軍事テクニック

申し訳ありませんが、写真などが移転されていないので最初からにさせていただきます。
編集お願いします。


TNTキャノンについて


旧式TNTキャノン

利点
  • 被弾しない限り暴発しない
  • 回路が単純なので修復が容易
欠点
  • 装填の手間がかかる
  • 複合装甲に対抗できる威力・射程が無い
  • 上の欠点を解消すると回路が肥大化する

レールキャノン

利点
  • 射程、威力を上げるのが簡単
  • 耐水弾を組み込むのが容易
  • 方式にもよるが、発射時のタイムラグが少ない
  • 弾薬の補充が容易
  • 爆風範囲が広いため、弾頭の数を増やしやすい
欠点
  • 回路が複雑で組み難い(僅かでも配置ミスをすると暴発する)
  • 被弾したTNTの影響を受けて回路が破壊され、射撃の際に爆発することがある(模擬戦の場合)



通常のレールキャノン

他のレールキャノンよりも単純で作りやすいタイプである。
機構の高さが比較的低くなるため、主に戦闘機の機関砲等に使われる。
しかし、水を置く場所の横に梯子などの(一部隙間が空いている)ブロックをつけないとTNTカートが爆発せずに砲口から出てしまうので注意が必要だ。

現在は航空砲に(飛距離の長居)半没式を搭載することは一般的になっており、非推奨。

※Ver.1.8以降から、梯子はTNTの爆風を弱めるようになったらしいので、トラップドア(ハッチ)などに置き換えることを推奨する(1.7.10でも爆発力の減衰は変わらない?要検証。


半没式レールキャノン

このように、装薬TNTを弾頭TNTより下で爆発させることで砲の弾頭用ディスペンサーの数を多くできる機構である。
耐水弾の発射機構にも使われる方式で、うまく設定すれば耐水弾を1ブロックの穴から発射できる。


この構造は戦車砲にて一般的なタイプである。
基本的な構造は変わらないが、弾頭ディスペンサーの配置が変わっていて、「二点圧縮」の飛距離延伸型である
画像では省いている(入れ忘れた)が、耐水弾を組み込む場合は奥のディスペンサーを撤去して置くと良い。ピストン用の回路は注排水+ゲート開放の回路から伸ばし、RSリピーターを最大遅延(4遅延)で配置する。

後ろ側の回路はこうなっている。注排水+ゲート開放を同じ回路から入力していることが分かるだろう。
装薬の入力には、弾頭用のクロック回路から直接回路を伸ばすと良い。

対水弾について

対水弾の詳細な説明は 複合装甲の利点について  を参照

コメント
  • スナップショット15w14aにて耐水弾が機能しないことを確認。今後砂を利用した耐水弾を使用できない可能性あり。 -- スナイプ (2015-04-02 01:07:01)
  • エイプリルフールですよ、あれ -- SkyLink (2015-04-02 07:30:06)
  • 砂を打とうとするとTNTと一緒に飛びません。どうすればいいのですか。 -- おふざけさん (2015-11-29 11:13:14)
  • 説明うま過ぎワロタww -- おふざけさん (2015-11-29 11:15:13)
  • かなり勉強になります! -- 名無しさん (2017-04-11 20:32:18)
  • 圧縮式レールキャノン拡散型も載せといてください  下部装甲に強いです -- PPP (2018-06-28 17:11:08)
  • ここにある情報から見てお分かりでしょうが、しばらくこのページは更新されていません。更新の意思と技量を持った参加者様の数に対して需要の方が大きい現状です。ですので、情報の古さに気づかれた方が積極的に編集に参加していただけるとうれしくおもいます -- みのる (2018-06-29 23:36:55)
  • 半没式のかいろって、、、? -- 名無しさん (2018-08-23 20:26:47)
  • 更新してほしい -- 名無しさん (2019-03-25 15:19:40)
  • ガミラシークレット -- 最近は、マグマ着火式がスペース狭くできますね。 (2019-07-21 20:46:38)
  • BE最新版にてカート/耐水弾機能せず。エンドクリスタル式キャノンに置き換えよ。(コマンド兵器になるが仕方がない。(どうでもいい)) -- さかな帝国 (2020-05-02 18:26:32)
  • ただし、耐水弾の原理機構(砂透過)は機能しているため、研究の余地あり。 -- さかな帝国 (2020-05-02 18:28:33)
  • BE版 -- まっちゃ (2021-08-16 17:05:21)
  • 最高でした。 -- SIM (2022-02-13 13:39:06)
  • Switchでもできますか? -- sakura (2022-03-04 08:24:10)
  • コメント削除
  • 非ログインユーザー(210.137.184.58)による荒らしコメントを削除しました -- 管理グループ (2022-03-07 23:24:00)
  • スイッチでもできますか? -- pap (2022-10-21 22:20:28)
  • >>pap、超砂は壁を貫通しますし、対潜爆雷さえまともに機能しなくなったりしていますが、単純な方式の対水弾なら撃てますし、しっかり水中で爆発してブロックを破壊してくれますよ。 -- 名無しさん (2022-12-13 22:05:40)
  • 統合版で水の中のTNTトロッコが砂を飛ばしてくれないんですけどなぜかわかる人いますか?説明お願いします -- 名無しさん (2023-03-28 21:45:55)
  • Switchだと出来ない(TNTが砂の上に乗っかる) -- 名無しさん (2023-12-31 18:51:26)
  • なるほど -- はー (2024-02-26 18:17:43)
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対水弾一問一答

この項では対水弾に関するわざわざ長い文章を書くまでもないことを一問一答方式で一言程度で簡単に説明します。
随時更新予定です、
+ ...

Q1.対水弾ってそもそも何?

水流装甲に対抗すべく開発された、軍事部でも広く用いられている技術です。TNTをそのまま水流に当ててもブロックが破壊されないのに対して、どうにか破壊したいという軍事部の有志が開発しました。
着火状態のTNTは砂や砂利といった落下ブロックを透過し、また落下ブロックはTNTキャノンに突っ込んで発射しようとするとTNTと同じ挙動で飛びます。そこに着目した有志は、「TNTと落下ブロックを重ねて発射する」という発想に至り、実際に今日まで使われています。


Q2.対水弾の仕組みってどうなってるの?

大雑把に言えばこれです。
TNTの上に砂を設置しています。この状態でTNTに着火しますと、無論TNTは落下し、それと同時に真下のブロックを失った砂も落下します。落下地点ではTNTと砂が重なるという現象が起こります。
砂と重なった状態のTNTは水と接触しません。つまり水の影響を受けないため、普通と同じように周りの地形が破壊できます。
これをTNTキャノンにどうにか組み込めば、対水弾の飛ばせるTNTキャノンの完成です。

詳しい説明については 複合装甲の利点について に詳しく記述してあります。複合装甲に関する説明と合わせてご覧ください。


Q3.砂をTNTと重なるように置いてみたけどTNTが出てこなくなった

事実と異なる解説がされていたため削除しました。(Zetashea,0707,07:18)

Q4.ちゃんとピストンで押し出すようにしてるんだけど、今度は砂が消えた

事実と異なる解説がされていたため削除しました。(Zetashea,0707,07:18)

Q5.対水弾に使用できる落下ブロックを教えて

筆者が普段使用しているMinecraft1.7.2では、砂・砂利・金床が落下ブロックとなっています。
ただし対水弾に使用できるのは砂・砂利の二種類のみです。
金床については筆者が検証したところ、そもそも金床と重なった時点でTNTが無効化され(金床自体が「金床装甲」と呼ばれて装甲化されるほど硬く、金床の中に閉じ込められたような状態のTNTはその爆風を全て金床に吸われているんじゃないかと推測します)通常弾としてすら使えませんでした。

随時一問一答を追加して頂きたいです。

ドロッパー系回路

DCC

DCC(Dropper_Counter_Clock)
DCCとはしろくろはいいろ氏によって開発された機構。いつもはコンパレータからのクロック信号をリピータで直接発射用回路に伝えるのを、自分が指定(ドロッパー内のアイテム数)したクロック数で発射させるもの。
一般的にDDCCより汎用性で劣るが、その代わりドロッパー系回路の中では単純な構造になりやすいのでドロッパー系回路の入門にはうってつけ。

DDCC

DDCC(Double_Dropper_Counter_Clock)
DDCCとはしろくろはいいろ氏によって開発された機構。先のDCC機構に加え、カート回路と弾頭回路の間にもドロッパーを追加し、自由に装薬量を調整できるようにしたもの。筆者が確認した限りでは最大21クロックでの射撃を可能にしたものもあるように高い汎用性を持っている。

LDCC

LDCC(Lever_Dropper_Counter_Clock)
LDCCとは中村氏によって開発された機構。DDCC機構が弾頭回路へのロックを他に用意したドロッパーに担わせるのに対して、本機構ではレバーを使って行う。一般的にDDCCより汎用性が低く、明確に装薬装填時間を決められないのが欠点だが、構造が簡便で初心者向け。本機構を作れればたぶんDDCCも作れる。

発展型ドロッパー系回路

+ ...
TADS
TADS(Top_Attack_Dispenser_System)
TADSとはがる。氏によって開発されたDCC系機構用のシステムの一種。
DCC系機構で一時的に弾頭装填を停止することで、DCなどの旧式榴散弾を発射できるようにしたもの。
一時的に停止する機構はこれまで複数が開発されたが、現在主流なのはしろくろはいいろ氏によって開発されたロケット花火を感圧板で感知するタイプ。
CADS
CADS(Clock_Adjustment_Dispenser_System)
CADSとはDAZ_128氏によって開発されたDCC系機構用のシステムの一種。
上記のTADSの完全上位互換で、時間差でTADSを二回作動させることで、より長い時間弾頭装填を止めることが可能。
効果は敵の装甲に確実に弾頭をお届けできるらしい。(よくわかっていない)
SDCC
SDCC(Sand_Dropper_Counter_Clock)
SDCCとは、TDCCの派生型で、TDCCが発射タイミングの調整を主目的にして居るのに対し、SDCCは超砂を実現するために装薬装填後又は装填前にクロック回路を一時的に遮断し、砂装填時間を作る機構である。
装薬装填前にクロック回路を遮断する場合は装薬用ドロッパーへの回路を遮断し、装填後の場合は弾頭用ドロッパーへの回路を遮断する。
TDCC
TDCC(Three_Dropper_Counter_Crock)
TDCCは、DDCC機構に発射タイミングを制御するDCCを追加で取り付けたものである。
また、制御内容が砲の種類によって多少違いがある。
滑走砲の場合は着火タイミング、アクティベータレールを使ったキャノンの場合は弾頭クロック開始タイミングを制御する。
唯一の欠点は超砂運用が不便なことであり、マルチヒートでの運用が主となるため砂積みには向いていない。
QDCC
QDCC(Quad_Dropper_Counter_Crock)
QDCCは、SDCC機構とTDCC機構を同時に扱える機構を指す。
超砂運用が難だったTDCCの弱点を克服し、相手への砂積みも容易となっているが、設定の幅がかなり広いため設定探しに莫大な時間を要する。
FDCC
FDCC(Fifth_Dropper_Counter_Clock)
FDCCとは、QDCCから派生したDCC系回路の一つで、名前の通りドロッパーが4つのQDCCに天板開放型超砂装填機構の為の天板開放ピストンの動作タイミングを調整するために1つのドロッパーを追加したもの。
HDCC
HDCC(Half_Dropper_Counter_Clock)
HDCCとは、上記のFDCCに弾頭を半減させる為のタイミングを調整するドロッパーを追加したもの。最新の模擬戦戦車は高度な砂排除システムである投下装置と呼ばれるものを装備しており、これに対抗して弾頭を減らす事で効率よく砂を積むことができるようにしたもの。
XDCC
XDCC(未知数のX+DCC)
XDCCとは、QDCCまたはFDCCに中落ち機構とHDCCの要素を組み合わせたもので、最新の模擬戦において主流となっている。中落ち機構は榴散弾におけるクロック遮断開始タイミングをドロッパーで自由に制御できる機構となっており、多種多様な榴散弾を発射できる。XDCCはDCC系の集大成的な機構で、これまでに出てきた機構で可能な動作のほぼ全てを網羅している。

艦艇について

非装甲艦艇のTNT砲

工事中

装甲艦艇のTNT砲

工事中

戦車について

複合装甲の利点について

+ ...

はじめに

複合装甲 ―― その仕組みと利点

+ Read?
Thanks!

はじめに

  • 正直、中間に水入れるメリットはないと思う -- Aさん(仮名)
  • どっかにあなあいたらそっから浸水して回路を破壊する確率が上がる -- Aさん
  • どうだろ -- Bさん(仮名)
  • 戦車の構造に依るけど、正面装甲に水流入れてもメイン回路には浸水しなさそう -- Bさん
  • まあ構造にも依るけど -- Aさん
  • 少なくとも、ないものよりも確率が上がるのは確か -- Aさん

これは、とある日の軍事部員のやりとりです。
ここでAさんの「中間」とは、戦車の外装甲と内装甲のあいだ ―― つまり、「複合装甲」と呼ばれる構造において、内部水流の行きわたる空間のことを指します。
Aさんはこの会話で、戦車の装甲に穴が空いたとき、水流が戦車砲のレッドストーン回路を破壊してしまうのではないか?という指摘をしています。

もちろんそれは、Minecraftの戦車戦では大いに発生しうる状況です。戦車の天板が破壊されて、真上から降ってきた水が、回路をあっという間に破壊してしまう……。大変なことです。継戦能力が無に帰します。場合によっては、漏水に気づかずにトリガーを押して、暴発・大破などということも。
しかし、ただそれだけを理由に「メリットはない」と言い切ってしまっていいのだろうか? という疑問を否むことはできません。複合装甲を使って水流による自壊を許してしまうのと、複合装甲を使わずに敵に撃たれるのと、比較をしてみる必要があります。一体全体、どっちの方がヤバいんだ?ということです。

読者のみなさんもご存知であろうと思いますが、事実として複合装甲は、戦車の生存性を高める技術として、非常に単純かつ有用です。先人により提唱されて以来、複合装甲は、姿を少しずつ変えながら、非常な長きに渡って用いられてきた技術です。その歴史には、理由があります。
そこで、ここでは次のような内容を検証・解説します:
  • 複合装甲ってどういう仕組みなんだろう?
  • 複合装甲はどうして優れているんだろう?

ぜひこの記事を読んで、複合装甲をよく理解し、実際の開発に役立ててみましょう。
もう豆腐なんて言わせない。作り方を工夫すればするだけ、あなたのブロック戦車は、びっくりするほど硬くなります!

なお、この記事では、軍事部Wikiではあまり見られない注釈機能を使っています*1。それも一緒に読んでいただくと、記事の理解がより深まります*2


TNTと水 ―― 対(耐)水弾とは?複合装甲をわかるために

四角形の面積の公式 ―― 「縦かける横」を理解するには、「かけ算」を知らねばなりません。同じように、ものを理解するには、まずはそれを組み立てている要素についてしっかり知らなければいけません。
装甲とは、砲弾から身を守るための最初にして最後の装いです。そこで、装甲を知るとは、その装甲が耐えるべき砲弾を知るということになります。

すこし、軍事部の歴史の話をさせてください。

Minecraft軍事部 ―― もともとはニコニコ動画・静画のタグとして生まれた言葉です ―― がまだ始まったばかりのとき、そこにあったのは、最も単純なTNTキャノンばかりでした。すなわち、TNTの”炸薬”を用いて、同じくTNTである裸の”弾頭”、独自のことばを使うのであれば、現在言われるところの「通常弾」を発射するキャノンです。
軍事部員たちはしばらく、「飛距離を伸ばす」、そして「弾頭を増やす」ということに没頭していきます。まだディスペンサーさえゲームになかった時代であれば、TNTを積み上げたり、ピストンで試行錯誤したり。ディスペンサーが追加された後には、今度はTNTの起爆時間との戦いになったり……。
しかし、そんな米帝的な技術競争に終止符を打ったのが、「水」でした。

水を兵器にかぶせただけの、水流装甲というものは非常に便利です。たとえばこういう構造:


この装甲に掛かれば、通常弾は原則すべて無効化されます。どれだけ飛距離を伸ばしても、どれだけ弾頭を増やしても、水の中では無力なのです。今日でも多くの戦車で、あるいは発展して複合装甲となって使用されているのは、みなさんも良くご存知でしょう。

正確に言えば、水が爆発を防ぐということはすでに知られていましたし、ある程度意識はされていました。そもそもキャノンの炸薬自体がこの性質を利用したものです*3。海や川の底を掘削するための「対潜爆雷」と呼ばれる機構も当時すでに存在していました。しかし、どうあがいても破ることのできない「水」は、軍事部の、とりわけ陸上兵器を取り扱う人々の間では、さながら現在の黒曜石のように ―― 明らかなタブーではなかったにしても ―― 仮想敵としては最初から想定されていませんでした。

しかし、炸薬や弾頭に関する終わりのない技術競争がいよいよマンネリ化しはじめたあたりで、軍事部員はいよいよ、腰を据えて水と向き合うこととなります。対水弾が、本格的にはじまります。



ここで対水弾の原理をご紹介します。次にお見せするものが、この原理を最も簡単に表しています。


下に見えるのは、グロウストーンの上に水を張ったプールです。その上にTNTと砂があります。
レバーをONに切り替えることで、TNTブロックは着火され、落下します。それにより、支えを失った砂ブロックも同じく落下します。
着火状態のTNTは、砂や砂利などの落下ブロックが同じ座標に入ってくることを妨げません。
つまり2つのブロックは、落下地点で重なることになります。

実際に、ONにしてみましょう。


お見事!TNTは水に浸かっていたように思われるのに、グロウストーンは破壊されてしまいました。
でも、どうしてこうなるのでしょう。



ここでもう一度。水中では、TNTは無効化されます。
しかし、この現象の正体は一体なんなんでしょうか。ひとつの答えがあります。

TNTの爆発の衝撃は、TNTを中心として、その周りに広がっていくものだ、とイメージしてください*4
TNTの衝撃は、当然TNTと同じ座標にも加わります*5。そこから広がっていくのだとイメージするのです。
その上で、TNTが水と重なっているとき、爆発による衝撃は水にすべて吸収されてしまうのだと捉えてください*6

では、対水弾はどうして無効化されないのでしょうか。
砂が水に対して落ちるとき、落下地点の水源は砂に上書きされる形で消滅します。
つまり対水弾の場合、水ではなく砂がTNTに重なっているのです。
このとき、TNTはあくまでも砂の中にあるのであり、決して水の中ではないのです*7
それゆえ、TNTの衝撃は、自身と重なっている砂ブロックに対して作用します*8
またそれによって、砂に隣接していたブロック、さらにそれに隣接していたブロック、……。と、順番に衝撃が伝わっていくのだ、そういうイメージをしてみてください。
ただし、TNTの衝撃は実際には一瞬で伝わるので、隣の隣の隣の……と広がっている途中でグロウストーンに水が流れ込んできて吸収される、ということはありません。


これが対水弾の原理です。このようにして水は破られることとなったのです。そして対水弾の開発が進むにつれ、最も単純な部類の水流装甲は、その効力を失っていくことになります。


なお、対水弾についての主な説明はここで終えることになりますが、もう少し補足しておくと、

  • 砂や砂利、金床など、支えを失うと落下するブロック類は、単に地面に垂直に落下するばかりではありません。
  • 落下中のそれらに、炸薬により衝撃を与えることで、TNT弾頭のように”発射”することができます。
  • それらの落下するブロック類を、着火されたTNTと重なるように発射することで、みなさんもご存知の、実際のキャノンとしての「TNT対水砲」を作ることができます。
  • 実際に作ってみるとけっこう調整が要ります。読者の皆さんに各自で研究していただきたいと思います。


複合装甲、その仕組みと利点

そもそも簡単に紹介すると、複合装甲とは、「水・石・水・石」というふうに交互に配置され、装甲の深いところまで工夫された装甲のことです。
次のような画像は、複合装甲の構造を比較的簡単にあらわしたものになります。すでに対水弾が準備されています*9。この構造を装甲Aとします:


複合装甲においては、装甲内部は何重かの層になっています。そのため、装甲の外側*10から順に、一層目、二層目と書くことにします。

この複合装甲を、以前にも貼った水流装甲の画像と見比べてみてください。こちらを装甲Bとします:



さて、結局、この文章で説明したいのは、つまるところ装甲A*11って装甲B*12と比べて何がいいの?という疑問への解答でした。
いよいよそれを、ここから検証していきましょう。


対水弾に関する解説で、プールの底のグロウストーンが破壊されたのは、砂→グロウストーン→他のグロウストーン→……と衝撃が伝わっていったからだということをお話したと思います。
この考え方によれば、装甲Bにおいては、設置された対水弾の衝撃は「対水弾→土→隣の土→隣の土→……」と伝わっていくはずではないでしょうか。
実験してみましょう。


このようになりました。
予想どおりの結果です。装甲の一番外側*13から伝わってきた衝撃が、装甲の表面から3ブロック分も深い土までを抉り取っています。もしも装甲Bが実際のTNT戦車砲により撃たれ、TNT何十発分にも及ぶ衝撃を加えられたとしたら、たとえこれが石レンガの装甲であったとしてもひとたまりはありません。


では、装甲Aで実験してみた場合、どうなるでしょうか。
結論から示すと、このようになります。


便宜上配置したガラスこそ破壊されましたが*14装甲Aの二層目には全くダメージが及んでいません。


先ほどTNTの爆発の衝撃についてくわしく書きました。この考え方を、この実験にも引き続き使っていきます。


上の写真は、「水と重なっているTNTが、壁の隣にある状態」であると解釈してください。
砂ブロックは、この写真では壁です。TNTは”裸”であり、通常弾のような状態です。
もう一度確認しますが、このようなときには、TNTの爆発の衝撃はすべて水に吸収されてしまいます。この現象を私たちは、「TNTが水に無効化される」と短く呼んでいるのです。

さらに、次に示す画像をご覧ください。このような場合にも、TNTの衝撃は砂には届かないことに注意してください*15


TNTの爆風の衝撃は、TNTそのものの座標を中心にして広がっていきます*16
そして、衝撃の広がった先に水がある場合には、その水にも衝撃が吸収されてしまいます*17TNTと水が重なっていた場合と同様です。
さらに、これも水がTNTと重なっていた場合と同様に、その水から衝撃がさらに広がることはありません。
とにもかくにも、TNTの爆発は、水によって衝撃が吸収され、遮断されてしまうのですね。

つまり、「対水弾→土」と伝わったTNTの衝撃が、「土→水」の段階で水に吸収されていた。その結果、「水→土」のように衝撃が伝わることはなかった。
これが、先ほどの実験で起こっていた現象の正体です。

対水弾とは、TNTや爆発の性質そのものを変えているわけではありません。
どちらかと言えば、TNTの爆発が通用する環境を、砂によって無理やり作り出しているのです。
ここまでの話を踏まえると、複合装甲とは、対水弾の技術で作り出された、TNTが水を貫通する環境を、さらに無効化するための技術である。そのように言い表すべきでしょう。
かつてどれだけキャノンの威力を強めても決して水を貫くことができなかったのと同じように、たとえTNTの何十発が対水弾の一撃に込められていたとしても、複合装甲が用いられるかぎり、その初撃は二層目にはほとんど伝わらないのです。

もちろん、一層目を破壊された複合装甲に、もう一度対水弾を撃ち込んでしまえば、複合装甲はもう一層貫かれることになります。
しかし逆に言えば、たとえば100層から成る複合装甲を作ったとすれば、99回までは対水弾をほぼ必ず耐えられる、そういうことになるのです。

Minecraftで実際に作られるブロック戦車は、幅は7~11ブロック、全長はせいぜい20~30ブロックほどになります。現実的には、対水弾に耐えられる回数は数回程度です。しかし、技術は常に発達しています。現在の複合装甲は、この解説中の装甲Aほど単純な形状ではありません。防御力を少しでも高めるべく、複雑な形状を取るようになってきています。そうして開発される優れた複合装甲であれば、たとえ装甲に使われる領域が狭かろうと、多くの対水弾を弾くことも夢ではないのです。



この文章を書くきっかけは、軍事部員の次のやりとりであったと初めに述べました。

  • 正直、中間に水入れるメリットはないと思う -- Aさん
  • どっかにあなあいたらそっから浸水して回路を破壊する確率が上がる -- Aさん
  • どうだろ -- Bさん
  • 戦車の構造に依るけど、正面装甲に水流入れてもメイン回路には浸水しなさそう -- Bさん
  • まあ構造にも依るけど -- Aさん
  • 少なくとも、ないものよりも確率が上がるのは確か -- Aさん

「中間に水を入れるメリットは、本当にないのか」。その答えは、読者のみなさんがすでにお持ちであると思います。
回路の保護を理由に複合装甲の搭載を見送ってしまったとしたら、あなたの戦車は、対水弾により一発で破壊されてしまいかねません*18
逆に、複合装甲を搭載した戦車が対水弾を3発や4発撃たれてしまって、その傷から回路部分に水が漏れてしまったとしても、その戦車は、2発や3発分は、ただの水流装甲を搭載していた場合よりは長生きできたのだということにほかならないのです。
複合装甲とはこのように、Minecraftにおけるブロック戦車の生存性を大幅に高める、非常に優秀な技術であると言えます。
ぜひ皆さんも、この技術を存分に用い、軍事部での開発生活を豊かなものにしていきましょう。

あとがき

本稿は、2014年の夏に原著者が作成したものを原本とし、同じ著者により全面的に改稿を行ったものです。
改稿者は既にMinecraft軍事部@wikiを退いた身でしたが、2019年12月、Wiki運営に携わっておられる方に自ら改稿を提案し、ご快諾をいただいた上、代理で更新していただいた文章になります。
ご協力いただいた関係者の各氏には心からのお礼を申し上げたいと思います。

解説に見られる誤り、文章や画像に見られる改善の余地、これらは全て筆者の過失による瑕疵です。
Minecraft軍事部@Wikiのアカウント所有者であれば、誰でもこの内容に加筆・修正を行うことができます。

新世代の装甲技術

+ ...

溶岩装甲

溶岩装甲とは、水と溶岩流が接触すると丸石や焼き石が生成されることを利用した装甲。主に地面をえぐり、戦車底部を狙うHESH対策に使用されることが多い。一部では全自動丸石製造機を搭載し、壁を築くような事例も存在する。
展開方法としては、砲身にディスペンサーを配置する場合が多いが、ドーザーや地雷元処理装置を模した物を戦車前方に配置し、そこから展開することも少なくない。

反応装甲

反応装甲とは、現実におけるリアクティブ・アーマーと同様に攻撃を受けて発動する装甲で、トリップワイヤーフックなどでTNTの飛来検知し、何かしらの反応をする装甲。現実の爆発反応装甲を模してTNTやTNTカートで敵弾頭をあらぬ方向に飛ばすものや、エンティティを利用した装甲の再展開を可能にするための倫理装甲というものも存在する。

爆風装甲

工事中

爆発装甲

工事中

編集用コメント欄


  • 梯子は爆風を弱めるようになったので、ハッチなどに取り替えるのをおすすめします。って、日本語おかしくないですか -- 名無しさん (2015-01-03 12:46:46)
  • 参考になりました -- 名無しさん (2015-09-22 15:45:29)
  • 戦車を大きくしないで防御・攻撃ってできるの? -- おふざけさん (2015-11-29 11:17:39)
  • asutako995さん説明めいありがとうございます -- おふざけさん (2016-03-25 19:23:25)
  • 「そしてRさんの「破壊されたら回路に水流が入るんじゃね?」なんてお悩み。これはそもそも、戦車をしっかり設計すればただの水流装甲だろうが複雑な複合装甲だろうが浸水を100%防げます。」のとこRさんになってね?Aさんじゃね? -- フレア (2016-08-01 14:12:49)
  • これもマイクラのすごいところ -- kidotakayosi (2016-10-04 14:57:32)
  • でも今はチョバムアーマーだったけ?そんなので耐水弾防げるnだよね -- おふざけさん (2016-11-06 18:48:57)
  • マイクラはどんどん兵器が出来るねー -- おふざけさん (2016-12-04 17:44:00)
  • ↑日本語おかしくないですか へ おかしいとは思いませんが口調がいきなり変わっているのは少し気になりますね。 梯子はTNTの爆風を弱めるようになったので、トラップドア(ハッチ)などに置き換えることを推奨する。 とかなら違和感がないかもです -- 名無しさん (2017-05-27 11:01:54)
  • ↑あの...別に自分は書いた本人ではないですが二年以上前の質問に返信するのも... -- 名無しさん (2017-05-27 12:47:50)
  • 「通常のレールキャノン」の発射装置の所には何を入れればいいのでしょうか? -- しょぼん (2017-11-04 09:37:37)
  • 上記のニコニコ動画のリンクに飛べばわかるはずです。 -- 名無しさん (2017-11-04 19:17:44)
  • 艦艇の所に、(空欄なので)「艦艇の主砲は戦車に比べて(もちろん航空機よりも)大型化し易く、機構の大型化に伴い弾頭数の強化、射程の延伸がし易い。また、大型艦の巨体を水流装甲で防御する事は困難かつ非現実的であり、こちらの砲弾に耐水弾加工を施す必要はないため、その点に関しては戦車砲より回路の簡略化が可能。」この程度の解説があっても構わないと思うのですがどうでしょうか? -- 通りすがりの名無し (2017-12-09 13:07:18)
  • さーて戦車作るか〜〜(^。^) -- キノコ (2018-03-06 17:17:46)
  • さてと、戦車作るか -- そっつ (2018-07-18 15:54:55)
  • 同じようにプールを作って実験しましたが、重なるもののブロックを破壊できませんでした BEでver.1.5.3です できたらアドバイスをお願いします -- マイクラ兵器UR軍 (2018-08-24 02:05:15)
  • 実験してませんが、水を垂らし、したにソウルサンドを置けば -- まーくん (2018-09-20 18:55:34)
  • 返信が二年以上経ってからとか草、 このWiki機能してなくね? -- R.S (2019-03-06 19:35:22)
  • bo -- miwa0714 (2019-04-28 09:11:18)
  • 確かに。軍事部wikiの更なる発展のためには、皆さん、コメント御願いします(^o^) -- 名無しさん (2019-07-21 20:39:36)
  • ガミラシークレット -- わかりました,,, アー、例えばアクティブ装甲何かもあった、、。 (2019-07-21 20:44:57)
  • ありがとう😃 -- 名無しさん (2019-07-21 20:49:16)
  • アクティブ装甲はどのようなものでしょう? -- 名無しの名無し (2019-07-21 20:52:25)
  • マイクラ戦車におけるアクティブ装甲と呼称される機構は、(多くの場合ですが、)水流によって破壊されうるブロックや、赤石関係のブロックを使用し、水流が展開されることによって、有効化される防御機構のことを指します。ユーザーによってさまざまな種類がありますので、ようつべやツイッターで見てみるといいでしょう。長文失礼いたしました。 -- bisihop1059 (2019-07-21 22:23:14)
  • TDCC SDCC FDCC HDCC XDCC 追加で -- 無名者 (2020-10-10 10:44:37)
  • 上の画像と同じように、TNTの上に砂を置き着火してもブロックの破壊が起きませんでした。 -- クリスタルキャノン信者 (2021-02-14 10:25:52)
  • 着火した瞬間にTNTがずれてしまうのが問題だと考えたのですがどうでしょうか?(ちなみに統合版入れてないSwitch版の最新バージョンです。) -- クリスタルキャノン信者 (2021-02-14 10:27:47)
  • java版1.16.5にて、縦向き設置の鎖が梯子より爆風減衰が少ない可能性を確認(要検証) -- やらと (2021-03-18 01:47:52)
  • ↑鎖は設置向きにもよるが、斜め方向にのみ爆風を大きく通す模様。方角依存等引き続き要検証 -- やらと (2021-03-18 18:25:38)
  • 装甲関連では、他に卵分離装甲 アブゾープション装甲 爆風装甲 重金属装甲 ドーザー 砲身分離装甲 単発式底面爆破機構 クロック式底面爆破機構 金床投下装甲 非謀反型金床投下装甲 ボート装甲 爆発装甲(英国面) 爆発装甲クロック式(英国面) 倫理装甲( 高速応答倫理 タイマー付き倫理装甲 クロック型倫理装甲 最速応答型倫理装甲) TNT投下装置 自傷 -- 海軍進出者 (2021-05-05 18:39:19)
  • があります -- 海軍進出者 (2021-05-05 18:40:25)
  • 海軍・空軍系のテクニックはないんでしょうか -- ネストニア (2021-09-09 12:37:01)
  • 発展用ドロッパー回路の工事中のとこ、追加しても良いでしょうか? -- potetoonan1 (2021-09-15 15:52:51)
  • ご自由にどうぞ -- kostlortar336 (2021-09-17 06:56:33)
  • ありがたいです!! -- potetoonan1 (2021-09-17 07:02:41)
  • 作ってみてもいいですか? -- SIM (2022-02-13 13:43:36)
  • とてもわかりやすいですね。 -- sakura (2022-03-02 12:43:05)
  • あまりカートキャノンのことを知らなかったのでとても助かりました。 -- sakura (2022-03-02 12:47:20)
  • 回路のことがよくわからなかったのでとても助かりました。 -- カロリーMOD (2022-06-16 12:47:08)
  • XDCCとかってどっちの方角に撃てるんすか? -- 無名 (2022-08-26 11:13:41)
  • BE版用の説明も欲しいです。 -- わらみー (2022-09-04 08:55:35)
  • beお願いします。 -- anonymouce (2022-10-23 19:29:20)
  • DDCCやSDCC,QDCCなどの、作り方を乗せてもらえると嬉しいです。 -- speed君 (2022-11-04 14:09:28)
  • DDCCやSDCC,QDCCなどの、作り方を乗せてもらえると嬉しいです。+BEもお願い致します。(switch) -- speed君 (2022-11-04 14:12:15)
  • アクセラレータもお願いします -- speed君 (2022-11-04 14:15:26)
  • アクティブ水流装甲って再利用可能なものはありますか? -- アンパンマン (2022-11-26 18:24:58)
  • 最新版のキャノンについて教えてください -- 名無し (2022-12-11 13:15:15)
  • Switch1.20.50です!ddccとかの作り方教えてください -- 名無しさん (2023-12-31 18:53:42)
  • ↑あと耐水弾も! -- 名無しさん (2023-12-31 18:56:40)
  • DDCCとかの解説自体はyoutubeで調べた方がわかりやすいです。switchだと即爆を使ったキャノンは作れませんが、それ以外なら少し昔のキャノンでも結構機能します。 -- 名無しさん (2024-04-25 14:01:31)
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最終更新:2024年04月25日 14:01

*1 こんなふうに!

*2 注釈でより詳しく解説している部分もあります。注釈に書いてあることが詳しすぎてよくわからない、という場合には、ぜひその注釈は飛ばして読んでください。

*3 TNTキャノンの炸薬は、水と重なった状態で爆発します。これにより、炸薬の「爆風」はそのままに、ブロックを破壊する効果が無効化されています。TNTキャノンの弾頭TNTは、この「爆風」によって飛ばされています。

*4 爆発自体はもちろん一瞬です!そういうふうに考えてみてね、ということです。

*5 たとえば、TNTと同じ座標にシルバーフィッシュがいる場合には、シルバーフィッシュにもダメージが加わります。TNTは決して”台風の目”ではないのです。

*6 「World of Tanks」をプレイしている方へ:これはいわゆる「履帯に吸われる」という現象に似ています。

*7 対水弾を使用していると、TNTが砂をほんの少しはみ出ていることがあります。詳しい話をすると、TNTの存在する座標は、TNT内のとある一点がどの座標に属しているかによって定められます。多少はみだしていても、たいていは砂と座標が被ることになり、対水弾として機能します。

*8 先ほど注釈しましたが、TNTと重なったシルバーフィッシュが爆発で死ぬのと同じ原理です。

*9 TNTは着火されると同時にすこし跳ねるため、狙った座標にTNTを落とすことができない場合があります。上部に設置したガラスによりTNTが綺麗に誘導されます。

*10 TNTを撃ち込む側が実戦における戦車の表面であることに注意してください。水のある側、TNTが準備されている側がこの場合の「外側」です。

*11 複合装甲

*12 水流装甲

*13 対水弾が爆発した側。

*14 本記事に用いている画像は、筆者がMinecraftの古いバージョンで撮影したものです。水が溢れないように、現在ではバリアブロックが置かれるところを、ガラスが設置されています。今回の実験では、「砂→土→ガラス→……」という順に衝撃が伝わっていたことが分かります。

*15 まっすぐ届かないとか、水を通じては届かない、という話であり、「TNT→ガラス→ガラス→ガラス→砂」、あるいは「TNT→空中→砂」、というルートで衝撃が伝わるということはありえます。ここで説明しているのは、たとえば黒曜石で作った幅1ブロックの筒の中に「砂・水・TNT」の順番で配置した場合には、TNTの衝撃は砂には伝わらないのである、ということです。

*16 何回も注釈しておきますが、爆発や、ゲーム内部での計算自体は一瞬ですよ!

*17 もちろん、全てが吸収されるわけではありません。上の画像では、TNTから左の水源に伝わる衝撃は吸収されますが、上下のガラスや右の草ブロックに伝わる衝撃は、通常どおり作用します。

*18 複合装甲くらい硬い別の構造の装甲を搭載していたら話は別です。