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■たたかえ蟹ちゃんシリーズ■第4話☆老人ホームを襲え!■


ヴヴヴヴヴ。サイバネ腕に組み込まれたスマートホン転用通信装置が振動し、『司令官』からのミッション着信を告げた。「老人ホームを襲撃し、我等一族の支配下に置くのだ」「どうして幼稚園バスとかを襲わないのですか」「少子高齢化の影響だ」「なるほど」1

無力な老人どもが暮らしている施設のM&A襲撃。簡単な仕事だな、とサイバネ少女は思った。巨大な機械の腕で器用にボールペンを使い、老人介護施設『まつごのさけ』の来場者記録簿に書き込む。「会社名:(有)二家、来場目的:襲撃……っと」2

「ウワーッハッハーッ! このホームは我々サンシタ一族が頂いた! 抵抗する者は殺す!」サイバネ少女は、両腕の巨大クローを掲げ威嚇しながら宣言する。震え上がる老人たち! しかし、サイバネ恐怖に屈しない者がいた!「そんなことさせないよっ!」響く電子音! どれみふぁそらしどー! 3

拳に装着した低周波ナックルを構えた少女は、サイバネ襲撃者を強い視線で睨んだ。ナックル側面のインジケーターが電撃フルチャージを示している。「臨戦介護師『福篠ゆにば』だなァー? 想像以上にチビっこいなァ。知ってるぜ。てめェの弱点はリーチの短さだァーッ!」4

巨大クローの長大な射程が唸りをあげて小さなゆにばに襲いかかる! ゆにばは鋭くステップバック! 射程のギリギリ外側に退避! そして!「応急対所攻撃っ!」低周波ナックルの電気パンチでクローの先端を打つ! ずばちゅん! 輝くアーク閃光! 5

「グワーッ!」金属製のクローを通じて高電圧攻撃がサイバネ少女を苛む! 電気でしびれて一瞬動きが止まった隙に、ゆにばステップイン! どむっ! どむっ! どむっ! 三連ボディブロウ!「ぐぼォー!」吐き出される朝ご飯のサンマ! 6

「おのれえェーッ! こうなったらこんな施設、焼き尽くしてくれるッ! 老人どもを火炙りにして高齢化対策だァーッ!」怒りに満ちたサイバネ少女はクローの火遁放射機能を作動する! しかし……ズドーン! 火遁機能の異常動作によってサイバネ両腕が暴発自壊! 7

いつの間にか火遁噴出孔に粘液が詰められ封じられていたのだ。「ヴぃすかす・ミゅーかす。住む場所がなくなると困るからのう」封じたのは粘液魔法を使う魔法少女、後藤うさ! 魔法少女態は可愛いらしい少女だが正体は『まつごのさけ』に入所してるおじいさんだ! 8

「くっそー! 覚えてろよー!」流石に状況不利と判断しサイバネ腕で施設の壁を破壊して逃亡……しようとしたが腕が壊れてて失敗!「ぎゃんっ!」壊し損ねた壁に顔面激突! どれみふぁそらしどー! 電撃再チャージ音と共に迫り来るゆにば!「ちょ、ちょっと待」ずばちゅん!「ギャアァーッ!」9

■第4話☆老人ホームを襲え!■ おわり


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