こちらのページでは、チョロQ・チョロQ.VER.1.02の小ネタについてまとめています。
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◆OPデモのブラック・マリア
タイトル画面でSTARTボタンを押さないでいると、オープニングデモが表示される。
このうちブラック・マリアがゼロヨンストリートを走っている物は、エンジン音が直前にプレイしていた装備と同じ物になる。
ゲーム機本体から起動した場合は必ずノーマル・エンジンの音になるが、
「グランプリをめざす」でエンジン+1を装備している状態でタイトル画面に戻ると
ブラック・マリアのエンジン音もエンジン+1のものになる。
このように直前に装備していたエンジンによって、ブラック・マリアのエンジン音は4種類に変化する。
あくまでもエンジン音が変わるだけであり、オープニングデモでの挙動は変化しない。
「とにかくあそぶ」「ふたりであそぶ」でも同様の現象が発生する。
◆楽曲担当、田辺文雄氏のインタビュー記事
複数タイトルにまたがるため、個別記事としています。
→
コチラ
◆肉のいちの
複数タイトルにまたがるため、個別記事としています。
→
コチラ
◆走行距離バグ
レース毎に内部でカウントされている走行距離が限界を超える、つまりオーバーフローさせることで起こるバグ。
数値の上限を超える正のオーバーフローと下限を超える負のオーバーフロー、両方を発生させることが可能。
さらに、ゲームのバージョンが初回版かVer1.02かで結果も変わる。
1レース中の走行距離が約167.8kmを超えるとオーバーフローを起こし、走行距離が負の値になる。
その時点でメニューに戻ると、総走行距離が167kmほど減少する。
実践するならトリップメーター(走行距離を表す計器)の付いているアナログメーターを装着し、初級サーキットのような走りやすいコースをひたすら逆走し続けよう。
MT6さいこうの最高速を維持し続ければ、40分ほどで167.8kmに達することができる。
トリップメーターの表示がおかしくなれば、それがオーバーフローの合図だ。
なお167.8kmに達した後、メニューに戻らずそこからさらに167.8km走ると再度オーバーフローを起こし、走行距離のカウントが一周して0に戻る。
走行距離が167.8kmに達してもオーバーフローを起こさなくなっている。
ただし、そこからさらに再度167.8km走ることで起こるカウント一周オーバーフローは残ったまま。
坂道などを利用してバックし、バックした距離が前進した距離を超えるとオーバーフローを起こし、走行距離が負の値になる。
その状態でメニューへ戻れば、バックした距離から前進した距離を引いた分だけ総走行距離が減少する。
実践の際はアナログメーターの他、バック時減速しにくくするためにふつうのシャーシを付け、ギアがなるべく上がった状態でバックすると良い。
バックに利用する坂はビッグドームの外周部分がおすすめ。
初回版と同様にオーバーフローを起こせるが、負の値ではなく正の大きな値(335kmほど)になる。
上記の通り、初回版でオーバーフロー(正でも負でも)を起こすと総走行距離が減算されるのだが、減算値がそれまでの総走行距離を超えた場合、総走行距離がマイナスの値になり、下のように走行距離欄の表示がバグる。
画像は負のオーバーフローにより総走行距離を-1kmにしたもの。
試すなら総走行距離が少ないセーブデータで行うと良い。
もし負のオーバーフローによって表示をバグらせたい場合、はじめから開始したデータで、トンネルショートのゴール手前のジャンプ台を利用してバックしよう。
正のオーバーフローに比べると、減算値が少ない分見た目のバグり方もちょっとだけ大人しめだが、比較的手早くバグらせられるぞ。
ちなみに本作はコース選択画面でコースごとの走行距離も確認できるのだが、オーバーフローさせた場合はそこの表示も同様にバグる。
オーバーフローさせた結果が初回版とVer1.02で少し異なるのは、走行距離をカウントする変数のデータ型が初回版では符号付き数値であるのに対し、Ver1.02では符号なし数値になったためだと思われる。
しかし上記の通りVer1.02でもオーバーフローを起こせてしまうので、走行距離が正常にカウントされない事態になりうるのを結局解消できていない。
そのため、何故オーバーフローそのものを何とかしなかったのか?という疑問が残る。
なお、これらのオーバーフローは
チョロQ2にも引き継がれており、Ver1.02と同じ結果になる。
しかもそちらでは任意でバックできるため、負のオーバーフローをより手軽に引き起こせるようになってしまっている。
◆クイックターン
チョロQ2と3にも共通する仕様およびテクニック。
本来、ハンドルを切り始めてから旋回速度が最大に達するまでには多少時間を要するが、
ハンドルを左右どちらかに切って旋回速度が最大になった後、ハンドルをニュートラルに戻さずすぐ逆方向に切ると、その方向への旋回速度が瞬時に最大に達し、素早く曲がることができる。
スリップしていると上手く曲がれないので、事前にある程度スピードを落としておく必要がある。
慣れるまでは予想外の急旋回によるミスの原因になりがちだが、
上手く使えば、S字やシケインのようなハンドルを細かく左右に切る場面やカーブのライン取りの調整など、幅広く役に立ってくれるテクニックだ。
ワンダフォーでは本仕様が削除され、テクニックとして使えなくなった。
◆左右で異なるタイヤの煙
本作のみの仕様として、左と右とで異なるタイプの路面(左は舗装路、右は路肩など)を走ると、
タイヤから出る煙も左右で違う色のものが出る。
なお実際のグリップ値は、ほとんどの場合左右のうち低いほう(正確には大きいほうのアドレスのグリップ値)が適用されるので、スリップを防ぎたいのなら路肩には少しでも入らないように気を付けたい。
◆EDデモのプレイヤーカーのセッティング
冬のワールドグランプリをクリア後、上級サーキットをオートで走るエンディングデモが流れるが、
このときのプレイヤーカーの装備は、ウィングのみグランプリ最終戦で装備していたものを引き継ぐ。
性能が変わる影響でプレイヤーカーの走りも変化しており、
ウィングなしの場合はロードバスターと一緒にヘアピンでのコーナリングをミスして壁に激突したりする。
◆ヒール&トゥ
×ボタン(アクセル)と□ボタン(ブレーキ)を同時押ししながら曲がると、×や□を単押しして曲がるより車体がよく滑る。つまりドリフトがしやすくなる。
スピードが足りない時やグリップの強いレーシングタイヤを履いている時でもドリフトができるので、ドリフト走行の強い本作では覚えておくと便利。
次回作のQ2以降は、同じ操作をしても特にグリップが落ちたりしない模様。
ちなみにヒール&トゥとは、アクセルペダルとブレーキペダルを踵と爪先で同時に踏む実車のドライビングテクニックのこと。
◆ビッグドームの天井
通常、
ビッグドームには天井があるが、「ふたりであそぶ」モードに限り
天井が開放されており青空を拝むことができる。
コマ落ち軽減のための措置だろうか。
◆森と泉のコースに刺さる剣
森と泉のコースの滝裏の洞窟の出口付近の左手には抜け道があり、その奥には
一本の剣が土台に刺さっている。
この剣は「闘神伝」シリーズの登場人物「カイン・アモウ」の所持する西洋刀「エクスカリバー」とのこと。
このような闘神伝シリーズのオマージュはタムソフト開発のチョロQでは恒例で、
次回作や
次々回作にも同シリーズの登場人物の武器が刺さっているスポットがある。
ちなみに、本作のみだが闘神伝のステージが内部に存在する。コース名は「?」、BGMはデモ画面と同じで敵車や周回判定は無し。足場から落下すると二度と戻れなくなるので注意。
◆せいそうしゃのセッティング
各スプリントレースで最下位ポジションとして登場する「ライバルカー09(せいそうしゃ)」は、プレイヤーが最下位以外のポジションからスタートした場合、セッティングがプレイヤーの初期装備と全く同じものに変化し、コースによって極端に遅くなったり速くなったりする。
例えば
初級サーキットや
森と泉のコースのような他のライバルのペースが遅くカーブが緩やかなコースでは、最高速度が大きく上がることにより入賞圏内に食い込むほどの走りを見せるが、
ゲーム後半の急カーブのあるコースでは、ステアリングなどが弱くなることが災いし通常より大きく遅れてしまう。
特に
アップダウン峠では、崖がせり出しているエリアを超えられず
1周し切ることすら難しい。
また
トンネルショートでは、カーブを曲がり切れなくなる影響で、通常ライバルが使用することのない
ショートカットに入ったりすることもある。
なお
スペシャルサーキットでは、1位のポジションにブラック・マリアが食い込む影響でライバルカー09が居ないため、代わりにライバルカー08が初期装備化の被害に遭う。
この現象が起きるのは、以下の2点の要因によるもの。
一つは、各ライバルのセッティングが、車ごとでなくその時のスタートポジションごとに変わること。
例えばライバルカー03の場合、プレイヤーのスタートポジションが4位以下だと3位開始となり、3位用のパーツが割り当てられ、
プレイヤーのスタートポジションが3位以上だと4位開始となり、4位用のパーツが割り当てられる…といった仕組みになっている。
そのため、ライバルカー09のみならず他の車もプレイヤーのスタートポジションによってパーツの強さが多少上下している。
もう一つは、10位用のパーツがコースを問わずプレイヤーの初期装備と全く同じものが設定されていること。
本来スタートポジションが1つ変わったくらいでは最高速度が少し違うくらいで性能に大きな差はないのだが、9位用のパーツとプレイヤーの初期装備とでは性能がかけ離れているため、走り方も上記のように目立って変化してしまうのである。
◆スペシャルサーキットのライバル
スペシャルサーキットで走らずに放置していると、ライバル達が4周目に入ったあたりでライバル達がコースに沿って走ることができなくなり、
ひたすら壁に衝突し続けるようになる。
◆説明書のスクリーンショット
初回版の取扱説明書7ページ上部「ステイタス画面表示について」に添付されたセッティング画面のスクリーンショットには、製品版と異なる表記や本来存在しないはずのパーツがある。
具体的な製品版との違いは以下の通り。
- 「おもさ 500」表記
- ミッション「5ATクロスタイプ」装着
- クラクション「ノーマルホーン1」装着
- パラメータのゲージの色
これらは開発中の名残と思われる。
なお、Ver1.02の説明書では製品版のものと思われるスクリーンショットに差し替えられてしまっている。
※スクショの元ツイ
◆初回版とVer1.02との違い
初回版とVer1.02との違いは、現在判明しているものでは以下のものがある。
初回版を基準に、Ver1.02でどう変化したか記述する。
- ボディ「C-CAR」「きかんしゃ」がなぞのみせで購入できるようになり、価格設定も変わった(50000G⇒1000G)
- 走行距離バグ発生時の挙動が変わった
- レースの挑戦回数が255回を超えると0に戻ってしまっていたが、Ver1.02では99回でカンストするようになった
- とにかくあそぶモードで、レース終了後に再スタートするとスタートポジションが前に終えた順位の位置になっていたが、Ver1.02では常に10位からスタートするようになった
- ふたりであそぶモードで、不利側に与えられるハンデ「追跡パワーアップシステム」適用時の加速の挙動が変わった
- 各種メニュー画面のレイアウト等が変わった
+
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レイアウト変更の詳細 |
- タイトルメニューのレイアウトと配置が変わった
- カーソルに指されている選択肢の文字色について、無印では黄色に変わるものと白のままのものとがあったが、Ver1.02ではすべて黄色に変わるようになった
- ショップ売買時の確認メッセージ「(パーツ名) XXXXG を かいますか?/うりますか?」のXXXXのフォントが変わった
- 「おかねが たりません。/パーツは32コまでしか~」のようなショップ中に出る警告メッセージのウィンドウの形と文字色が変わった
- グランプリ中のポーズメニューのウィンドウが小さくなった
- 走行距離が下5ケタ分しか表示されていなかったが、Ver1.02では6ケタ目以上も表示されるようになった
- とにかくあそぶ/ふたりであそぶモードの「ゲームを終る」選択時に出る確認メニューのレイアウトが変わった
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◆追跡パワーアップシステム
2人用モードとして「ふたりであそぶ」があるが、2位の加速と最高速が上昇する「追跡パワーアップシステム」(以降ブーストと表記)が搭載されており、レブリミット(回転数の上限)を超えて最高速が伸びるようになる。Ver1.02の場合、《MT6さいこう》・《ATさいこう》で293km/hまで伸びるようになる。
なお、レブリミットは通常時は9000回転、ブースト時は10000回転に設定されているが、レブリミットの0.9倍で伸びが止まるよう設定されている模様。初期版の場合は制限が緩いので更に伸びる。
厳密には、レブリミットの変化に合わせて加速も増減する仕様となっており、同じ性能のエンジンでもレブリミットの違いで加速が変化する。エンジン性能自体は一切変化していない。
以降もよく似たシステムはあるが、以下のように作品によって仕様や呼び方がバラバラだったりする。
「Q2」:未搭載
「Q3」:1P・2Pのうち有利な方のレブリミットが1/15低下する「追跡パワーアップシステム」
「ワンダフォー!」:不利側の加速のみが上がる「スローカーブースト」
◆TamDonald's
ゼロヨンストリートのゴール付近左手には「TamDonald's」という建物がある。
某大手ハンバーガーチェーン店のパロディと思われる。
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最終更新:2024年02月18日 15:16