※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

帰ってきた!? フラン(伊)とゴリラの大冒険!! 第10話『vs満点花 マルクルル』


フランとゴリラはとっても仲良し。
いつも一緒にお散歩するの。

だけどおやおや、今日はなんだかフランとゴリラの様子がおかしいです。
どうやら季節の変わり目で体調を崩してしまったようです。

「今日は大人しく保健室で寝ていましょう。」
「ウホウホ。」

フランとゴリラが保健室に行くと、
そこには満点花 マルクルルがいました。

「ごきげほげほ!」
「ウホゲホ!」
「絵描げほげほ。」
「ウホゲホ!」
「ハラショー・・・」

だけどおやおや、何やらマルクルルの様子がおかしいです。

「どうしたの?」
「ウホウホ。」
「なんだか最近体の調子が悪いの。」

満点花 マルクルルは生徒会で最もピュアで良識ある女の子で、
いつも仲間達に笑顔を振りまいてくれる素敵な女性でした。
しかし最近はなぜか体調を崩してしまったらしく、いつもの元気な彼女の姿は見る影もありません。
目はいくつかの色を失い、舌はいくつかの味を失い、指先は震えを起こしていました。
一体彼女の身に何があったのでしょうか?

「可哀相。」
「ウホウホ。」
「そうだ、こんなところにバナナがあるわ。」
「ウホウホ。」

フランとゴリラはマルクルルにバナナを与えました。

「ありがとう。多分おいしい。味がよくわからないけど。」
「可哀相。」
「ウホウホ。」
「そうだ、こんなところにキノコがあるわ。」
「ウホウホ。」

フランとゴリラは、ゴリラの体に生えたキノコをむしり取ってマルクルルに与えました。
体調が悪い時は栄養のある物をたくさん食べてゆっくり休むに限ります。
フランとゴリラとマルクルルはみんなでキノコを焼いて食べました。

「ハラショー!ハラショー!ハラショー!」
「絵描こーぜ!絵描こーぜ!絵描こーぜ!」
「ウホウホ!ウホウホ!ウホウホ!」

どうやらみんなキノコにあたってラリってしまったようです。
いつもの楽しそうなマルクルルに戻ってくれました。
キノコを食べ終わる頃にはみんなすっかり元気になっていました。


「実は最近他にも悩みがあるの。」
「どうしたの。」
「ウホウホ。」
「体育教師の斉藤先生が最近忙しそうだから、応援しようと思って近づいたら『俺の背後に立つな!』って怒られたの。」
「可哀相。」
「ウホウホ。」

斉藤先生は普段は無口で険しい表情をした鬼教官ですが、
実力と深い経験に裏打ちされた言葉で生徒達を丁寧に指導し、
年齢男女問わず一定の人気がある先生でした。
しかし、最近はなにやら忙しそうに学校の中や屋上を行ったり来たりしていました。

「せめて斉藤先生が元気になるようにと思って手作りのお弁当を作って来たんだけど、忙しそうにあちこち歩き回ってるからなかなか渡す暇がなくて。」

どうやら、マルクルルの体調が悪かった原因は恋の悩みのようです。
女の子は恋をすると目はいくつかの色を失い、舌はいくつかの味を失い、指先は震えを起こしてしまうものです。
決して前回フランとゴリラが狂戦士の鎧を着させたせいではありません。

「どうしよう。」
「ウホウホ。」
「そうだ、こんなところにKEEPOUTがあるわ。」
「ウホウホ。」

KEEPOUTは殺人現場などで張られている黄色いアレです。
鉄壁のディフェンス力を誇り、これを張って封鎖しておくと
「ああ、入っちゃダメなんだ。」
と、大抵の者の侵入を拒む強力なバリケードです。
斉藤先生はすごい体育教師なので『無効』とつくアイテム・能力の効果を無視してしまいますが
バリケードやZOC強化なら多分大丈夫のはずです。

「これで斉藤先生を足止めしてお弁当を渡しましょう。」
「ウホウホ。」
「ハラショー!ありがとう、じゃあさっそく斎藤先生に渡してくる!」

こうして斉藤先生を足止めしたマルクルルは「俺の背後に立つな!」と怒られましたが
無事お弁当を渡すことができました。
舌がいくつかの味を失っていたせいでメシマズでしたが、
斉藤先生は何も言わずに全部食べてくれました。
恋の悩みが解決したので、これできっとマルクルルの舌も元に戻るでしょう。

「今日もいいことしたね!」
「ウホウホ!」
「明日も一緒にお散歩しようね!」
「ウホウホ!」
「明日はどこに行こうかなあ。」

めでたしめでたし。