<1.種族クラス選択>
下記の表のうちからひとつ選んで、種族クラスを決定します。これによって能力値と、習得可能なスキルが変動します。
モンスター用種族クラス |
【STR】 |
【CON】 |
【TEC】 |
【LUC】 |
【INT】 |
【WIL】 |
解説 |
バルバロス |
5 |
5 |
5 |
5 |
5 |
5 |
半人半豚のオークなどに代表される、亜人型のモンスター。 |
ワイルドライフ |
7 |
5 |
7 |
5 |
3 |
3 |
天性の狩人としての資質を持った、野生の鳥獣。 |
ミュータント |
6 |
7 |
6 |
3 |
4 |
4 |
不定形や触手から成る、あるいは突然変異した植物などの異形。 |
インセクト |
5 |
5 |
7 |
7 |
3 |
3 |
酸性の体液や粘着質の糸など、虫としての武器を持った魔物。 |
マキナ |
7 |
9 |
3 |
3 |
3 |
5 |
金属で作られたゴーレムや機械人形の類。 |
ミスティック |
3 |
3 |
5 |
5 |
7 |
7 |
霊体や妖精など、実体が儚く不確かな者たち。 |
ドラゴン |
7 |
7 |
3 |
3 |
5 |
5 |
竜や、その眷属たる鱗持つ魔物たち。 |
ナイトメア |
4 |
5 |
7 |
3 |
6 |
5 |
邪悪な技を得意とする魔人や、その眷属たる淫魔。 |
アポストロ |
4 |
3 |
4 |
6 |
6 |
7 |
天人、あるいはその眷属でありながら冒険の障害となる者。 |
<2.総合レベルの決定>
作成するモンスターがどれほどの脅威を持つ存在かを、総合レベルで決定します。下記の表を参考に決めてください。
レベル |
だいたいの脅威度 |
1 |
凶暴な野犬程度 |
3 |
標準的な警備兵のチームで対処できる程度 |
5 |
冒険者や軍人でも駆け出しでは手に余り、いっぱしの腕の者か整った構成が必要な程度 |
8 |
一流の腕の者が必要な程度 |
12 |
厳しい努力を積んだ天才が幸運に恵まれてようやく敵うかもしれない程度 |
15 |
国家規模の対策チームが必要な程度 |
17 |
倒せれば歴史に名を残す英雄の仲間入りができる程度 |
20 |
ちょっと世界が滅びかねない程度 |
<3.各サブクラスへのレベル割り振り>
決定されたモンスターのレベル分だけ、各サブクラスへ自由に割り振ります。
この際、サブクラスはいくつ取得しても構いません。例えば同じレベル6のモンスターでも、レイダー6でもいいですし、全クラス1ずつでも構いません。
(『種族クラスは初期能力値』『それ以外はレベルアップによる差分』と考えるとわかりやすいと思われます)
モンスタークラス |
【STR】 |
【CON】 |
【TEC】 |
【LUC】 |
【INT】 |
【WIL】 |
解説 |
レイダー |
3 |
2 |
1 |
1 |
0 |
1 |
力任せの攻撃を得意とする者。 |
ハンター |
1 |
1 |
3 |
2 |
1 |
0 |
素早さや毒を活かした、技巧的な戦い方をする者。 |
バンディット |
3 |
2 |
3 |
0 |
0 |
0 |
バッドステータス付与や、弱みにつけ込む戦い方に特化した凌辱者。 |
アーマー |
1 |
3 |
1 |
0 |
1 |
2 |
優れた防御力を持つ者。 |
シューター |
1 |
1 |
3 |
2 |
1 |
0 |
飛び道具による戦闘を得意とする者。 |
マジシャン |
0 |
0 |
1 |
1 |
3 |
3 |
魔法を得意とする者。 |
<4.能力値の確定>
能力値に自由に2点を割り振り、能力値を確定します。
<5.能力値ボーナスの算出>
能力値を4で割った値を、能力値ボーナスとして算出します。
<6.副能力値の算出>
能力値から、副能力値を算出します。これは単純に計算のみですが、プレイヤーキャラクターとは計算式が異なります。 下記の表の計算を基本とし、メインクラス特殊能力があればそれも加算してください。
副能力値 |
計算式 |
【HP】 |
【CON】+(総合レベル×7)+10 |
【MP】 |
【STR】+【TEC】+【INT】+【WIL】 |
【VP】 |
【CON】B+【WIL】B+【GL】 |
【IV】 |
(【TEC】B×2)+【INT】B+【LUC】B |
【攻撃力】 |
【STR】B×2+【GL】 |
【魔法力】 |
【INT】B×2+【GL】 |
【物理防御力】 |
【CON】B×2+【WIL】B+【GL】 |
【魔法防御力】 |
【WIL】B×2+【CON】B+【GL】 |
【魔法習得数】 |
(【INT】B-1)×2 |
※ただし魔法系マスタリー未習得の場合は、0扱いとなる
<7.性別の決定>
『男』『女』『ふたなり』『男の娘』『獣』『無性』のいずれかから性別を選択してください。
性別によって、習得可能なスキル、バッドステータスの有効・無効に変化が生じます。
また、『無性』を選択した場合、火・氷・雷・聖のうち、弱点属性を合計2レベルぶん設定してください。魔属性は選べません。
これは無性モンスターが異形の存在である事の表現であると共に、バッドステータス耐性の面で優遇されている事のトレードオフ措置です。
この処理によって弱点として設定した属性は、モンスター用スキルの《弱点:○》と同様のものして扱い、なおかつ本来《弱点:○》を取得したときに得られるはずの『スキルの追加取得』は無しとして扱います。
<8.スキルの取得>
モンスター用スキル一覧から選んで、クラス1レベルにつき、該当のクラスor種族クラスor性別スキルor共通スキルから3つを1レベルずつ上げてください。
ただし、レベルアップしたクラスのスキルを最低ひとつは習得しなくてはなりません。
また、SLはモンスターのGLを超えた値にする事はできません。
加えて、1回のレベルアップにおいて同じスキルのSLを複数回上げる事はできません。
(《弱点:○》による習得だけは例外とし、上記の制限内であれば複数回の選択を行えます。)
(例:GL5モンスター/シューター4/ハンター1の時、弱点2を習得すればハンタースキル《アヴォイド》を5まで習得できます。)
<9.魔法の取得>
【魔法習得数】だけ、魔法一覧から選択して魔法を取得してください。
<10.識別値の決定>
そのモンスターがどれほど珍しいかを表す『識別値』を決定してください。
プレイヤーキャラクターが【INT】判定でこれだけの達成値を出せれば、その生態が判明します。(スキル《モンスターノウレッジ》は有効です)
数値は下記の表を参考に、フランクに決めて構いません。
また判明する生体も、情報量はGMが決めて構いません。が、どのような攻撃が有効であるかを知るために、少なくとも識別に成功した場合は、性別・耐性・弱点ぐらいは教えておくべきでしょう。
概要 |
識別値 |
一般常識で誰でも知っている |
0(判定不要) |
『田舎だと常識』とかのレベル |
7 |
有名なモンスターのやや珍しい亜種など |
10 |
被害や発見報告は、国内でも年に1回あるかないかレベル |
13 |
専門的な文献に名前ぐらいは載っているかもしれないレベル |
16 |
幻の珍獣レベル |
20 |
最終更新:2014年07月13日 20:45