本編18 『おかえり』

 

煙る雨の中を里保と衣梨奈が飛ぶ。
春菜は衣梨奈のスケボーにしがみつき、遥を担いだ優樹が森の中を駆けていた。

様々なイレギュラーを考慮に入れていたけれど、不測の事態は殆ど無く、
かなりの余力を残したまま優樹を連れ出すことに成功した。

仮拘置所から数十キロをひた走り、
森の中を流れる小川のほとりで里保達は一度地に降りた。
優樹もそれを受け、立ち止まり人の姿に戻る。

雨で川の水嵩が増している。
降り注ぐ雨に木の葉が揺られ
轟々と流れる川の水も煩い。

大きな木の下で改めて身を休め、それぞれが濡れそぼった服を乾かしていた。
優樹の姿を見て、遥の目が潤む。
優樹も、小さく遥の名を呼び、抱き付いた。


里保が感覚を研ぎ澄ます。
見られている、追跡されているという感じは無かった。
けれども、自分の感覚が絶対だとは言えない。

「はるなん、どう?追われてるかな?」

里保の問いに、春菜は黒猫の姿のまま少し考えてから答えた。

「いえ、私の感覚では、振り切れたように思います」

「うちもそう思う。でも…」

「そうやね」

春菜の千里眼の魔法と同じような魔法を使う魔道士が協会にいる可能性は高い。
闇雲に全力で逃げて、疲弊した所へ待ち伏せされるということもありえる。

事前に、逃げる方法を何度も検討していた。
最も速く移動する方法は、里保と衣梨奈が警戒しながら飛び、
優樹が遥を背負って走るというもの。
その為に、もう変身できるくらいまで優樹の魔力が回復していることも確認していた。

だけど、その方法は今の優樹にとって負担が大きい。
これから、逃げ続けなければならない。持久戦が始まる。
ある程度離れたら徒歩に切り替え、休みながら移動して、協会魔道士が近づいたら
その都度逃げるなり、戦うなりの対応をするという方針にしていた。
楽観はしない。今の自分たちの位置は捕捉されていると考えて行動したほうがいいだろう。


暫しの休息。
里保は抱き合う遥と優樹を見つめ、大きな達成感を覚えていた。
それと同時に、喪失感が襲う。

雨に霞む森を見つめると、不安が頭を擡げた。
その理由が、分かっているようで判然としない。
一つ目的を遂げ、優樹を無事な姿で連れ出せたことに、
身体が高揚していて、その分思考が鈍重になっているようだった。

数十分、そこで寛ぎ、冷えた身体を温める間、
5人の間に会話は殆ど無かった。
里保は優樹と笑い合い、何故かその笑顔を悲しそうだと思った。

自分たちの他に魔道士の気配は無い。
今頃協会では大騒ぎになって、血眼で自分たちを探しているはずなのに、
静かな雨の森に佇んでいると、まるで世界に自分たちしか居ないような感覚になった。

みんな、不安を感じている。
そして、その理由にも思い当っていた。

緘黙を破るように、春菜が口を開く。

「どうしますか…?」

瞬間、里保の中の不安がはっきりと色を帯びた。


自分たちは、計画して、考えて、優樹を連れ出すことに成功した。
それなのに、今からどこに向かえばいいのか分からない。
あれだけ考えたはずなのに、少し先のことに殆ど考えが及んでいなかった。
どこにどんな街があって、協会から逃れる為にどこに向かうのがいいのかまるで分からない。
5人いれば、何とかなると思った。

どこかに逃げる、という言葉のあまりにも漠としていることに
誰も気づいていなかった。

衣梨奈の顔を見る。
同じ不安に襲われていることは、その顔を見れば明らかだった。

戦うことは出来る。
経験をもとに、柔軟に行動することも出来た。
けれども、限りなく広い選択肢の中で、臨機応変に行動することがどれだけ困難か
里保は今初めて痛感することになった。

過去には一人で任務を行うこともあった。
けれども、その時は何か分からないことがあればすぐ、協会に指示を仰ぐことが出来た。
いつも局長や、誰か大人に助けて貰って、手を引いて行動していた。
自分ひとりで出来ることなんて、何もなかった。


沈黙が続く。
里保は、泣きたくなった。
もし衣梨奈と二人きりだったら、泣き縋っていたかもしれない。

けれども、今は遥や優樹もいる。
幸せにする。
さゆみや、狗族にそう宣言した。
今更になって、自分の言葉がどれだけ自惚れの強いものだったかを思い知る。
だからといって、もう後戻りは出来ないし、二人を不安にさせるわけにはいかない。

さゆみとの約束を思い出した。
一度、M13地区に戻って報告をする。
それは、協会にとって最も読みやすい行動選択で、
自分たち、優樹や遥の身の安全を考えれば一番愚かな選択だった。

けれども里保の心は今、さゆみの言葉に縋っていた。
約束、だから果たさなければいけない。
どれだけ困難でも、約束だから。
不安を包み隠すように、長い沈黙を破った。

「M13地区に向かおう」

衣梨奈も春菜も、どこかホッとしたように肯いた。

 

 

 

5人は慎重に、休みながら移動した。
一つ夜を超え、二つ目の夜も超える。
雨も上がり、途中、幾つかの街を通り、少ないお金を切り詰めながら食事をした。

予想に反して、協会からの追撃が全く無い。
それでかえって、神経をすり減らされることになった。

仮に追跡を振り切っていたとしても
全国の協会支部に情報が渡り、街々で待ち構えられていると考えていたのに
そういった空気すら感じない。

始め、優樹の救出を素直に喜んだ5人も
次第にピリピリとした嫌な空気を放ち始めていた。

気持ちの疲弊が限界に近づいた頃、5人は漸くM13地区に辿り着こうとしていた。


「どぅー、あの山!」

「ほんとだ、あれは…」

優樹が声を上げ、遥がそれに答えた。
図らずも、以前辿った道を再び歩いていることに気付く。

そして、もうすぐで優樹たちが里保と戦ったトンネルがある。

「ほんとにどういうことっちゃろ。もうえり達街つけるっちゃん」

「……結局、これまで一度も協会員との接触は無かったですね。
ここまで来て、あのトンネルの前で待ち伏せしているとも思えません」

衣梨奈と春菜が訝る。
一方で、優樹と遥は、もうすぐにでも街に辿り着けることに
心躍らせているようだった。

里保は、想定外の平穏の理由を考えていた。
もちろん、以前自分がしたように協会員がトンネルの前で待ち伏せをしている可能性は無い。
魔力も感じないし、何よりあの時は緊急だったからそうするより無かったのであり、
結果優樹たちを捕まえることも出来なかったのだから、それに倣う必要などあるはずもない。

協会は自分たちを追っていない。
そう考えた方が、自然に思える。
でもそれなら何故。

そこまで考えて、思い浮かんだのは生田局長の顔だった。


自分が恩を仇で返した相手。愛する実の娘すら巻き込んで
裏切り、後ろ足で砂をかけた、大切で、大好きな人。
もうずっと端末の電源を落としているから、協会や局長がどんな風に動いているのかは分からない。

或は本当に、里保や遥の持つ端末の探知に頼っていて、見失っているということもないだろうが。

いつかと同じように、強い陽光に照らされた田舎道を歩くと
もう目の前にはトンネルが迫っていた。
ここを潜ればM13地区。
協会が手出し出来ない領域に入る。

それぞれが安堵を感じ、勢い勇んでトンネルを潜ろうとする中、
里保はその前で立ち止まった。

「里保?」

振り返る衣梨奈に静かに里保が笑う。

「先に行っといていいよ。みんな先に行ってて」

そう言われて、かえって皆の足は止まった。
ここが終着で無かったとしても、里保を置いて進む気には誰もなれなかった。

「何すると?」

「局長に、連絡する」

その言葉に衣梨奈と春菜、それに遥は酷く驚いた。
その意図も、それがどんなことを意味するのかも分からない。
けれども里保の顔を見て、誰も咎めることは出来なかった。


どうしても決着をつけなければならない気持ちがある。
この先一生心に突き刺さり、背負うことになるとしても、避けるわけにはいかない。


4人はトンネルに入るのを辞め、里保を見守った。
里保は少し面映ゆく感じながら視線を受け止め、携帯端末の電源を入れた。

大きく息を吸い、局長への通話ボタンを押す。

短いコールの後、すぐに通話は繋がった。

『里保!?里保なのか!?』

里保はその声を酷く懐かしい声だと思った。

「はい」

『よかった、ずっと繋がらなかったんだ…。衣梨奈も一緒にいるのか?』

「はい、一緒に居ます」

『そうか…本当に良かった…』

驚きや安堵がない交ぜになった局長の声は酷く慌ただしくて
それでも、その優しい響きに里保は泣きたくなった。
自分たちの裏切りを、知らないはずは無いのに。


「局長、私たちは…」

『分かっている。何も言わなくていい』

「え…?」

『それより、怪我は無いか?佐藤優樹や工藤遥も一緒なのか?』

里保は局長の言葉に戸惑いながら答えた。

「は、はい。一緒です。でも局長、いったい…」

『お前たちのしたことは、協会では不問ということになった。
誰も、お前たちを咎めることは無い。勿論、俺もだ。
…お前たちの気持ちを咎めることなど、出来るはずもない』

「……不問?何故ですか。私たちは協会の施設を…」

一気に頭が混乱する。
協会がそんなことをする理由は到底思い浮かばない。
都合のいい絵空事にしか思えなかった。
けれども、局長が里保を安心させようとついた嘘では無いことが
その声色から読み取れる。
何か情報の食い違いでもあるのだろうか。

『それは、いろいろな思惑があってのことだ。
詳しいことは聞きたければ説明するが…今はただお前たちの無事を喜ばせてくれ』


「局長…」

『だが、これだけは言わせて貰う』

「はい…」

『…あんまり心配を掛けてくれるな。
お前たちの無茶を聞いて、心臓が止まるかと思ったぞ…。
怪我をしてないか、無事でいるか、そればかりが気になって
これほど協会のことがどうでも良くなったこともない』

局長の声が優しい。どこか寂しそうで、とても優しかった。
そして、その言葉に嘘も偽りも無いと思えて、胸が詰まる。

『昔からそうだ。衣梨奈と里保、二人揃うといつも
何かとんでもないことをしでかす。
里保…、確かに俺はお前に自由にしろと言ったがな。
親に心配を掛けるのはやめてくれ。』

里保が息を飲み込む。
頭がふわふわと揺れた。

『…碌に父親らしいこともして来れなかったが。
お前は、お前たちは大切な俺の娘なんだ』


その言葉に、里保の心を覆っていた何かが剥がれ落ちた。
もう得られないと思って、納得して抑え込んでいた。
それは、ずっと欲しいと思っていた言葉だった。

里保の目から、いつしか涙が零れ落ちていた。

「…ごめんなさい。局長…ごめんなさい…」

涙声は隠したい。
けれども、それも無理だった。
勝手に零れだした謝罪の言葉は、何に対しての物か自分でもよく分からない。
ただ何か、自分の中に大きな勘違いがあって
それが局長も苦しめていたのかもしれないと思った。

衣梨奈達は、漏れ聞こえる会話に耳を傾けながら泣く里保を優しく見守っていた。
はっきりと自分たちの置かれている状況を理解したわけではない。
でも今は、そんなことはどうでも良かった。
里保の涙が、綺麗な涙だと思う。それだけでいい。

暫く嗚咽を漏らし、謝罪を繰り返す里保の声を
局長はじっと聞いていた。

蝉の声が煩くなって、ますます気温も上がっていく。


『里保、よく聞きなさい』

「はい…」

『これからのことは、お前自身が決めなさい。
局員としてこれまで通り任務に従事するのも何の問題も無い。
もう協会を抜けたいというなら、それでも構わない。どちらでもそのまま道重さんの側にいられるだろう。
だが、どうするにしても、これだけは覚えていて欲しい。
お前は俺の大切な娘だし、帰る家はちゃんとある。勿論衣梨奈にもな。
もし協会がお前たち許さなかったとしても、
それだけは、そのことだけは絶対に変わらない。どんなことがあっても、絶対にだ』

「…はい。局長、ごめんなさい」

『はは、さっきから謝ってばかりだぞ。ちゃんと分かったのか?』

「はい、わかりました…。
でも、何故協会が私たちのことを不問にしたのかは分かりません…」

『それは、そうだろうな…。だが今回のことは、もう何も心配する必要は無い。
協会は変わる。会長が辞任されることになって、大きく方向転換することになるだろう。
狗族やほかの部族に対して何かするということも、もう無いと考えていい』

「会長さんが…」

『うちの局でも大分反発があったしな。
また同じようなことを強行しようとすれば、次は局が割れかねない。
俺も、入局したての新入りにどやしつけられたよ。
面白い奴でな、みんなそいつの味方をして、俺一人悪者になってしまった」

局長が可笑しそうに言う。


「局長を…凄い人ですね」

『いずれお前にも会わせたいと思ってる、面白い奴だよ。
まあそういうことだ。今協会は大きく変わろうとしてる。
このうねりは暫く続くだろうが、お前はじっくりお前の道を見つければいい』

里保は涙声のまま微笑み小さく返事をした。

『また連絡する。頼むから、電源を切らないでおいてくれよ』

「はい、すみませんでした、局長」

『……お前がもし協会を抜けるなら、もう上司じゃなくなるんだ。
父とは呼んでくれないか?』

「……少し恥ずかしいです。また、お会いした時に」

『そうか、早く会えるのを期待しよう。
その時は衣梨奈も引っ張って来てくれると嬉しいな』

「そちらは保障できません」

笑い合い、通話を切った。
衣梨奈に代わってくれと言わなかった局長はやはり意地っ張りだと思う。


保は、今まで霞がかっていた心に不意に光が差したのを感じた。
それは、心の支えになる何か。
実際にどんな状況なのか把握しきれていない。
本当はまだ予断を許さないのかもしれないが、それでも戦えるという自信が沸き起こる。

共に戦った仲間の顔を見渡す。
何故か衣梨奈と遥が盛大に貰い泣きをしていて、春菜がハンカチを配っていた。
それから、里保にも差し出されたハンカチを笑いながら受け取り、目元をぬぐう。

「鞘師さん、結局どういうことなんでしょう」

「わかんない。でも取りあえず戻ろう。道重さんの所に」

5人は一緒にトンネルを潜った。

 

 

海に向かって下る坂を、さゆみの家を目指してゆっくりと歩く。
これまで歩いて来た長い長い道のりを思えば、そこはもう目と鼻の先。
だから里保には、局長から聞いた話の意味を整理する余裕も無かった。
いったい協会に、何があったというのだろうか。

海から吹き上げる風が気持ちいい。
今しがた出来た瞼の腫れが、少しだけ癒されるようだった。
もうすぐ、さゆみの家に付く。

里保はさゆみの顔を思い浮かべ、ここを発った時のことを思い出していた。
いったいどんな顔をして会えばいいのか分からない。
どんなことを話せばいいのかも。

戻った自分たちを、さゆみはいったいどんな顔で迎えるのだろうか。
それぞれの頭の中に、小さな不安が浮かんでいた。


妙にそわそわと落ち着かない足取りのまま、
5人は最後の角を曲がり、さゆみの家の門の前に立ち止まった。
示し合わせたように、皆の足がピタリと止まる。
次の一歩を、誰も踏み出すことが出来なかった。

2日ぶりに戻って来たその家の佇まいがひどく懐かしい。
帰って来られないことを覚悟していた家。

門の上の二羽のうさぎの彫像が
立ち止まる衣梨奈達を見て不思議そうに首を傾げ、門を開いた。
けれどもまだ、衣梨奈の足も、里保の足も動かない。

 

「どうしたの。そんなとこで立ち止まって」

不意に聞こえた声に弾かれたように振り返ると
そこには買い物袋を下げたさゆみが佇んでいた。


どうして声を掛けられるまで気付かなかった不思議に思う程、
さゆみは5人のすぐ後ろに立っていた。

記憶にあるさゆみと変わらない、優雅ないでたちと美しい顔貌。
そこには記憶の通りに優しい笑みが浮かべられている。

だれも声を発することが出来なかった。
何か不思議な眩しい光を見るように、じっとさゆみを見つめている。

「ふふ。どうしたのよ。
あー、服も靴もぼろぼろじゃない。
先にお風呂入らなきゃだね」

雨に濡れ、2日間人気の無い山野を歩き続けた衣梨奈達の服は
よれほつれ、汚れが染みついていた。
そして髪も放埓に乱れ、肌にも黒い汚れが張り付いている。
そんなことにもまるで気付かない程に
ずっと気を張っていた。

そして今、さゆみの笑顔を見て、さゆみの声を聴いて、
張り詰めていた緊張の糸がゆるゆると解けはじめる。
湧き上がる安堵が、今まで全身を埋め尽くしていた疲労と不安を急速に思い出させた。


皆が何か言おうと、口を開閉するけれど
言葉が出なかった。

「そうだ、工藤と佐藤の机、届いてるよ。
家具屋さんが適当に置いてくれたけど、気に入らなければ動かしてね。
まだ殺風景だからまた家具とかお買い物しなきゃね」

優樹と遥の足が震える。
緊張の糸が手足を吊っていたかのように
力が入らなくなってくる。

「それから、生田とりほりほには追試の日程が来てるよ。
これで落第したらちょっと笑えないから、がんばんなさい」

里保の視界が不意に霞む。
まるでさゆみの姿が幻のように消えてしまう気がして
里保は何度も何度も瞬きをした。
けれども、どんどんその姿がぼやけた紗に覆われる。

「はるなんも、店長さんがぼやいてたよ。
居ない時に限って『情報屋はいないのか』っていうお客さんばかりだって」

春菜もぐっと一つ息を飲み込み
何度も何度も目の潤みを散らそうと瞬きした。


さゆみが言葉を切り、空を見上げる。
それから5人の顔をもう一度見回し、花のように笑った。

「ちゃんと5人揃って帰ってきたね。頑張ったね、みんな。お帰りなさい」

瞬間、視界は掻き曇り、前が見えなくなる。
5人は同時に、突き出されるようにさゆみに抱き付いた。

口ぐちに囁かれる「道重さん」の声は、どれも涙声。
里保も、衣梨奈も、春菜も、遥も、優樹も、みんな泣いていた。

さゆみはしがみ付く5人を抱き留め、肩や頭を優しく撫でた。

「おかえり、みんな」

さゆみがもう一度言うと
5人分の「ただいま、道重さん」の掠れた声が届く。
さゆみは満足げに肯き、もう一度子供たちを力いっぱいに抱きしめた。


青い高い夏空の下に泣き声が響く。
遠くからは夏休みに弾む子供たちのはしゃぎ声が幽かに聞こえていた。

 

 

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最終更新:2014年07月14日 23:05