輪栽式農法(ノーフォーク農法)

輪栽式農法(ノーフォーク農法)

まずは……何をおいてもウィキペディア先生ですね。ja.wikipedia-輪栽式農法

もちろん本気で内政をするならこの程度ではいけないのですが、NA・I・SE・Iなら、とりま十分ですね^^

 

農業ってのはむつかしいものです。

進化段階としてはこんな感じになります。

若干適当ですがNA・I・SE・Iですから、気にせずパーッといきましょう。

 

①なーんも考えず適当に植える。

地力の回復がどうとか、そういう難しいことは何も考えずに、まあ適当に植えるという方法です。

最初のうちはいいですが、徐々に土地の養分がなくなってきて、不作になります。

 

②二圃式農法

農地を2つに分割して、片方で作物を作りながら、

もう一方を休ませて地力や土壌の水分の回復に努める、という方法です。

ようやく持続可能なレベルの農業になったと言えるでしょう。

 

③三圃式農法

農地を3つに分割して、

Ⅰ冬穀物(小麦・ライ麦など)の農地

Ⅱ夏穀物(大麦・燕麦・豆など)の農地

Ⅲ休耕地(家畜を放牧して糞などさせて土壌の養分回復!)

これをローテーションさせるという方法です。

二圃式農法に比べて休耕地の割合が減りますから、収穫量があがります。

 

④輪栽式農法(ノーフォーク農法)

農地を4つに分割して(分割せずにする方法もあるようです)

Ⅰ冬穀物(小麦・ライ麦など)の農地

Ⅱ家畜の冬用エサ(カブ、ジャガイモ、テンサイなど)の農地

Ⅲ夏穀物(大麦・燕麦・豆など)の農地

Ⅳ牧草地(クローバー、サインフォイン、ライグラス、ウマゴヤシなど地力を回復させてくれるものを植え、家畜に糞もさせる)

これをローテーションさせるという方法です。

農地の配分をみると、穀物が取れる部分はⅠとⅢですから、三圃式農法に比較しますと、むしろ収穫量は下がります。

つまり穀物のために使えるのは農地の半分ですから二圃式と同じです。

けれども、Ⅱで家畜の冬用エサが用意されていることに注目してください!

これまでの三圃式農法では、冬用の家畜のエサを特別には用意しませんでした。そうすると牧草が枯れてしまう冬季には家畜が餓死してしまいますから、それを防ぐために、農耕用の家畜を殺して肉にしてしまうことになりました。そうすると冬がくるごとに農耕用の家畜の数を絞ることになりますから、農地を増やすのが困難になります。

けれども、最初から家畜の冬用のエサを輪作のなかに組み込んで用意しておけば、冬になって家畜の数を無理に絞る必要はないですね。そうすると農耕用家畜が増えていきますから、一気に農地を広げることが可能になります。

 

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最終更新:2015年10月13日 17:22