こちらのページでは、チョロQビュンビュンレーサーの基本情報についてまとめています。
【!】このwikiの作成者は、この作品を持ち合わせていません。お持ちの方がいましたら、項目を作成して頂けると助かります。
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◆基本情報
概要
タイトル名 |
PlugIt! チョロQビュンビュンレーサー |
対応機種 |
プラグイットシリーズ |
プレイ人数 |
1~2人 |
発売 |
2003/04/24 |
販売 |
株式会社タカラ (現:株式会社タカラトミー) |
開発 |
新世代株式会社 |
備考 |
メーカー希望小売価格 6,800円(税別) |
作品紹介
走って跳んでゴールを目指せ!疾走 チョロQレーシング!
テレビのAV端子にプラグを差し込むだけで、すぐにゲームが遊べるぞ!
ハンドルで移動!アクセルでスピードアップ!わかりやすくて誰でもできる簡単ハンドルコントローラーだ!!
2個のハンドルコントローラーが入っているから、買ったその日から対戦レースが可能。2人用モードで友達と勝負だ!
◆データ
基礎知識
「チェッカーズアイランド」で開催される4年に1度の「Qカップ」。
島のいたるところがレース場となり各国から集まった「レーサー」たちがそれに挑みます。
ライバルを邪魔するのも、車を改造するのもまったくの自由。
唯一のルールはだれよりも早くゴールに到着することだけです。
今日もまた、優勝賞金をねらうレーサーたちのエンジン音が島に響き渡ります。
~説明書3ページ目より~
この作品はチョロQゲームシリーズの中で、かなり希少な部類に入るだろう。
独自のコントローラーを用いたゲームプレイはPS版チョロQ等とは違う臨場感を与える。
全体的にはスーパーファミコン辺りの時代のレースゲームを思わせる。
車両のグラフィックは3Dモデルを各方向から撮影したもののようである。
同じモデルと思しき車両はパッケージにも描かれている。
パッケージにはところどころ開発途中と思わしきスクリーンショットが散りばめられており、制作模様の想像を掻き立てる。
画面の説明
四角で囲んだ場所と役割
画面左上、左から 順位、残りのゼンマイ(燃料)
画面右上、上から ラップ数、速度
画面中心、自車両
画面左下、上から ステージ名、トータルタイム、レコードタイム、ラップタイム、ベストラップ
画面右下、上部のバーには1人用モードか2人用モードの表示、白い線はマップの形と自車両の位置
ゼンマイゲージが3分の1を切る辺りから徐々に最高速が落ちていく。
操作方法
2000年代前半、新世代株式会社のXaviXテクノロジーを使用した、プラグ&プレイ方式のゲームハードがタカラ、トミー、バンダイ等から多数リリースされていた。
本シリーズ、タカラのPlugIt!では、タイトルによってコントローラーがそれぞれ違うという特徴があります。(他のゲームではジョイスティックや銃、剣など。)
本体の電源は専用ACアダプター、もしくは単3電池を4本使用。
テレビにはRCA端子(コンポジット映像、ステレオ音声)、ゲーム本体(ターミナル)側にはミニプラグ(4極プラグ)を差し込みます。
そして、付属の専用ハンドル(ステアリング)、グリップ(コントローラー本体)を合体させます。
グリップには、ブレーキ、アクセルボタンがそれぞれ正面にあり、背面にはコマンドボタン(トリガー型でアイテム使用等に使用)があります。
グリップ上部の接続部にハンドルをはめ込み、一つのコントローラーとなります。
ゲーム本体(ターミナル)の前部には1P用、2P用差込口があり、コントローラーの線を繋げます。
本体の電源を入れた状態でコントローラーを繋げてしまうと、ハンドル入力が固定されてしまい、プレイに支障が出ます。
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設定画面での操作 |
レース中の操作 |
ハンドル |
カーソルの左右移動 |
車体の左右移動 |
アクセル |
決定 |
スピードを上げる |
ブレーキ |
キャンセル |
ブレーキをかける |
コマンドボタン |
決定 |
アイテムの使用 |
※レース中に「アクセル・ブレーキ・コマンド」の3つのボタンを同時に押し続けると、メニュー画面が現れ、レースを中断できる。
アイテム
レース場に設置されているアイテムボタンを踏むと、ランダムでアイテムが出てきます。基本的にライバル車両はアイテムを使用しない。
例外として、パトカーは積極的にネットでプレイヤーを狙い、Qiはトビーを使用する。
種類 |
概要 |
ターボ |
数秒間だけスピードがアップします。最大340kmまで上がる。 |
ゼンマイネジ |
プルバックゾーンに止まる事無く、走行中にゼンマイを一定量巻く事が出来ます。 巻いている途中に新たにアイテムを取得した場合はその時点でキャンセルされます。 |
万能タイヤ |
数秒間だけグリップ力が良くなります。 |
トビー |
数秒間だけ火の玉になり、妨害するライバル車を跳ね飛ばします。 |
ネット |
網でライバル車を捕まえてスピンさせることが出来ます。手動で狙いを定めねばならず難易度の高いアイテムですが、命中すれば大幅な時間稼ぎになります。 自車両が射程内にいる場合、警告音と共に画面上の!マークで狙われている事を警告されます。 パトカーで何も持っていない状態でコマンドボタンを引くと、このアイテムが使えます。
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クラクション |
数秒間だけコマンドボタンを押すたびにクラクションを鳴らし、敵をどかすことができます。 パトカーではアメリカ風のサイレン音になります。 |
※他のアイテムボタンを踏まない限り、アイテムを持っておくことができます。時間制のアイテムは約5秒間効果を発揮し続けます。
プルバックゾーン
コース上に設置されている装置。ゼンマイを巻くことが出来る。
速度を落として近づかなければ、そのまま乗り越えてしまう。
次のゾーンまで走り続けるか、アイテムのゼンマイネジが出現するまで待つ事になる。
マンホール
ゲーム後半からコースに出現する設置物。
プルバックゾーンと同じようにアクセルを抜いたり、ブレーキをかけ十分に減速して上に乗ると、蓋が外れ、トンネルに落ちる。
大体はショートカットとして利用できるが、コースによってはさほど短縮にならず、結果的に遠回りになってしまう場合もある。
トンネル内にプルバックゾーンやアイテムボタンが設置されているものもある。
トンネルは必ず直線で曲線区間は無く、トンネル内にマンホールが設置されている事は無い。
モード
1人専用モード
ここからワールドカップ又はチャンピオンシップへ参戦する。出走車はプレイヤーを含めて6台。
カップ参戦中は つづきから 又は はじめから が選べる。
中々ライバルに勝てない場合は資金稼ぎのために はじめから を選ぶことも出来る。
ワールドカップ、チャンピオンシップと同じ状況でライバル車両と走行するモード。
アイテム使用有り。
ラップ数が6周に増え、ライバル車両を登場させずに走行するモード。
車両、各種パーツなどが購入する事ができる。
2人専用モード
画面は上下に分かれ、右端にレースの進行状況が表示される。
プレイヤー2人の他に、2台のライバル車両が登場し、レースを行うモード。
プレイヤー2人のみでレースを行うモード
コース
コースは以下の5つ+隠しコース1つである。周回数はいずれも3周。
ワールドカップクリア後にはQチャンピオンカップが開催され、カーブや起伏、マンホールが増えたテクニカルなコースにチャレンジできる。
トレーニングモードやタイムアタックモードではQワールドカップとQチャンピオンカップを選択することが出来る。
コース名 |
Qワールドカップでの全長 |
Qチャンピオンカップでの全長 |
トンネル |
概要 |
ルート99 |
1006m
|
2202m |
Qチャンピオンカップのみ、1つ出現 |
プレイヤーが最初に走るコース。 オーソドックスなサーキットタイプのオンロードコースで、背景に摩天楼を望む。 |
マウンテンロード |
1846m
|
2325m |
Qチャンピオンカップのみ、2つ出現 |
その名の通り、険しい山道を舞台にしたオフロードコース。 道の起伏が激しく、飛び跳ねやすい。さながらラリーコースである。 |
トロピカルビーチ |
2115m
|
2364m |
Qチャンピオンカップのみ、1つ出現 |
南国の海岸沿いを走るオンロードコース。 ワールドカップではコースの形状がイースター島のモアイを彷彿とさせる。 |
ウエスタンロード |
2198m
|
2460m |
Qワールドカップでは1つ、Qチャンピオンカップでは3つ出現 |
夕日が沈む砂漠を駆けるオフロードコース。音楽は口笛が主旋律でどこか物悲しげ。 厳しい環境からなのか、ゼンマイの消費が激しい。燃費の悪いエンジンは不向き。 |
スノーマウンテン |
1939m
|
2225m |
Qワールドカップでは2つ、Qチャンピオンカップでは3つ出現 |
周りを雪と氷に覆われ、凍てついた景色が広がる。路面が凍っており、滑りやすいコース。 |
ミルキーウェイ |
2996m
|
3334m |
Qチャンピオンカップのみ、3つ出現 |
上記5コースをクリアした後、爆発と共に海からせり出てくる。 オンロードコースでタイトなコーナーが有ったりとハンドル操作が忙しい。 背景には小さいが市街地が望め、その手前には高速道路のような建造物が佇む。 名前の通り星空が広がり、虹がかかり、音楽と共にメルヘンチックな彩りの雰囲気が漂う。 |
パーツ
パーツショップで買えるパーツの一覧です。
※パーツは一種類ごとに一つしか持てないシステムになっています。
※リスト下のパーツほど性能が良くなります。
ノーマル |
1100G |
初期パーツ |
ダッシュ |
5500G |
燃費が悪いが、加速を良くする。 |
カットビ |
8000G |
ダッシュより燃費が悪いが、より加速が良くなる。 |
ドデカ |
12000G |
ノーマルより全体的に性能が上がり、燃費が良くなる。 |
スーパー |
24000G |
最終装備。 |
ノーマル |
300G |
初期パーツ |
レーシング |
2100G |
オンロード向きのタイヤ。 |
オフロード |
2100G |
オフロード向きのタイヤ。 |
スーパー |
6500G |
シリーズ恒例の悪魔のタイヤは無く、このゲームにおける最終装備。 |
ノーマル |
800G |
初期パーツ |
クイック |
4200G |
ノーマルよりも効きが良い。 |
スーパー |
9800G |
クイックよりも効きが良い。最終装備。 |
ノーマル |
600G |
初期パーツ |
クイック |
3900G |
ノーマルよりも応答が良い。 |
スーパー |
7200G |
クイックよりも素早くハンドルを切ることが出来る。最終装備。 |
- カード プルバックゾーンでのゼンマイを巻く速度に関わります。
ノーマル |
1000G |
初期パーツ |
ゴールド |
5000G |
プルバックゾーンでノーマルよりも早くゼンマイを巻いてくれる。最終装備。 |
車種
※上が1プレイヤーカラー、下がCPU又は2プレイヤーカラーとなります。
- 全8車種、各車両にも個性(パラメーター)があります。
外観 |
ゲーム内の名前 |
元ネタ |
値段 |
アンロック条件 |
特徴 |
|
タイプA |
日産 マーチK12型 |
10000G |
3台の初期車両の一つ |
オールマイティな車両。 |
|
タイプB |
三菱 ニューパジェロショート |
10000G |
3台の初期車両の一つ |
オフロードに強い。 |
|
タイプC |
マツダ RX-7(ウイング無し) |
10000G |
3台の初期車両の一つ |
加速は良いが燃費が悪い。 |
|
パトカー |
トヨタ クラウンコンフォート |
16000G |
Qワールドカップのルート99にて入賞 |
燃費に少し不安があるが、かなり高性能。
この車両の前方に居ると容赦なくネットを撃ち込んでくる。 |
|
ダンプ |
小松製作所 HD320 |
13,000G |
Qワールドカップのトロピカルビーチにて入賞 |
ハンドリング、加速は悪いが、割とバランスが保たれている。元ネタと思われる車両とフロントガラスの印象が異なっている。同メーカーのHD180を彷彿とさせる。 |
|
タイプD |
日産 フェアレディZ s30/s31型 |
21000G |
Qワールドカップのスノーマウンテンにて入賞 |
燃費に不安があるが、加速、最高速ともに良し。 |
|
タイプX |
アメコミヒーロー風。元ネタ不明。 |
34000G |
Qチャンピオンカップのマウンテンロードにて入賞 |
この中でもトップクラスの最高速だが、燃費が悪い。
チャンピオンカップでの脅威。 |
|
Qi |
CQモータース Qi |
56000G |
Qチャンピオンカップの全コースを1位で優勝(?) |
全車種の性能を凌駕する性能であり。ゼンマイが減らない。
チャンピオンカップではアイテムの「トビー」を使用する。 |
!注意! 車両を変えると今までの車体に搭載されているパーツは引き継がれず、返金もありません。財布と相談してから購入しましょう。
小ネタ
☆スタートする際、カウントダウン中にアクセルを踏み続けると、ウィリー状態でのスタートとなる。ライバル車が前に居る場合ではスムーズにスタートが出来ない。
☆マンホールから入る事が出来る、トンネルから脱出した際、着地する場所にライバル車が居た場合、その車両にバウンドして、向こうに着地する。
☆Qiの運転席には、タカラの製品「ダッコちゃん」が座っている。(ボディーカラーと対応した色になっている)
☆チョロQゲームシリーズとしては珍しく、人間が登場する。「エイコ」という名のレースクイーン。
風で服がなびいており、終始あわてながら服を抑えている。
レースで優勝、入賞した際には祝いの言葉を投げ掛け、レースによっては「タカラより絶賛発売中」と賞品の新車を贈呈してくる。
受け取らなかった場合、「勿体無い」と言われるが、代わりに新車相当の賞金を受け取れる。
☆ライバル車と同じタイムでゴールした場合、同率扱いになる、カップ戦では順位に応じて同じ様に配点される。
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最終更新:2018年04月23日 19:41