装飾

今回は前回の応用で、一部の文字列を装飾するというものをやりたいとおもいます。
そこで、利用するものは前に出てきたextraです。
まず、サンプルコマンドを見せましょう。

※注意 コマンドをコピーするときは、(例X)の横のコマンドをコピーしてください。改行したコマンドは使えません。


一部を赤くする。

(例1)/tellraw @p {text:"文の",extra:[{text:"一部を"},{text:"赤く",color:dark_red},{text:"します。"}]}
少々わかりづらいので、改行してみましょう。
/tellraw @p {
  text:"文の",
  extra:[
    {
      text:"一部を"
    },{
      text:"赤く",
      color:dark_red
    },{
      text:"します。"
    }
  ]
}
8行目を見てください。
「color:dark_red」と書いてあります。
これはこの文が書いてある「{}」(以下、ブロック)内のtextの色を濃い赤に変えるというタグです。
表にまとめるとこんな感じ。
文字列
2 文の
5 一部を
7~8 赤く 濃赤
10 します。
実際に試すとこんな感じです。



全文を赤くし、一部を白くする。

(例2)/tellraw @p {text:"文の",color:dark_red,extra:[{text:"一部を"},{text:"白く",color:white},{text:"します。"}]}
/tellraw @p {
  text:"文の",
  color:dark_red,
  extra:[
    {
      text:"一部を"
    },{
      text:"白く",
      color:white
    },{
      text:"します。"
    }
  ]
}
(例1)と「color:dark_red」の位置が変わりました。
まず、3行目の「color:dark_red」はそのブロック内のtextだけでなく、
extra:[]」内のtextの色も濃赤に変えます。
さらに、9行目の「color:white」で、そのブロック内のtextの色を濃赤から白に変えます。
表にすると、
文字列
2~3 文の 濃赤
6 一部を 濃赤
8~9 白く *1
11 します。 濃赤
実行結果はこんな感じ。



文字列ごとに装飾を指定する。

(例3)/tellraw @p {text:"TEST",extra:[{text:"TEST",bold:true},{text:"TEST",underlined:true},{text:"TEST",italic:true},{text:"TEST",strikethrough:true},{text:"TEST",obfuscated:true}]}
/tellraw @p {
  text:"TEST",
  extra:[
    {
      text:"TEST",
      bold:true
    },{
      text:"TEST",
      underlined:true
    },{
      text:"TEST",
      italic:true
    },{
      text:"TEST",
      strikethrough:true
    },{
      text:"TEST",
      obfuscated:true
    }
  ]
}
この例文の説明はあまりしません。
extra以降の各ブロックのtextにそれぞれ装飾を指定しました。
実行結果はこんな感じ。
左から、指定なし、強調、下線、斜体、打ち消し線、難読化。
最終更新:2014年01月08日 18:26

*1 濃赤→白