概要


  • ハイパースピン本体は自作アーケード筐体に組み込まれたPCで使用されることを想定しています。
    つまりPCの電源投入後、Windowsが起動するとスタートアップでHyperspinが起動し、
    後はレバーとボタンのみで操作するように設計されています。
    (キーボードやマウスは使えません。)
    もっと平たく言えば、PCの電源を入れたらHyperSpinしか出来ない
    HyperSpin専用PCとして使うことを想定して作られています。

    このため起動したハイパースピン本体には設定メニューがありません。

    ハイパースピン本体を起動するとセレクト画面のループになり、ESCキーで終了するまで続きます。
    ゲームを選択してもエミュレーターに関連付けされていない状態では無反応です。

  • ハイパースピンが「難しい、分からない」と言われるのはこの「設定メニューがない」ことと、
    日本語の解説サイトがほぼ無いことが原因だと思われます。(当然日本語化パッチも存在しない。)
    もう一つ、日本ではいわゆる「MAME Cab」と呼ばれるアーケード筐体を自作する文化がほぼ根付かなかったことも原因でしょうか。
    …まあ国内で自宅に筐体を置くスペースがある家庭は少ないでしょう。むしろ基盤とコントロールボックスで遊ぶか、
    いっそ本物の筐体にPCを組込む方が多いと思います。

  • 話がそれましたが、「ハイパースピン本体には設定メニューがない」
    「初期設定で本体を起動しても訳が分からない」という所まではよろしいでしょうか。

  • そこでハイパースピンの設定ツールが必要になります。
    それがロケットランチャーとハイパーHQです。
    (ハイパーローンチというソフトウエアがハイパーHQと同じフォルダーにありますが、現在ではあまり使われず、
    代わりにロケットランチャーを使うのが主流のようです。)

  • ロケットランチャーとハイパーHQはどちらもハイパースピンの設定ができるツールですが、
    ロケットランチャーは主にハイパースピンとエミュレーターの関連付けとその他のプラグイン管理に使われます。
    またハイパースピン以外のフロントエンドにも対応しています。
    ハイパーHQはハイパースピン専用ツールで、ハイパースピンの演出に関する設定ができます。



まとめ

・ハイパースピン本体には設定メニューがない

・ハイパースピン本体の設定にはロケットランチャー、ハイパーHQの2つを使用する。






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最終更新:2019年10月06日 21:36