそれはバナナではなくなめ子のツインテールでした。
これにパニクるのは誰も責めることはできないでしょう。
「あ、あなたたち何やってるのよ!いきなりこんなキ、キスみたいなことっ!」
「おいしそうだったのにもさもさしてるだけでした。」
「ウホウホ。」
「困ったわ、何か代わりになるものはないかしら。」
「ウホウホ。」
「そうだ、こんなところにキノコがあるわ。これをみんなで食べましょう。」
「ウホウホ。」
そう言うと、フランとゴリラはゴリラの体から生えているキノコをむしり取って木下の焚いた火にくべました。
しばらくするとキノコの焼ける香ばしくておいしそうな匂いがしてきました。
みんなで焚き火を囲んでバーベキューです。
「椎茸は中までしっかり火が通って、外側は軽く焦げ目がついたら醤油をつけて食べるの。」
「ウホウホ。」
「スーパーキノコは生でもいけるわ、食べると亀にぶつかっても助かるの。」
「ウホウホ。」
お腹がいっぱいになる頃には、とっても楽しい気分になってきました。
みんなキノコにあたってラリってきたようです。
「絵描こーぜ絵描こーぜ絵描こーぜ!」
「ウホウホ!ウホウホ!ウホウホ!」
「友達100人出来るかしら!?友達100人出来るかしら!?友達100人出来るかしら!?」
やがて夕日が沈んで辺りがすっかり暗くなっても、校舎裏では3人の明るい笑い声が響き渡っていました。
あまりにうるさくて生徒から通報を受けた生徒会メンバーが駆け付けてくると、フランとゴリラはまだラリってるなめ子を残して家路につきました。
「今日もいい事したね!」
「ウホウホ!」
「明日もお散歩しようね!」
「ウホウホ!」
「明日はどこに行こうかなぁ。」
めでたしめでたし。