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東地中海戦争(East the middle sea war)は、レグルス連合帝国によるモレラ連合国への宣戦布告を発端とする、レグルス連合帝国とモレラ連合国及びその同盟国間の戦争である。
基本情報
戦争目標
背景
【レグルス連合帝国】
事の発端はレグルス連合帝国建国直後にさかのぼる。モレラ共和国(現モレラ連合国)に対しキプロス島租借権譲渡を要求、モレラはこれを拒否、長きにわたる冷戦状態が続くことになる。
そして遂にモレラのキプロス島要求により関係の修復はほぼ不可能となる。その結果開戦論が主流となり、最後通牒に至る。
【モレラ連合国】
「偉大なる思想」(メガリ・イデア)の下、ヘレネイの土地はモレラ連合国にあるべきという国内世論とそれに関連する民族主義がくすぶっていた。歴史的観点でモレラ連合国が領有すべき最大版図に含まれていたキプロス島はレグルス連合帝国との係争地となっていた。
その後レグルス連合帝国によるクレタ島要求が追い打ちとなり、両国の関係は修復不可能なまでに悪化。モレラ軍はキプロス沖への進出や軍事的圧力を強めつつ、キプロス島の返還を要求したが拒否をされた。
キプロス島の返還を拒否をされたモレラ軍は進出と軍事的圧力をさらに強化し、レグルス連合帝国への圧力を強めていった。
各戦線の攻防
キプロス戦線
海軍力で勝るワーカーズ・フォースがキプロス島に上陸した。
周辺海域にレグルス海軍の姿は無かった上、徹底的な艦砲射撃を行ったため上陸軍は殆ど無傷で上陸することが出来た。
しかし上陸数日後事前に後方部隊に攻撃線が通達されていないミスも発覚した。また、参謀による進軍停止を無視し進軍する軍集団も現れた。
実際は前線部隊は参謀の想定よりも進軍していた上、後方部隊との連携も取れず。さらに損害を軽視した戦術など、ワーカーズアーミーの弱点を露呈させてしまった。 結果的にキプロス戦線はレグルス陸軍の反撃を受け崩壊、包囲された兵士は投降を拒否し、敵陣地に突撃した。
クレタ沖海戦
モレラ連合国海軍主力艦隊クレタ島沖合にてレグルス連合帝国海軍第二連合艦隊と交戦、 モレラ海軍戦艦部隊の砲弾を回避すべく回避行動をとったレグルス海軍は水雷艦隊の放った魚雷に次々と被雷。また、敵艦隊の動きを予想した正確で無情な砲撃は、多くの艦艇を撃沈した。
被害 |
モレラ |
レグルス |
戦艦 |
|
1撃沈 |
空母 |
|
1撃沈 |
駆逐艦 |
1撃沈 |
14撃沈8大破 |
フリゲート |
|
13撃沈7大破 |
クレタ島戦線
レグルス連合帝国特殊軍所属第三空挺師団は、飛行場を発った。目指すはクレタ島のモレラ軍である。同空挺師団は激戦のクレタ島空域を突破、遂にクレタ島へ足を踏み入れることに成功した。
第三空挺師団は5月13日以来極めて困難なる状況下に寡兵よく優勢なる敵兵に対し血戦継続中のところ、5月25日夜、敵主力部隊に対し最後の鉄槌を下し帝国軍の神髄を発揮せんと決し、全力を挙げて壮烈なる攻撃を敢行し、敵守備隊に一撃を与えたり。攻撃後通信は全く途絶、全員玉砕せるものと認める。
終戦
長期間に渡った戦争は明日を持って終結することとなった。
モレラ連合国軍の攻撃を受け、撃退したキプロス島最大の都市ニコシアにおいて講和条約が締結された。 本条約により両軍の捕虜も全員帰還することが決定された。
ニコシア講和条約
1.本条約の発効は締結1日後であるとし、発効と同時にレグルス連合帝国、モレラ連合国および両国の同盟国間における戦争状態は解除される。
2.両国は今後統一歴2年間の間一方の主権を侵害する行為を行ってはならない。
3.両国の捕虜は戦争状態の解除を持って返還されるものとする。
4.東地中海戦争における問題は本条約発効を持って完全かつ不可逆的に解決されるものとする。
最終更新:2019年06月08日 18:19