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■蟹ちゃん vs 紅井黄泉路■

「紅井先輩こんにちは☆」
「やあ、蟹ちゃん。君の名前は素直でいいな。みんなも君みたいなやさしい(名前の)子ばかりだといいんだが」
「……もしかして私の本名知らないんですか?」
「えっ、蟹ちゃんは本名じゃないの?」
「もっちろん! 二家の命名規則に則った立派な名前があるんですよ☆」
「へー。……もしかして、読みづらい名前?」
「ククク、どうかなァー? 知ってるぜェ、三九六のことを『みくろ』って呼んだらしいじゃねェか!」
「くっ、なぜそれを?」
「三九六の奴は妃芽薗の先輩だからなァ。ちなみに私は最初、『ざくろ』って読んでたから『さくら』に近い分、私の勝ちだァーッ!」
「あんまり変わらないんじゃ……」
「さァて問題だ! 私の名前、読めるかなァー?」
蟹ちゃんは名刺を差し出した。
そこには“(有)二家 戦闘部隊 十二獣『蟹』二〇禾予”と書かれている。
「ぎゃああーっ!」黄泉路は吐血した。
“二家”は知ってる。知らなきゃ絶対に読めないレベルだが知ってるのでナントカ読める。
“十二獣”も大丈夫だろう。
問題は……“〇禾予”だ! なんだこの文字列!
「ゆうげんがいしゃサンシタけ……せんとうぶたい、じゅうにじゅう……」
「ブーッ! そこは『トゥエルビースト』だぜェーッ!」
「うぎゃーっ! ここでつまづいたかーっ!」
「さあ続きだ。がんばれよォー!」
「とぅ、トゥエルビースト……かに……だよね」
「オッケー」
「さんした……お、おのぎよ?」
「ブッブー!」
「じゃあ、まる……のぎょ?」
「ブッブブーッ! アウトーッ!」
「くっそー! で……、正解は?」
「おっしえなーい!」
「な、なんだとーっ!」
「へっへへー! ばいばーい!」
「おいこら、待て、気になるじゃないかーっ!」

■蟹ちゃん vs 紅井黄泉路■ おわり